田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

鯛のアラ料理

2012-12-25 13:05:02 | よもやま話・料理編
最近の日本人は、あまり魚を食べないそうです。
特に若い人達や、学校給食なんかは、肉ばかりと聞いてます。
まあ、お陰でヒゲ達は、天然魚を安価に手にいれる事が出来るからありがたいのだが。
しかし、こんな魚の価格では、漁師はやってられないハズ。
酷い世の中になったものだ。
今日 (11月の話)、手に入った “ 大鯛のカブトと中骨 ” 、 これで580円。
勿論、天然物!
ちょっと前のデパ地下鮮魚店なら、1200円は下らなかったものだ。
子供達が同居している頃だったら、泣いて喜ぶに違いない!?
「 ワァー、今日のは身がいっぱい付いている。何時も骨ばかりだもん。ヤッホー 」

安くなったのには、訳が ・・・ ?
こんな大鯛のアラ、どうやって料理するのか。
案外こんな所に、相場が下がった原因があるのかもしれません。
ヒゲ家は、たまたま商売だったから、この大物を割る大出刃包丁があります。
普通の家庭に、有るハズはありませんよネ。
だから、料理をあきらめる?
ああ~ それじゃ勿体無い!

こんな時の我が家では、力尽くでアラと格闘しようなんて思いません。
こんな大アラを包丁でカットするなんて、怪我の素です。 (笑)
ヒゲは、姿のままで蒸す方法をお薦めします。

   
   〔 写真(蒸す前)は、たまたま、カァちゃんがカットしてます。 〕

先ず、鱗を取る為に、霜降りとやらをしますが、カブトが浸る様な大鍋を用意する
必要はありません。
湯を沸かし、鱗辺りに掛けてやって、鱗を剥がしていきましょう。

蒸し器に入る程度の大皿に、鯛アラ・中骨をセットします。
塩と酒を振り掛け、沸いている蒸し器に入れて15分でOK。
野菜類は途中で入れるのですが、この日はカァちゃんの手抜きで、最初から。
マジック・ハンド (蒸し物用トング) かなんかで取り出して食卓へ。
ポン酢と一味唐辛子(紅葉卸の代わり)で。 刻み葱はお好みで。

            
   
             〔 蒸し上がったもの 〕

この場合、 『 アラ奉行 』 が、一人欲しい。
蒸したアラは、関節ゼラチンが柔らかくなっています。
その関節から、手(箸)でさばこうというやり方。
つまり加熱すると、柔らかくなる性質を利用しようという塩梅なのです。
そうは言っても、何処に関節の部分があるのか?、識っていないといけません。
ここだけが、唯一の技術的ハードルです。
やはり、お父さんアラ奉行に活躍して貰いましょうかね?
炊く方法でも、同じ様に柔らかくなりますが、大鍋たっぷりの調味料が要り、
経済的とはあまり言えません。

   
これは、カァちゃんが造った馬の叩き。
煮込み用として売られていた物だから、冷凍してありません。
ヒゲが、丁度良い部位を探しました。
久し振りの生・馬買って、美味かったですよ~! 


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