梅雨の晴れ間、お山に行ってきました。
サンコウチョウの声が聞こえないし、じっとしていても、ちらっとも見られない。オオルリが鳴いていて、林の低い所の枝に一瞬止まったのを見ただけ。
それで時間は経ってしまったので、帰ろうと道を引き返しトボトボ歩いていると、来た時とは違い、日差しが出てきてトンボや蝶が盛んに飛び回り始めていました。
すると鳴き声が!
声の方角をしばらく目を凝らして見ていると、木の陰に長い尾羽がちらっと見えました。他の鳥らしき影も。双眼鏡で見たり、肉眼で見たり、遠くて暗くて高くて 一度目を離すと全くそのあたりの位置が分からなくなる始末。
しばらくして、目も慣れてくると、何処かにとまっているように見えたのでそれを撮りました。撮って拡大して見ると巣の様です。別の鳥と思っていたのはサンコウチョウのメスでした。
暗い森では白い腹が少し目立っていました。
巣材なのか、 餌を運んできたのか、雛の糞なのか白いものを咥えています。(巣に帰った時か、飛び去る前か不明)
何となく冠羽が分かりました。
自分には見られない鳥だと思っていたので、感激!
新しいカテゴリーが(カササギヒタキ科)増えてちょっと嬉しいです。
台湾・フィリピンで繁殖し、冬季は中国南部・インドシナ・マレー半島・スマトラへ渡る。
日本では、夏鳥として本州以南に渡来する。
TL♂44.5㎝ ♀17.5㎝