作品の完成を目指して
刷り作業に取り組みます。
1作を仕上げるにあたっても
様々な実験をおこなえるよう
準備を進めました。
単色のベタ面の他
グラデーションの下地も刷りました。
そして
写真を製版した画像を一刷り。
この段階で完成とする事もできますが
今回はこの後の作業で
様々な刷りの効果を研究しました。
前回の授業で作った手描き版を
空のスペースに刷りました。
心象風景とも言えるこの部分が
作品の魅せ場となります。
蛍光インクで淡く刷ることにより
太陽に照らされ、うごめく何かを
表現してみたり・・・
こちらは
発泡インクを使用して
凹凸のある画面に仕上げています。
インク面は滑り止めマット(?)のような質感です。
その他にも、いろいろと試作しました。
たくさんの成果物が仕上がり
完成作品を一つに決める事ができない状態で
作業を終えました。
*
これにて
2013年度前期・シルクスクリーンプリント基礎講座の
講座レポートを終えます。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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