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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

80年前のサスペンス劇「夜が私を待っている」

2016-10-27 13:35:49 | 日記
久々の新宿紀伊國屋サザンシアターです。紀伊國屋が、売場縮小してからは、初めて。行ってみたら、今、改装中らしく、営業している売場は1フロアだけ。前は、演劇関係の書籍とか、割と充実していて、観劇前に立ち寄るの楽しみだったんですが···
ただ、いずれにしても、今回は18時半開演。会社終わって劇場向かったら、速攻で劇場入りしないと間に合わないので、寄り道している暇はないんですけどね。
さて、この「夜が私を待っている」という戯曲。書かれたのは80年前。で、行こうかどうしようか迷ったんですよね。やはり、古い気がして。ただ、心理サスペンス劇ということなので、ならば、そんなに古びてないだろうと思い、観てきました。
出演は、入江甚儀 秋元才加 前田美波里らです。舞台は、ロンドン。森の中のお邸で暮らすブラムソン夫人(前田)なかなか気難しい女性で、姪のオリヴィア(秋元)と何人かの使用人と一緒に暮らしています。夫人は、車椅子生活。心臓も弱い様子。そこに、使用人の一人の交際相手の男·ダン(入江)が現れます。如才ないダンを、すっかり気に入った夫人。いつしか彼は、お邸に住み着くようになります。オリヴィアは、そんな彼を胡散臭く思います。そんな折、近くの森でバラバラ殺人が。オリヴィアは、ダンを犯人と疑います。そして・・・というお話。
現在でも十分に通用する戯曲だと思います。ただ、休憩時間含め2時間45分は、ちょっと長い。冒頭の夫人の狷介さ。後半、オリヴィアが、危険な香りのするダンに惹かれていくシーンなどを、ちょっとずつカットして、15分ほど短くすると、モアベターではないかと思いますが。