田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

生越梅林へ、梅を見に行く その2

2025-02-26 11:14:26 | 旅行

 引き続き梅の花が所々咲いている梅園内を散策します。

 

 毎年この呼びかけがされていて、署名のノートが置かれています。さて、「太田道灌」あなたはどれほどご存じだろうか?恐らく一番有名なのは、「雨が降った時に農家でミノを借りようとしたら、山吹の枝を添えた和歌を差し出されその意味が分からずに恥じた」というエピソードだと思います。その次が「江戸城を作った」と言うひどく大雑把な情報ではないでしょうか。

 

 こんなポスターも貼ってありました。さて、大河になったらどんな話になるのやら・・楽しみでもあります。

 

 ステージ前にあるこの梅は、梅園のシンボル的な木だと思います。毎年他より早く咲きそろうのですが、今年はまだまだ早すぎたようで、パラパラ咲いているだけでした。

 

 ステージではミニコンサートをやっていました。日によって、獅子舞などの民俗芸能の展示もあります。

 

 陶器を売る店が何軒か出ていました。この店はちょっと面白い陶器を扱っていました。これはかえるさんでしょう。

 

 これは今年の干支の巳ですが、頭にかえるさんを乗せています。

 

 伏せた茶碗ですが、富士山もに見えます。

 

 ムーミンの家みたいです。まあ、2階建てですけど。

 

 奥の方では、地場産品の売店や食べ物の店が多数出ていました。なかなかそそられる食べ物もありました。

 

 一番奥には広場にシートを敷いて、椅子やテーブルがセットされた飲食エリアになっていました。広場の周囲をぐるりと出店がとり巻いています。

 

 目についたこの看板。小さく「の」を差し込んでいますが、これって元々のデザインなのか?書き忘れたのか?あるいは何か大人の事情があったのか、理由を考えるのも面白いです。

 

 こちらのテーブルベンチのある地面には何かの跡があります。これはこの場所に昔あった木製の展望台を撤去した柱の跡です。老朽化か何かの理由で撤去したのでしょう。梅の花を上から見られる貴重な施設でした。撤去後に代替えの展望台は作られていないので、梅の花を見下ろして、園内を見渡せる場所はありません。

 

 生越町のマンホールの蓋です。梅の花がデザインされています。埼玉県はマンホールカードの発行数が大変多いのですが、越生町は出していません。この蓋のカラー蓋を作って駅前とかこの梅園に設置して、併せてマンホールカードも作れば人気が出ると思うんですが、どんなもんでしょう町の偉い人。

 

 ミニ蒸気機関車のUPです。よく作り込んであります。

 

 サイドはこんな感じです。

 

 さて、園内で気になったのは、このようにキノコが生えちゃってる気が多かったことです。小さなサルノコシカケが密集しているような生え方です。これ以外に、幹の中が空洞化した木とか、その空洞に生えちゃってるサルノコシカケとかを見かけました。立ち木にキノコが生えるという事は、その木が衰えている、あるいは枯れかかっている証です。園内の大きめの梅の木はそれなりに老木なのでしょう。若い苗に植えかえている箇所もありました。

 

 これはベンチなので、そもそも枯れている木材ですが、大きなサルノコシカケが生えちゃってます。

 

 手書きの周辺案内図がありました。正確精密な道路図なんかより、適当に省略してあるこのような図の方が、実は全体像や位置関係が分かりやすいと思います。

 

 最後に、見学を終えて駐車に戻ったら、こいつがいました。汚れて毛玉まみれになっている野生の狐です。ブルブルと震えて、しかも後ろ足を引きずっていました。可愛そうだと感じましたが、かと言って野生動物に気軽に手を差し伸べるのも問題なので見るだけでした。

 

 今年も生越梅林第一次遠征は失敗だったようです。少し咲いていたので完全にダメだった訳ではありませんが、成功とまで言える状態ではありませんでした。さて、もう一度行くことになるか?今のところは未定です。


生越梅林へ、梅を見に行く その1

2025-02-25 11:48:04 | 旅行

 埼玉県越生町にある越生梅林で、今年の梅まつりが始まったようです。2月16日にベルばらスタンプラリーに参加しました。その時に東上線フリー切符を使ったので、スタンプを集めるだけでなく東上線全線の乗りつぶしをしました。駅は沿線情報の宝庫で、そこで「越生梅林 梅まつり」のポスターを見つけました。越生梅林は関東三大梅園に数えられる梅の名所です。

 

 そうか、昨日から(くどいけどラリー参加は16日)始まっているのか。越生支線の終点が越生駅なので、スタンプラリーの時に当然行きましたが、駅周辺で車窓から見える梅は咲いていませんでした。

 祭り初日から1週間たった2月24日(月・祝)に見に行きました。川越からさほど遠くないので毎年見に行っていますが、いわゆる「見頃」に当たったためしがない。1週間前は全然だったけど、ずっと晴天が続いているし、さて今年はどうだろうか?

