美術の学芸ノート

中村彝などを中心に近代日本美術、印象派などの西洋美術の他、独言やメモなど。

12月17日(木)のつぶやき

2015-12-18 03:18:39 | 日々の呟き

@6jigen
幼子イエスと聖母がそれぞれに回転し、同時に一緒に大きく回転しているムーヴマンが感じられる。アナモルフォーシスへの予兆はある。周りの風景もちょっと奇妙な感じがする。


しかし、なぜ江戸博で。 twitter.com/6jigen/status/…

Riki66さんがリツイート | 2 RT

茨城県近代美術館蔵、靉嘔「レインボー北斎」は、なぜ「北斎」なのだろう?
この作品の源泉を探ると、、、
2つの数式はアインシュタインがらみ、、、
作品の中の署名は何と書いてある?
その読みは?
etc.etc....


美術作品を見る楽しみのひとつは、作品に意図的に、または殆ど無意識に、作者によって仕掛けられた謎を解くことにあります。
この謎に気づくことが第一段階。
次にこの謎を解くことが第二段階。
謎が解けると作者の気持ちにかなり近づけます。
そして次の段階へと次々と進んでいくのも楽しいこと。


美術作品は、もちろんゲームのような謎など全くないものが普通です。
しかしそれが自己の鑑賞や学問の対象となった時、そこに何らかの意味で謎が出てくるのは、むしろ当然なことです。
自分はその作品を丸ごと愛し、丸ごと鑑賞しているから謎はないということはないのです。


コメント
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