腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



連日ドキドキさせられます。



高橋大輔選手、銅メダル獲得!



あっぱれ!



4回転を失敗した時は「ウワッ!」と叫んでしまった。

が、その後のステップワークは“圧巻”の一言。
プルシェンコよりも、ランビエールよりもライサチェクよりも表現力は断トツに上。
流石です。

高橋選手の次のジョニー・ウィア選手(米国)が5位にランクされた瞬間「よしっ!」と再び叫んだ。

ウィア選手、あの得点発表待ちの時の花輪の冠姿に審査員が引いたのでは...


それはさておき、織田君。

これまたビックリです。
五輪フィギュア初の珍事。

最初はこけた時に左腕を負傷したのかと心配した。
「うわ~、マヂで!?」と思ってたら、なんと靴紐が切れたとは。


靴紐を交換しているシーンを見て思い出したのは、2004年のアテネ五輪での男子マラソンの谷口浩美選手。
23キロ地点の給水所で後続のの選手に靴を踏まれて靴が脱げてコケたシーン。

織田選手も演技終了後のインタビューで明るく

「切れちゃいました(笑)」と言ってくれたら、事前に切れていたのを知っていたコーチや関係者もちょっとは救われたかもしれない。


何が起こるか分からないにしても、4年に1度の五輪本番で靴紐が切れるという経験はそうそうできるもんではない。

今後、織田君が現役を引退して、フィギュアの解説の仕事が回ってきても
“バンクーバーで靴紐が切れた織田”と言うだけで「あ~ぁ、あの時の!」となるし、地方へ講演に行っても、トークの“つかみ”としてはこれ以上ないエピソードができた。

先祖が織田信長というだけでもナイスな“つかみ”を持っているのに、羨ましいですよ。


切れた靴紐は大事に取っておいて、次のソチ五輪で取ったメダルの横に並べて飾って欲しいもんです。

ポジティブに!ポジティブに!

次!次!


では、修理品のご紹介。
こちら↓
 オメガ シーマスター クォーツ

滋賀県栗東市在住のN様所有。
分解掃除、3番車交換、電池交換、パッキン交換、防水検査しました。

2年ほど前にも一度お預かりしているシーマスター。
今回は3番車の交換をしました。

N様大事にお使い下さいませ。


自分なら切れた靴紐を5mm~1cmくらいに細かく切って、“実物です”と証明を付け、サイン入りでネットオークションに出品するかもしれない腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
ゲスな考えで申し訳ない。(反省)

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