 

 梅林は駅から少々離れています。越生町は「ハイキングの町」を宣言しており、いくつもコースが設定されていて道案内の看板が設置されています。駅から梅林~その先にある黒川三滝もコースに設定されています。そこで駅から歩いて来る見物客も多かったです。僕は車で行きました。祭の臨時駐車場で料金500円を支払って車を停めました。その他に梅園への入場料金がかかります。

 

 梅林入口に碑が建っていました。

 

 梅園入口にある券売所に昨日時点での開花状況が貼ってありました。早咲きの梅で5分咲き・・・つまり、それほど咲いていないという事です。それゆえ、通常500円の入場料が400円に値引きされていました。24日はステージイベントと猿まわしが行われるようです。今年は見頃には少し早かったという事です。

 

 園内にはミニSLが走っています。これは小さいながら、石炭(無煙炭)を燃料にして蒸気の力で走る本格派で、日本工業大学付属、日本工業高校機械科の実習教材として作成された物を譲り受けたとの事です。

 

 園内に250mほどの線路が敷かれていて、ぐるっと周回しています。写真の左に分岐している線路は、機関車の車庫に向かう引き込み線です。サイズ感は見ての通りで、基本はお子様用です。

 

 ここが、発着場、ホームは無いけれど駅ですね。随時、釜から石炭灰を取り出し、石炭や水の補給をしています。このあたりには梅はほぼ咲いてないですね。

 

 少ないながら咲いている梅の花の向こうを走ります。

 

 咲いている白梅。これが早咲き種でしょうか。

 

 八重咲の紅梅も咲いていました。

 

 日当たりの関係なのか、あるいは品種の違いによるものなのか、かなり咲いている木も少しだけありました。

 

 園内には「福寿草園」と看板があり囲われた場所もありますが、ここにはそれほど咲いていませんでした。

 

 春の訪れを告げる福寿草が地面から顔を出しています。

 

 福寿草園とは他の場所の方が、かたまって咲いている感じでした。

 

 他には水仙が少しだけ咲いていました。

 

 そして、蝋梅の花がまだ残っていました。梅と蝋梅の花を同じ場所で同時に見ることが出来ます。因みに蝋梅は名前に「梅」の字がついていますが、バラ科の梅とは全く違う属です。

 梅、福寿草、水仙、蝋梅と4種類の花が同時に見られました。

 

 この梅の木は銘を「魁雪」という古木です。

 

 生越に最初に植えられた梅の生き残りとの事で、樹齢は600年を超えているようです。

 

 これだけの古木でも、毎年このように花を咲かせています。

 

 園内には数店の売店が出ています。ここは周辺農家さんの直営店で、いろいろな種類の梅の実で、何軒もの農家さんが作った梅干しが、お求めやすい小さ目パックで売られていました。たしか、食品衛生法だかの改正で、そんな民間人作成の漬物の販売が禁止になるなんて報道がありました。さすがに反対意見が多くて、廃案になったのか修正があったのかで、今でもこうして梅干しが売られているのは誠に喜ばしいです。

 

 梅の苗木も売られていました。苗木の後ろには小さな植木鉢の梅が売られています。買い求めている人も多く居ました。しかし、このデカい苗木は勢いで買ってしまうと、持って帰るのに苦労しそうです。

 

 突き鉄砲が売られていました。これは節をぬいた竹の棒でこしらえた空気鉄砲で、濡らして丸めたティッシュを弾にして飛ばします。値段は200円、男の子に大人気でした。

 

 券売所で告知されていた通り、猿まわしもやっていました。これは立てた竿によじ登ったお猿さん。この後てっぺんで逆立ちをしていました。さすがに身が軽い。

 

 梅の花に蜂さんがいました。蜜を集めているのでしょう。梅の木も実を結ぶためには、こうして蜂さんの助けが必要です。でも、この日はこの子を含めて2匹しか見つけられませんでした。

 

