美術研究クラブ11月の報告です。
この日も北海道と大阪を
ZOOMでつないで進行。
今回の研究は「もの派」
本活動をナビゲートする私は
1990年代にもの派と称される
作家さんが多く講師を務める
学校に通っていました。
学生当時のノートや
授業記録書籍を見直すなかで
その時には咀嚼できなかった事柄が
たくさんあったことに気づきました。
30年を経て
今更ながら?今だから?
気づくこと、理解できることが
多くあったのは
「もの派」が歴史となり
客観的に捉える視点を持てるように
なったからではないかと思ったり・・・
この日は手を動かすことはせず
授業記録に記される課題文を読み
どのような展開ができるか?
提示された制作物に対する
質疑応答の記述を斜め読みしながら
その場の視点がどこにあったのか
・・・などを考察しました。
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後半は塩を配り
この存在を
どのように捉えることができるか
考える演習に取り組みました。
まずは
袋から塩を取り出し観察。
容器に入れると
たちまち意味を持ったり・・・
形状は
顆粒であったり・・・
塊であったり・・・
圧をかけると型となったり・・・
様々な存在のさせ方を検討し
作品化の可能性についても
話を発展させました。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて
写真・写真表現・シルクスクリーンetc.
表現の研究活動をおこなっています。
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