2014年4月16日 41日目 間々田駅 => 野木駅 約4.7Km
西口へと行くと“蛇がまいたの像”というのがあった。
無形文化財の「間々田の蛇祭り」というのがあるそうだ。
それにしてもこの蛇は頭部がいかめしいのに胴体が短くずんぐりしている、ツチノコみたいな姿だ。
間々田駅では休憩せずに次の駅へと向かう。
駅から5分ほど歩いたところに「乙女公園」というロマンあふれる名前の公園があった。
公園の中にある木がなんともユニークな形だ。
人の手で形を整えられたものだろうか、自然の木の形とは思えない。
ここの地名は“乙女”だ。おばあさんが住んでいても乙女だね。
駅の構内に作業用車両が停まっていた。
たしか以前テレビで見た記憶がある、これは線路や路盤を補修する車両に違いない。
車両の下部に付いているこの機械で路盤を直していくはずである。
ここから先もイヤになるほどまっすぐな道が続いている。
踏切から間々田駅を振り返る。
住宅地を過ぎ田んぼが見えてきたところで、わざと舗装されていないほうの道を行く。
このあたりの農家の門はかなりの大きさである。
倉庫を兼ねているのだろうが一般的な民家よりも大きいくらいだ。
蔵も大きい、広い豊かな土地と消費地である東京に近いから収入も大きいのだろう。
菜の花畑の向こうを電車が通る。
まぶしいくらいの菜の花である。
道路も畑もよく整備されているのが分かる。
だが農業は天候しだいでもある。
昔からこのようにして神に良い天候と収穫を祈ってきたのだろう。
マンホールの蓋に「のぎ」と書いてある、野木町に入ったのだ。
線路の向こうにある大きな建物にはひまわりの絵。
建物の雰囲気から役場か学校のようだ。
70キロのキロポストがあった。
これで今回の旅の行程の半分を消化したことになる。
遠くに野木駅が見えている。
駅へと向かう住宅地の角に「猿田彦大神」の碑があった。
駅が目の前である。
駅前のモニュメント。
足元を見ると「町の花 ひまわり」とあった。
さきほどの壁にひまわりの絵のある建物は町役場に違いない。
駅から続く通り。新興住宅地のようである。
まだ午後3時前だ。
西口へも行ってみる。
次の古河駅までは5キロメートルだから余裕で歩ける距離だが、歩き出して3日目なので疲れが溜まっている。
たかが7キログラムほどの荷物だが背負って歩くのが負担でもある。
それに今日はかなり暑かったので汗もかいた。
といろいろな口実をつけて今日はこの駅までとすることにした。
野木駅から今日の宿泊地である小山駅まで戻ることにする。
午後3時なので車内はがら空きだった。
ホテルは駅から程近いところにある。
飲み屋の連なる小道を通ってホテルへと向かう。
名前は「ホテル・グランドシティ」となかなか立派である。
このホテルを選んだ理由は“安かったから”である。
いまどきシングルルームで一泊3千円などという格安なホテルはまず無い。
カプセルホテルでさえも3千円では泊まれない時代なのだ。
部屋は4階にあるのに504号室であった。
どうやら長期滞在者もいるらしく電気ポットなども自由に使ってよいとのことだ。
部屋は30年前のビジネスホテルそのままであった、おもわず「ああ懐かしいなあ」と声が出る。
古くなったビジネスホテルをそのまま格安のホテルとして使っているようだ。
経費を抑えるためチェックインは午後4時から、チェックアウトは鍵をボックスへ投げ入れるだけにして人件費を抑えているようである。
フロントの人は「まだチェックイン時刻じゃないけど」と言いながらも受付をしてくれた。
「いまボイラーのスイッチを入れたばかりだから、お湯はすぐには出ませんよ」
なるほど出来るだけ運用コストを下げようとしているのだね。
客の滞在時間が長ければ廊下の照明も点けなければならないし、エレベーターも動くようにしておかなければならない。
客が午前11時にチェックアウトして次の客が午後2時に到着するのなら、3時間で清掃を終えなければならず人手が要る。
チェックインタイムを遅くしてチェックアウト時刻を早めにすることで少ない人数で運営できるようにしているのだろう。
古びたエレベーターで4階へ行き部屋へと入る。
建物は古いが部屋は十分清潔だし、タオルや歯ブラシなどアメニティも付いている。テレビもあるのだ!
