今後東京の大型美術館が向かう方向性を問う、という切口での企画。
これまで海外有名どころの美術館から目玉に付随してその他作品をレント、大型企画展に十重二十重の観客動員して稼いできた、そんな商売がコロナ禍によって成立しなくなった現在、
収蔵品中心の規格に変わらざるを得ないということで、国立美術館ネットワークで「眠り」に焦点を当てた企画展開とのこと。
正直言って今回推しのルーベンスといい、ここ近代美術館に加え、西洋美術館からの出展となると、特にこうした機会にはしょっちゅう見ている作品中心になっているんだろう、という推測は出来る訳で、キュレーション、展示展開がキーとなりますよね。
今回は「眠り」について幾つかのコーナー、特に眠りと死、辺りに狙いを定めたものとなっていました。
今回の展示、そのチャプター毎に冒頭作品が1枚ずつ出てきたのはゴヤのエッチング。
寓意を表しているであろうそれらを纏めて紹介。
クールベのヌードは西洋、エルンストは何処かな?
シュルレアリスムも眠り、半覚醒辺りと関係あり。
最後に添付はフィリピンから台湾へのバリクバヤンが見た夢を語る映像作品。
これにて冒頭2枚目の写真にあるゲートを出て起こされちゃいました。
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最初は靉光さんの牛、
次分かります?御舟さんなんです⁉️
そしてボロック、脈絡無し💧
次回訪問時に見ることが出来るんですかね?
小磯良平さん、絵が本当に上手い
どなただと思います?隣で分かっちゃいますが向井潤吉さんの作品。
世田谷区民として、彼の記念館はジョギングの途中でよく目にしますが、
平家物語、後白河上皇行幸のシーン。
萩原守衛「文覚」、北村西望「怒涛」、平櫛田中「岡倉天心」。
さて、諸々楽しんだ今回の入場料は忘れちゃいましたが、それは覚えている100円も割引となって、ぐるっとパス効果は計11,350円となりました。
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