国立劇場では、50周年記念公演として、今月から12月まで3か月連続で「仮名手本忠臣蔵」を上演中。前回、この企画が行われたのは30年前とのこと。と、次回は・・・アラカンの私は、まずこの世にいない。そんなわけで、3か月通しで観ることを決意!まず、ひと月目です。なにしろ初体験なので、ネットで上演時間調べると、11時開演。私、3時には終わるだろうと踏んでいたのですが、なんと終演4時15分予定。軽い眩暈を覚えました。5時間超。アラカンにしては落ち着きのない私に耐えられるかどうか・・・意を決して劇場へ。
開演10分前 口上人形が配役を発表します。これも、通し狂言ならではのご趣向。古式にのっとったもののようです。「飲食しながら、ゆっくりご覧ください」のようなことを、人形が言います。これが、後から禍根を招くようなことになろうとは・・・
今回は、大序から4段目まで。メインは、もちろん判官の切腹。ここで、私、改めて気づきました。今回の忠臣蔵 もちろん、主役は、大星由良之助を演じる松本幸四郎。が、由良之助 判官(梅玉)切腹の場まで出てこない。開演から4時間近く、主役が出てこないとは・・・これも、各段に見せ場がある忠臣蔵ならではということなのでしょうか? 「松の間刃傷の場」など、盛り上がって、いよいよ「判官切腹の場」お馴染みの「力弥 力弥 由良之助は?」「いまだ参上つかまつりませぬ」という場面。私の隣からガサゴソと音が・・・なんと隣の母子連れがチョコレート食べる暴挙。そりゃ、口上人形はそう言ったけど、逆に言えば、この場は「通さん場」と言って、飲食禁止の場。思わず、睨みつけてしまいましたが、まったく意に介する様子なし。マナーの悪さここに極まれりという感じです。
それはともかく、ようやく満を持して登場した由良之助。幸四郎丈のセリフ回しが、また心地いい。最後の「城明渡しの場」まで、貫録の演技でした。5時間超の観劇。さすがに疲れましたが、心地よい疲れでもありました。
開演10分前 口上人形が配役を発表します。これも、通し狂言ならではのご趣向。古式にのっとったもののようです。「飲食しながら、ゆっくりご覧ください」のようなことを、人形が言います。これが、後から禍根を招くようなことになろうとは・・・
今回は、大序から4段目まで。メインは、もちろん判官の切腹。ここで、私、改めて気づきました。今回の忠臣蔵 もちろん、主役は、大星由良之助を演じる松本幸四郎。が、由良之助 判官(梅玉)切腹の場まで出てこない。開演から4時間近く、主役が出てこないとは・・・これも、各段に見せ場がある忠臣蔵ならではということなのでしょうか? 「松の間刃傷の場」など、盛り上がって、いよいよ「判官切腹の場」お馴染みの「力弥 力弥 由良之助は?」「いまだ参上つかまつりませぬ」という場面。私の隣からガサゴソと音が・・・なんと隣の母子連れがチョコレート食べる暴挙。そりゃ、口上人形はそう言ったけど、逆に言えば、この場は「通さん場」と言って、飲食禁止の場。思わず、睨みつけてしまいましたが、まったく意に介する様子なし。マナーの悪さここに極まれりという感じです。
それはともかく、ようやく満を持して登場した由良之助。幸四郎丈のセリフ回しが、また心地いい。最後の「城明渡しの場」まで、貫録の演技でした。5時間超の観劇。さすがに疲れましたが、心地よい疲れでもありました。