峰猫屋敷

覚え書と自己満足の場所

のーみそ

2006年11月04日 09時14分02秒 | 実家の話
しばらくグロテスクな画像が続きます。
でも、みんな自分も持ってる物だから。


これは、父方の祖父が所有していた模型です。
これを使って、なんか仕事してたの?
ちなみに、医者ではありませんでした。祖母と同じ趣味だったのかしらん。

この模型、バラバラになるので内部も見えます。






こちらは祖父の顕微鏡。




今では珍しいのかと思ったら、次男いわく、
「学校にあるのも、こんな感じだよ。もっと軽いけど」 とのことでした。



               


【私信】

夢枕 獏 の 『神々の山嶺』、数日前に読み終わりました。
20代の頃、新田次郎の山岳小説を読みあさっていた私にはグーな小説でした。
すごく面白かった。
この本を薦めてくださった美しい貴女に感謝します。


父方の祖母の絵 ・ 人体解剖図

2006年11月03日 07時56分02秒 | 実家の話
これは、父方の実祖母が描いたようです。
彼女は私が生まれる前に亡くなっているので、私は知りません。
話に聞くところによると、なかなか面白くて度量の広い女性だったようです。

この絵は元は丸まった和紙だけの状態で出てきたものを、数年前の祖母の五十回忌のときに母が表装したそうです。

大き過ぎて、携帯カメラではうまく写せませんでした。







なかなか良く描けていると思いますが、よく見ると、「第参学年」 と書いてあります。





父方の祖父は養子なので、祖母の苗字は元々 「西」 でした。
九州・福岡出身です。

第参学年というと、たぶん女学校3年だろうと母は言います。今の中学3年生。
これはいったい、学校の課題として描いたものでしょうか。
明治生まれの祖母の女学校時代って、このようなものを描かせたのでしょうか。
それとも単なる趣味?

もしかしたらもしかして、祖母ったら変わり者だったのかしらん。





桃仙人

2006年11月01日 09時14分31秒 | 実家の話
これも物心付いたときから、母方の祖父母の家にありました。
桃を持っているから、「桃仙人」 と呼んでいます。

桃は魔除けになるらしいし、「桃源郷」 というように、縁起の良いアイテムのようです。





2015.11.25 追記
ふと思い立ってよくよく見たら、作者は小野田晴正氏という方のようです。

とんび

2006年10月30日 09時38分56秒 | 実家の話

20代の頃から、「これ、欲しい」 とツバつけておいたものを昨日、やっと持ってきました。
母方の祖父の物であった、とんびです。
インバネスとか二重回しともいうようで、これを着ている有名人といえば、
熱海の貫一や金田一耕助など。

「自分に息子が生まれたら、絶対着せたい」 と思っていたのでした。
身長が170センチに達した次男に、昨夜着せてみたら、むふふ。
なかなかイイじゃ~ん。

夜は甚平を着て、剣道の稽古にはゲタを履いていく次男。
こーいうのも嫌いじゃないみたい。











母方の祖父母の半立体的肖像

2006年10月29日 08時16分21秒 | 実家の話
やたら重くて大きくて、うっかり壁に掛けたら落ちそうな品。
ここに画像だけ保存して、涙の廃棄となるでしょう。
今までも人目に付かないような場所に仕舞われてたんですけど。

 
                


何度か書いているように、今、実家が引越し中です。
父は8年前に他界。 妹は仕事が忙しいので、77歳の母も諸手続き・諸連絡・片付けに大忙し。
元々引っ越したくて引っ越すわけじゃなし、母は心身ともにクタクタ状態です。

そんな母を励まそうと、私は言いました。

私 「ねえ、今度の引越し先、近くに良い公園があるよ。 
   毎日そこに散歩に行くと、同年輩のボーイフレンドができるかもよ

母 「同年輩…? いやだ もっと若いのがいい」

私 「・・・・・いくつくらいが好みなのよ・・・」

母 「そうねえ。 30から40くらい。あら、自分の息子より若いわね。ほほほほほ


おおおお、おかあたま・・・・・。





ないす、ふぁいとっ 







父の遺品 ・ キリストの絵 

2006年10月27日 09時03分50秒 | 実家の話
父は仏教徒でしたが、いろんな宗教モノを集めてました。
これも父の寝室にあった絵。
高価なものではありませんが、ちょっと面白いです。



トリノの聖骸布」 の、顔の部分の絵です。(この画像では、顔がはっきりし過ぎてますが)


少し角度を変えると……
おやおや?





