峰猫屋敷

覚え書と自己満足の場所

てゑ 

2008年01月17日 14時35分17秒 | 最近の出来事
身内以外でタイトルの意味がわかる方はいらっしゃるでしょうか。
いませんか? はい、いませんね。

「てゑ」 とは、母方の祖母の名前です。 (わかるわけない
読みは、「て・うぇ」 と教わりました。
最近の子どもの名前は個性的なのが多くなりましたが、明治大正生まれの女性には及びません。

16日は、その祖母の命日でした。
孫の私が言うのもナンですが、素晴らしい女性でした。
高校時代いっしょに暮らしていましたが、火鉢の横でいつも静かに笑っているようなイメージがあります。
妹が生後数ヶ月のときに同居し、3歳の誕生日直前に亡くなりましたので、妹のお守りもしてくれました。
陽の当たる縁側で、よく絵本を縦に積み上げて遊んでましたっけ。

母方の祖父母の墓は京都と東京の2箇所にありまして、京都まで行けないから東京の下高井戸に行きました。
16日はちょうど世田谷のボロ市。
せっかくなので、お墓参りの後、下高井戸駅から東急世田谷線に乗って上町まで行きました。

東急世田谷線、昔の「玉電」も、今はすっかり新しくなりました。



2006年5月29日「大黒様の話」にも書きましたが、父は生前、よくボロ市に出かけていました。
12月は 「納めのボロ市行かなくちゃ」 と出かけ、1月は 「初ボロ市行かなくちゃ」 といそいそと行っていました。
(毎年12月15・16日と1月15・16日に開かれる)

昔、何度か一緒に行きましたが、今回は20数年ぶりでした。
記憶にあるボロ市と、少し違うような気がしたのは父がいなかったせいかな?


店を見ながら歩いていると、托鉢僧がいました。
可愛らしい女の子がお布施を入れると、経文を唱える声がしばらく響きました。




その後 母もお布施を入れましたが、今度はお経が短めに聞こえたのは、
まあ、しゃーないわな。



                         


ゴールデン街様より冊子が届きました。 
ご住所のわかっている方は明日発送できると思います。