 その2に続く。


カメラを持って、入間川散歩。

2025-02-21 14:04:39 | 日記

 大寒波が迫る2月後半の3連休前の2月21日、例によってカメラを持って散歩に出かけました。最近頭上で大きな飛行音が聞こえるので、航空自衛隊入間基地の航空機が飛行訓練をしているのだろうと思いました。引退が近いC-1輸送機でも見られたら儲けもの程度の軽い気持ちでした。

 僕が飛行機を撮るのは入間川にかかる初雁橋が定番です。周囲に高い障害物もないし見晴らしがいいので「飛びモノ」の撮影には持って来いです。ただ、吹きっさらしで寒いです。今回は初雁橋から川越水上公園にかけてのお散歩経路で見かけたものを時系列で紹介します。

 

 最初に見掛けたのが大型ヘリコプターCH-47J、通称チヌークでした。だいぶ遠くを横切っただけなので、これ以上寄りで撮影できませんでした。しかしこの迷彩塗装って、陸上自衛隊の大昔の熊笹迷彩みたいに見えますね。

 

 大型の黒い鳥がバサバサ飛んでいました。体は黒くて顔が白い。これはカワウ君です。

 

 初雁橋の周りを飛び回っていました。止まっている時の首を縮めた姿勢と違って、普通に凛々しい感じです。

 

 こうして見ると、なかなか堂々とした飛行姿です。

 

 初雁橋から入間川上流に見える富士山です。大沢崩れが見えますので、山梨県側の山体です。橋の上で富士山を撮っている人をよく見かけます。

 

 橋の下の河原にカワセミ君がいました。カワセミって自然豊かな山間部の渓流に行かないと見られないと思いがちですが・・・少なくても僕はそう思い込んでいました・・・都市部の水場でもよく目を凝らせば見つける事があります。小さな鳥でしかも動きが早いので、遠くにいるとなかなかファインダーに捉えることは難しいです。

 

 また、カワウ君が飛んでいました。

 

 富士山上空を飛ぶカワウ君・・・の訳はなく、望遠レンズによる画面圧縮効果でそんな風に見えているだけです。

 

 成層圏を飛ぶカワウ君・・・・これも望遠レンズが作り出した画です。

 

 見失ったカワセミ君を、先ほど見掛けたのと対岸で見つけました。

 

 餌の小魚を求めて飛び立ちました。

 

 背中側が青いのがカワセミ君の特徴です。

 

 最大望遠ではこの解像度がやっとです。

 

 橋の上から川の浅瀬に沈んでいるスマホを見つけました。水の中だから拾いに行くのは無理じゃないけどちょっと面倒です。落とした人は簡単にあきらめたのだろうか。

 

 カワセミ君がいた辺りに別の小鳥がいました。これはジョウビタキ君です。

 

 この白猫さんは桜耳なので地域猫のようです。でも、全く近づけませんでした。遠ざかる肉球です。

 

 シジュウカラ君が飛んでいました。

 

 頭上の高い所を飛ぶ機影は、C-1輸送機ですが・・・機首が団子っ鼻。EC-1電子戦訓練支援機です。航空自衛隊入間基地に1機だけ所属する激レア機体です。

 

 川越水上公園のボート池外側の水路でまたしてもカワセミ君を見かけました。さっき初雁橋の下で見たのと同じ子かどうかはちょっと分かりません。水路の壁にある手掛かりに停まって水面を見ています。

 

 水面に向かって急降下します。

 

 小魚をくわえて戻ってきました。どうやら狩りは成功したみたいです。ご飯にありついたカワセミ君は幸せでしょう。食べられちゃった小魚君はちょっと可哀そうですが、それが自然界のあり様です。

 

 また飛び立ちました。まだ食べ足りないのかな。

 

 降下速度が速くて、ファインダーで捉えきれませんでした。完全な失敗写真・・ピントは合ってるんだけどな~。

 

 この前も会った三毛猫さんです。この子も桜耳。やっぱり近寄らせてくれません。

 

 歩き去る肉球です。こんな不愛想なのにご飯はどうしているんだろう?

