チックの道草・きのこ            

春の山菜から秋のきのこ&庭の野鳥と草花など
小さなコンデジで撮ってます(*^-^*)
 

新聞記事に見るハナイグチ(落葉キノコ)事情

2022-10-08 20:11:41 | きのこ
曇り、20時現在最低2時44分8.2℃、最高12時24分14.3℃。

今朝も寒くてストーブを点けたです(*^-^*)。

北海道新聞の朝刊にハナイグチ=落葉キノコの記事が載っていた。


(・_・D 読んでいくと

『落葉キノコ 最近なぜ採れない?』と
<「ここは所有者の許可がないと入れないから、まだあるほう。子どもの頃はカラマツ林の一面にラクヨウが出て、座ったままで採り放題だったんですが…」。福井さんはそう話す。>とあるけど、
<ラクヨウは樹齢15~20年程度の若いカラマツに出やすいとされる。大量造林されたカラマツがある程度成長した60年~70年代を中心に、ラクヨウが大発生したとみられる。福井さんが少年だった80年代ごろまでは、その名残があった可能性がある。>
とあるから、発生量が少なるのは自然な成り行きかと。

<本州の研究では、ラクヨウは樹齢70年以上のカラマツにもある程度出続ける。だが、林床に他の植物が生えてその根が張り巡らされると、地中の菌糸からキノコが出るのも妨害されてしまうのだ。>
ということは、戦後に植えたのだから樹齢70年として、発生してもある程度しか出ないよね。

採れなくなった理由として
<ところが70年代に入って炭鉱が次々に閉山。坑木用のカラマツ林の多くは手入れされず事実上、放置された。北大大学院農学研究院の玉井裕教授(林産製造学)は「菌根菌は根元でなく、根が伸びた周辺に出るが、間伐されずに木の間隔が狭くなると、出る場所がなくなる。さらに問題なのは、林床に生えたネマガリダケなど他の植物」と指摘する。>と書いてある。

「林業活性化で再び大発生も」は
 <最近は木材の価格高騰で、道内でもカラマツが再植林される傾向にある。山林所有者が管理を適切に行えば、林業の副産物(特用林産物)としてラクヨウが再び大発生する可能性もありそうだ。(編集委員 和田年正)>
ということは、樹齢15~20年程度の若いカラマツに出やすいのだから、10数年もすればいっぱい出るな。(それまで体がもつかな)

ただね、ササが多い地面には出ないょ。
下草刈りと間伐だけど、最近は落葉松に限らず間伐した際の枝をそのまま放置している。放置するのを止めて欲しい・・・落葉キノコ以外の私の大好きな菌根菌が出なくなってる(ノД`)シクシク。そして腐朽菌が多くなったと思うけどな。

と、まぁ新聞を読みながら思った・・・食キノコ大好きなど素人のたわごと??!かしらん(*^-^*)。