2カ月間をおいて再開したクラブ活動。
まずは、近況報告から。
創作に関わることに限らず
様々な活動を報告いただきました。
上の写真は私の報告。
ルソン島での滞在話を報告しました。
「大阪洗浄」のロゴが入った缶バッチ。
これは写真洗浄の活動に参加された
クラブ部員さんの報告です。
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今回のお題は「もんきり(紋切り)」
江戸時代に庶民の遊びとして流行しました。
日本の紋(家紋)は
平安時代から貴族や武士が家柄や地位を
表すために用いるようになり、
江戸時代になって庶民の間にも広がり
自由な発想でたくさんの紋が作られました。
それらの紋の一つひとつには
意味や物語があり、
江戸の粋や文化がつまった遊びです。
初日は既存の型紙を用いて
もんきりあそびを体験しました。
作業はとても簡単です。
折り紙に切り込みを入れて
広げると・・・
紋として成立する図柄が仕上がります。
科学技術を介する行為に慣れた
私たちにとって
今回のシンプルな行為のもんきりは
新鮮な体験として
認識できたのではないでしょうか。
次回は各自の興味に絞って
自己流で発展させます。
仕上がった図版は
折り紙のケースに収納して持ち帰り。
このコンパクトさ、魅力的です。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて
写真・写真表現・シルクスクリーンetc.
表現の研究活動をおこなっています。
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