 

 先ほどのEC-1が引き返してきました。団子っ鼻だけではなく、胴体各所にも黒い出っ張りが見られます。電子戦訓練用の装置らしいです。何しろ諸元が公表されていない機体なので詳細不明です。

 

 機体の用途は電子線訓練支援なので本来は訓練用ですが、強力なECM環境を再現する事が可能で、ECMを行う相手を味方から敵に反転すれば電子戦機になるのだそうです。実はかなり凄いぞ。

 

 スズメ君です。市街地でよく見かけるごくありふれた小鳥さんです。

 

 でも、あらためてよく見れば、しぐさがなかなか可愛いです。

 

 最後に、梅の花がだいぶ丸く膨らんでいました。開花するのはもうすぐでしょう。そう言えば生越梅林の梅まつりがもう始まっています。いよいよ春ですね。


川越食堂、メニュー増えてます。

2025-02-20 18:00:48 | グルメ

 久しぶりに川越食堂の紹介ですが、記事にしてないだけで結構頻繁に通っています。本日2月20日(木)も行って来ました。というのも、つい先日新メニューの「牛ハヤシライス」が発表されて、ぜひ食べたいと思ったからです。

 

 例によって壁貼りの「本日の相場」です。定食類もだいぶ種類が増えています。因みに、D・E・G・H・J定食はありません。音が聞き取りにくくて間違えやすいからだと思います。牛ハヤシライスは定食ではなく¥590です。

 キャベツが高くて買えませんと切実な訴えが貼ってあります。野菜類、高いですね・・・。

 

 定食以外もいろいろあります。ナポリタン(ゴージャス)×4倍定食は¥500です。

 

 これです。普通は80円の具の無いナポリタンにソーセージと玉ねぎの具が追加されて×4倍(僕の実感だと5倍)!!ごはんとみそ汁が付いて定食です。ナポリタンをおかずにして米を食う。

 

 そして今日は、少し悩みましたが当初の予定通り牛ハヤシライスです。味噌汁と煮物付き。ナポリタンは追加で¥80です。安定の旨さでした。

 

 今週の土曜から新メニューの「ハムステーキばくだんおにぎり」が壁に出ていました。よくあるスパムにぎりではなくて、厚切りハムステーキのおにぎり。「そうか今週末からか・・・」と見つめていたら、よほど物欲しそうな顔をしていたのでしょう。特別に作ってくれました。

 

 じゃ~ん!これが現物です。写真では比較物が無くて分かり難いですが、でかいですよ。厚切りハムステーキは、缶詰のスパムのように塩味が濃くないので、ちょうどよい塩梅で旨いです。でも、普段濃いめの味が好みの人は少し薄味に感じてしまうかも。そんな人はナポリタンを追加で注文しましょう。塩味が追加されていい感じになります。両方頼んでも¥380なのでお財布に優しいうえに、お腹一杯になります。

 

 もう1枚壁貼りが目に入りました。僕はまあ、政治的見解は普段は口外しないけど、最近の米政策は上手じゃないなと思います。何しろ、おかわり自由だった川越食堂が、おかわり有料になっているのだから。

 

 ともかくなかなか面白い食堂です。お暇でしたらぜひ食べに行ってください。


東武東上線 町中華グルメスタンプラリー驚きの展開

2025-02-18 11:46:07 | その他

 先日ベルばらスタンプラリーで東上線全線を乗りつぶしました。駅には色々な沿線情報があり、ポスターやらパンフレットやら、なかなか面白い物が目につきました。そんな中から・・・

 

 これです、町中華グルメスタンプラリー。東上線は横浜中華街まで直通運転しているので、最初チラッと見た時には中華街でのイベントのお知らせかと思いました。でも、違いました。東上線沿線の町中華で駅員が激推しする店を回ってスタンプを集めよう!ついでに商品もゲットしよう!!というイベントでした。開催期間は今月(2月)末まで。

 

 沿線をA・B・Cと3つのエリアに分けて、それぞれに所在する店を回り、最低1エリアから1か所、合計で3カ所のスタンプを集めれば景品がもらえます。参加店舗は見ての通り8店で、Aエリアは2店、B・Cエリアはそれぞれ3店です。更には8店中の6店を制覇すれば、更に豪華な景品がもらえます。当然、面白がりの僕は参加しているだろうと思われるでしょうが、まだ参加していません。だって、昨日この情報を見つけたんだから。

 さて、この記事のキモは次の写真です。

 

 これが台紙を配布している棚に貼ってありました。楓林飯店は閉店!です。Aエリアにある2軒の内の1店ですね。イベント開催中に対象店が閉店とは、主催者はかなり焦ったでしょう。それよりも更に、最寄り駅は「ときわ台駅」なので、この店を激推ししていた、ときわ台駅の駅員は物凄く凹んだでしょうね~。ご贔屓していただろうに・・・御気の毒です。