プリント作業に取り組みました。
まずは
薬品を作る事からスタート。
この日の水道水は
ぬるま湯状態だったため
予め冷蔵庫で冷水を準備し
液温を調節しました。
フィルム現像ほど厳密さを求めませんが
正確なプリントデータを得るためには
液温管理は必須です。
最初はコンタクトプリントを作りました。
既にフォトグラム課題にて
暗室作業を経験していたため
スムーズに作業を完了できました。
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休憩をはさみ、授業後半は
いよいよ引き伸ばし作業に着手。
仕上がったコンタクトプリントを見ながら
引き伸ばす写真を選びます。
コンディションの良いフィルムの見極め方を説明し
初体験の方にはプリントしやすい写真を指示しました。
今回の受講生の皆さんは
35mmサイズのフィルムを使用する人が3人
ブローニーサイズを使用する人が2人
経験値は人それぞれ・・・。
引き伸ばし作業にホコリは大敵。
ブロアでしっかりホコリを飛ばす事が大切です。
初体験の方には
引伸機の使い方から、順を追って指導。
経験者の方には
自分のペースでプリント作業を進めていただきました。
多階調印画紙の特性を理解し
適切なフィルター操作、焼き込み・覆い焼きなど
基本的なプリントワークを学びました。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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