プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

ハナの差かい!「マイルCS」&大相撲前半戦

2017-11-20 10:53:04 | 日記
さ、負けが込んでいるG1。そろそろ勝たないと ということで、固めの予想してみました。1着に6枠の2頭 エアスピネルとイスラボニータ。そこからヒモにサングレーザー サトノアラジン レッドファルクス マルターズアポジー ペルシアンナイトの5頭。3連単60点買い。もちろん ペルシアンナイトの頭も考えたのですが、いかんせん大外。このレース 3歳馬の成績も良くないということで、切りました。それに比べてエアスピネルのムーア騎手 G16勝中5勝が乗り替わりとのこと。イケる!と思ったんですがね。ゴール前 物の見事に差したペルシアンナイト。私の夢は消えました。デムーロ これで今年のG1 6勝目。さらに10戦連続3着以内だって。参りました。じゃ 来週は無条件でデムーロから買おうと思ったら騎乗馬決まってないだって。なんでやねん!
さ、競馬中継終わったら、大相撲中継。こちらは、私の本命 白鵬が一人旅になりそうな雰囲気。1敗力士の平幕勢 誰か1人でいいから千秋楽までそのままで行って欲しい。にしても、ここにきて一段と相撲が乱れた稀勢の里。心配です。


福井貴一 小須田康人 思わず見入ってしまった「取引」

2017-11-19 11:33:45 | 日記
下北沢の小劇場「シアター711」で上演中のが「取引」観てきました男4人の芝居。私、狭い劇場嫌いなので、ちょっと躊躇したんですが、内容が面白そうだったので、観に行くことにしました。この公演 オフィスコットーネという事務所の制作なんですが、この事務所 割といい作品 提供してくれるんですよ。
この「取引」という作品 FBIの囮捜査を扱ったもの。出演する4人の男優は 福井貴一 田中壮太郎 小須田康人 金井良信。福井はミュージカルで、小須田は第三舞台で、何度も観ていますが、他の2人については、恐らく初めて観るのだと思います。
物語は、アレックス(小須田)とピーター(田中)が、ジミー(福井)という政治家を罠に嵌めようとするところから始まります。ネタは「15階だてのホテルを建設する」というもの。交渉にあたるのは、ピーター。やがて、ジミーは罠にかかります。が、彼らの本丸は、彼の後ろにいるトミー(金井)でした。彼は、次期州知事の呼び声も高い大物。ジミーとトミーは幼馴染で、ジミーを足がかりにしてトミーに接触しようという作戦です。
紆余曲折ありましたが、作戦は成功。さらに、トミーにも賄賂を受け取らせることにも成功。万々歳かと思った瞬間 罠に気づいたトミーが金を返してきます。しかも、この過程で意外な事実が分かります。悪徳政治家だとばかり思っていたジミーが、実は清廉潔白な政治家だったということ。ピーターは「過去に賄賂を受け取ったことのない政治家は狙わない」という信条を持っていますので、悩みます。そして•••
約2時間のお話ですが、なかなか見ごたえがありました。4人の役柄も、性格付けがはっきりしてますので、分かりやすい。骨太のいい作品だと思います。
昨夜は、アフタートークがあり、プロデューサーと女優の松永玲子 出演者の小須田康人の鼎談があったのですが、これまた裏話も多く 楽しませてくれました。

クンツェ&リーヴァイ 花總まり「レディ・ベス」

2017-11-18 11:10:38 | 日記
帝劇で上演中の「レディ・ベス」観てきました。2014年に世界に先駆け日本初演となった作品。ヒットメーカー クンツェ&リーヴァイの作品 小池修一郎の演出。ベス役は花總まりと平野綾のWキャストです。
今回の再演でカットされた曲 新たに取り入れられた曲 両方あり、上演時間も短くなったとの事。私、2014年版も観ているのですが、正直、そんなに印象に残ってない。今回も、花總さんの歌声は印象深かったのですが、楽曲的には、そう印象に残ったものはありませんでした。ベスの役自体も 女王になることを決意した場面で幕となるだけに、「エリザベート」ほどの凛とした部分はありませんしね。私の一番のお気に入りは「我が父は王」ですが、このあたりは人それぞれじゃないでしょうか。おそらく、私は少数派でしょう。
花總さんはもちろんですが、家庭教師役のロジャーを演じた山口祐一郎さんも、冒頭のソロから、さすがの貫禄でした。ほかにも涼風真世 吉沢梨絵 石川禅などが安定感抜群の演技でしたが、今回 特に目を引いたのがベスの母親 反逆罪の罪に問われたアン•ブーリン役の和音美桜。澄み切った歌声で、存在感示してくれました。

昨夜は和物 歌舞伎座で「忠臣蔵」観劇

2017-11-17 11:07:55 | 日記
ブロードウェイ ウエストエンドの公演を観てきましたが、趣向を変えまして和物です。歌舞伎座の11月公演「吉例顔見世大歌舞伎」より「元禄忠臣蔵 大石最後の一日」真山青果の作品です。
見事本懐を遂げた赤穂浪士四十七士の最後の日を描いたもの。内蔵助を幸四郎 浪士の一人磯貝十郎左衛門を染五郎と、来年襲名を控える父子が演じています。主君の仇を討ち、細川家に預かりの身となっている内蔵助に、御使役が一人の小姓を引き合わせます。が、その小姓は、実は女性でした。磯貝の許嫁おみの。結納当日に討ち入りのため姿を消した磯貝の本心を知るために、屋敷を訪れたのです。内蔵助は、2人を再会させます。互いに、相手の思いを知る2人。その直後、吉良家の家名断絶を知らされた内蔵助たち。同時に切腹も命じられます。が、沙汰に満足した内蔵助たちは、堂々と切腹の場へ歩んでいきます。
やはり、日本人の心情によく合うお話ですよね。1時間20分のお芝居。1幕見で観たのですが、江戸情緒に浸るのもいいもの。幸四郎さんの内蔵助 覚悟がにじみ出ていて、観ていると、つい涙が出てしまいます。


ブロードウェイを満喫「ホリデイ•イン」

2017-11-16 10:45:29 | 日記
東劇で上映していた「ホリデイ•イン」観てきました。一昨日が日本橋でウエストエンドのお芝居 続いてブロードウェイのミュージカルと、両方を東京にいながらにして観られるとは、松竹と東宝に感謝です。
「ホリデイ•イン」1942年のミュージカル映画「スイングホテル(邦題)」を舞台化したもの。映画では、ビング•クロスビーとフレッド•アステアが主演したもの。往時のミュージカル いかにもらしい作品です。
ジム テッド ライラという3人のショービジネスに生きる男女。が、ジムは、この世界に嫌気がさし、農場で第二の人生送ろうと決意。ケジメをつけ、ライラと結婚もします。が、そんな時、彼らに、大チャンスが。まだ、この世界に未練があったライラは、テッドと共にもう一勝負します。結果、ジムだけが農場へ。ついには結婚も破談に。
農場の生活も厳しく、あと少しで破産。破談に破産じゃシャレにもなりませんが、悪いことばかりじゃない。農場の前の持ち主リンダは、かつてブロードウェイを目指していた魅力ある女性。ジム 彼女を主役に祝日ごとに、ショーを開くことを計画。農場を軌道に乗せようとします。そんな時、ライラに捨てられたテッドな現れ、またも三角関係(?)に発展し•••というお話。
恋の鞘当てなど、ホントに古き良き時代のミュージカルという感じ。そして「ホワイトクリスマス」などのアーヴィング•バーリンの名曲の数々が、また物語に合う。こういうミュージカルも、またいいものです。