不思議なのは時計が2つもあることだった。
ビジネスホテルには珍しい壁掛け時計。
そして机の上には目覚まし時計もある。
大きくて見やすいからと壁掛け時計を付けたのだが、客から「目覚まし時計がないと不便だ」という声が出てやむなく目覚まし時計も置くようにした、というのが私の推理である。
狭いけど浴槽があるのはうれしい。
さっそくシャツを洗濯する。
この部屋に2泊するので乾くはずである。
風呂に入ってさっぱりしたところで夕食に出かける。
もちろん駅前へ行く。
だが、これはというレストラン、食堂がみつからない。
吉野家などでも良かったが見当たらない。
駅に隣接しているスーパーへ行くと夕方の処分セールが始まっていた。
貧乏がさせる悲しい性分で割引と見るとすぐに手が出る。
割引の弁当を買って部屋へ戻り、もそもそ食べる。
テレビを見ると「今日は各地で夏日になりました」と言っている。
小山でも25.2度を記録したということだ、どうりで暑かったわけだ。
西口へと行くと“蛇がまいたの像”というのがあった。
無形文化財の「間々田の蛇祭り」というのがあるそうだ。
それにしてもこの蛇は頭部がいかめしいのに胴体が短くずんぐりしている、ツチノコみたいな姿だ。
間々田駅では休憩せずに次の駅へと向かう。
駅から5分ほど歩いたところに「乙女公園」というロマンあふれる名前の公園があった。
公園の中にある木がなんともユニークな形だ。
人の手で形を整えられたものだろうか、自然の木の形とは思えない。
ここの地名は“乙女”だ。おばあさんが住んでいても乙女だね。
駅の構内に作業用車両が停まっていた。
たしか以前テレビで見た記憶がある、これは線路や路盤を補修する車両に違いない。
車両の下部に付いているこの機械で路盤を直していくはずである。
ここから先もイヤになるほどまっすぐな道が続いている。
踏切から間々田駅を振り返る。
住宅地を過ぎ田んぼが見えてきたところで、わざと舗装されていないほうの道を行く。
このあたりの農家の門はかなりの大きさである。
倉庫を兼ねているのだろうが一般的な民家よりも大きいくらいだ。
蔵も大きい、広い豊かな土地と消費地である東京に近いから収入も大きいのだろう。
菜の花畑の向こうを電車が通る。
まぶしいくらいの菜の花である。
道路も畑もよく整備されているのが分かる。
だが農業は天候しだいでもある。
昔からこのようにして神に良い天候と収穫を祈ってきたのだろう。
マンホールの蓋に「のぎ」と書いてある、野木町に入ったのだ。
線路の向こうにある大きな建物にはひまわりの絵。
建物の雰囲気から役場か学校のようだ。
70キロのキロポストがあった。
これで今回の旅の行程の半分を消化したことになる。
遠くに野木駅が見えている。
駅へと向かう住宅地の角に「猿田彦大神」の碑があった。
駅が目の前である。
駅前のモニュメント。
足元を見ると「町の花 ひまわり」とあった。
さきほどの壁にひまわりの絵のある建物は町役場に違いない。
駅から続く通り。新興住宅地のようである。
まだ午後3時前だ。
西口へも行ってみる。
次の古河駅までは5キロメートルだから余裕で歩ける距離だが、歩き出して3日目なので疲れが溜まっている。
たかが7キログラムほどの荷物だが背負って歩くのが負担でもある。
それに今日はかなり暑かったので汗もかいた。
といろいろな口実をつけて今日はこの駅までとすることにした。
野木駅から今日の宿泊地である小山駅まで戻ることにする。
午後3時なので車内はがら空きだった。
ホテルは駅から程近いところにある。
飲み屋の連なる小道を通ってホテルへと向かう。
名前は「ホテル・グランドシティ」となかなか立派である。
このホテルを選んだ理由は“安かったから”である。
いまどきシングルルームで一泊3千円などという格安なホテルはまず無い。
カプセルホテルでさえも3千円では泊まれない時代なのだ。
部屋は4階にあるのに504号室であった。
どうやら長期滞在者もいるらしく電気ポットなども自由に使ってよいとのことだ。
部屋は30年前のビジネスホテルそのままであった、おもわず「ああ懐かしいなあ」と声が出る。
古くなったビジネスホテルをそのまま格安のホテルとして使っているようだ。
経費を抑えるためチェックインは午後4時から、チェックアウトは鍵をボックスへ投げ入れるだけにして人件費を抑えているようである。
フロントの人は「まだチェックイン時刻じゃないけど」と言いながらも受付をしてくれた。
「いまボイラーのスイッチを入れたばかりだから、お湯はすぐには出ませんよ」
なるほど出来るだけ運用コストを下げようとしているのだね。
客の滞在時間が長ければ廊下の照明も点けなければならないし、エレベーターも動くようにしておかなければならない。
客が午前11時にチェックアウトして次の客が午後2時に到着するのなら、3時間で清掃を終えなければならず人手が要る。
チェックインタイムを遅くしてチェックアウト時刻を早めにすることで少ない人数で運営できるようにしているのだろう。
古びたエレベーターで4階へ行き部屋へと入る。
建物は古いが部屋は十分清潔だし、タオルや歯ブラシなどアメニティも付いている。テレビもあるのだ!
不思議なのは時計が2つもあることだった。
ビジネスホテルには珍しい壁掛け時計。
そして机の上には目覚まし時計もある。
大きくて見やすいからと壁掛け時計を付けたのだが、客から「目覚まし時計がないと不便だ」という声が出てやむなく目覚まし時計も置くようにした、というのが私の推理である。
狭いけど浴槽があるのはうれしい。
さっそくシャツを洗濯する。
この部屋に2泊するので乾くはずである。
風呂に入ってさっぱりしたところで夕食に出かける。
もちろん駅前へ行く。
だが、これはというレストラン、食堂がみつからない。
吉野家などでも良かったが見当たらない。
駅に隣接しているスーパーへ行くと夕方の処分セールが始まっていた。
貧乏がさせる悲しい性分で割引と見るとすぐに手が出る。
割引の弁当を買って部屋へ戻り、もそもそ食べる。
テレビを見ると「今日は各地で夏日になりました」と言っている。
小山でも25.2度を記録したということだ、どうりで暑かったわけだ。