表現研究講座、最終日です。
天候は快晴。
前回、雨天延期となった
“サイアノタイププリント”に取り組みました。
当日はまさにサイアノ日和。
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サイアノタイププリントは感光性が低く
暗室でなくても作業ができます。
まず
2つの薬品を調合して感光剤を作ります。
その後
画用紙や和紙に感光剤を塗布。
しっかり乾燥させると印画紙が完成。
帽子を深くかぶり
太陽光により露光作業をおこないます。
その後は水現像。
水中で青色が鮮やかに揺らぎます。
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以下、成果物の紹介です。
シルクスクリーンの製版原稿を使用。
芝を駆ける馬のサイアノタイプバージョンができました。
蝉の抜け殻をモチーフに露光。
夏の風景を描写しました。
モノクロフィルムを原稿にすると
クウォリティの高い青写真が仕上がります。
数時間の実習で
多様な青の世界を展開させることができました。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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