顔が半分現れて……
さらに斜めにすると……





若きキリストの絵が現れます。


よくある、角度が変わると絵が変わるってだけのものですが……

聖骸布の画像だけ、後日もう一度取り直したら、なな、なんと





右下に何か映ってるぅ~。
天使 







じつはこれ、美輪明宏さんが 『愛の讃歌』 を歌ってる録画を見ながら写真撮ったから、
額のガラスに、テレビが写り込んじゃった…というワケでした。

さすがは美輪さん。キリストと同席するなんて。
しかし、びっくりしたぁ~。





発掘品

2006年10月21日 15時21分29秒 | 実家の話
タンスから出てきた、母の古いハンドバッグ。
その中から出てきたもの。

 
最初に買ったテレビの預り証、領収書など。昭和32年だったのね。



 
初めて入った黒電話の加入権譲渡承認通知書。こっちは昭和35年。




 
もしかして私? の言ったことを書きとめた紙片




そして、小さな写真が2枚。


 
女学校時代の母 (真ん中) と親友


 
父と………???


真ん中に立ってるのが父ですが、最初は友達と写っているのかと思いました。
しかし、それにしては友達に較べて父は老けてないかい?

よく見たら裏に、「大助先生」 と書いてあったので、
中学校の国語の教師をしていたときに、教え子からもらった写真らしいとわかりました。


兄の作った人形

2006年10月14日 09時18分49秒 | 実家の話
昨日、コメント欄に3番目の兄の作った人形のことを書きました。
じつは、前からネタにしようかと思って写真は撮ってあったのですが、製作者本人の了解を得ないと…と思って今までアップしませんでした。
昨日は東京出張がてら片付けのために実家に来ていたので、電話して、
「まあ、ええやろ」 と了解をもらったのでアップします。

兄はネギです。
私はイモです。
ああ。またベタなオバンギャグに走ってしまった。

3番目の兄は、京都の由緒ある神社に勤めていて、今は禰宜 (ねぎ。神職の階級名) です。

その兄が平成になって間もなく、大きなお祭りのために東京に1年ほど出張となりました。
実家が東京だから住むとこにも困らないし。

そのとき、その祭儀の役割を果たす人々の衣装などを細かく再現した人形を作りました。

ほとんどが今はどこか別の場所に保管されていますが、何体かは実家にありました。


 トップ画像の人形も、分かり易いように役割を記した旗を立てています。







大きさは、3センチくらいかな。


兄は小学生の頃から日本史大好きで、その頃から既に歴代天皇を暗記したりしてました。
5人兄妹のうちで3番目の兄だけが左利きで、3番目の兄だけが絵が上手く、
子供の頃から馬に乗った鎧武者の絵など描くのが上手でした。
私は兄の絵の上手さと、左利きに憧れていました。

そんな兄が、ある日私の描いた絵を見ていいました。
「へえ。 おまえ、ホントは左利きなんじゃない?」
私は、よくわかんないながらも絵を褒められたのかと思って照れました。
「えー? そんなことないとおもうけどぉ」
すると兄は、いいました。
「利き腕で描いたにしては、ヘタすぎる」 



明日からまた私のヘタな絵をアップします。 











祖父の肖像

2006年10月09日 13時46分17秒 | 実家の話
これも昨日、実家の屋根裏から埃だらけで出てきた母方の祖父の肖像画です。
どっか、然るべき場所に飾っとけばいいのに。


                 


今日は次男に付き添って、某高校の体験入学に行って来ました。
長男が中3の時も何度か行きましたが、改めて 「自然に恵まれた場所だ…」 と思う高校でした。
授業さぼって遊ぼうにも、カブトムシ取ったり 狸や野ウサギと相撲取ったりするほか、遊びようがないような自然環境。

次男はその環境に惹かれて、「ここ、いいな~」 と言ってましたが、
問題は学校の方で入れてくれるかどうか…です。
もう少し勉強してよ。

たぶん曽祖父

2006年10月08日 21時41分54秒 | 実家の話
次男といっしょに実家に行ってきました。

屋根裏 (最近の家ではロフトとか言うらしい) を片付けていたら、母方の祖父母宅に昔飾ってあった写真がありました。

じつは、私は小さい頃、この写真をアメリカのカウボーイの写真だと思ってました。
大きくなってから母方の祖父の実父らしいと聞いたのですが、
よくよく見ると、どう見ても日本人じゃん。
子供の思い込みって、面白いですね。
でも、なぜそんな突拍子もないことを思い込んでたんだろう…。



片付けませう

2006年10月07日 15時08分32秒 | 実家の話
来月、実家の引越しが決まりました。
片付け部隊として、果敢に第一線にて奮闘努力する所存であります。( ̄^ ̄ゞ ケイレイ!!

なんせ両親双方の先代からの物からあるので、どうすんべ。
トップ画像のような彫像とか。
もちょっと下までお見せします。
ゲージツです。ゲージツ。




こんなのもありました。
金属類を供出していた戦時中の湯たんぽ。
その名も 国策湯たんぽ
陶器でできてます。



しばらく想い出の保管場所として、ブログを使っちゃおうかな。


                 


ところで、金魚の「黒井さん」。
背びれ・尾びれ・胸びれの先に黒を残して、あとはほとんど「金井さん」になりました。
(でも、名前は黒井さん)
来年はいいことあるぞー 







9月28日の、『今時ワープロ』 記事内の黒井さんの画像を、うっかり削除していました。
再度アップしましたので、今日の画像と見比べると彼の変化がわかります。