田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

小学生将棋名人戦

2014-06-28 18:27:09 | ヒゲの盤上の世界
先だってのKKT杯レディースTゴルフで、15歳のアマチュア(!)勝みなみが優勝。
     
熊本空港ゴルフ場は、ヒゲ達夫婦も馴染んでいたコースでした。
だから、ここの中継だけは見逃さず観ていたものです。
当然、ここのコースの難しさも、充分身に染みて(笑)解っていました。
そんな難コースで、プロ達に囲まれて臆する事なくプレーする高校生には驚きです。
                        

将棋界でも、小学生が県代表になったという情報が。
すごい時代ですネ。
              ≪ 彼は香川県代表 ≫

そんな小学生が闘う、 『 小学生将棋名人戦 』 が、NHKで放映された。
随分前に観た、同じ番組の時は、早指しの小学生の所作が酷くて、見苦しく感じがしたモノですが、
今回の子供さん達は、シツケが良かったのか、気持ちよく観る事で出来た。
                
準決勝で敗れた子は泣き出し寸前でいるのに、どうしても(!?)インタビューを撮ろうとする
アナウンサーとの攻防も、又、見せ場です。
この泣きべそ小学生が大きくなって、プロ棋士として活躍する時が楽しみです。
その為には、ヒゲも長生きが条件ですが。

決勝戦の将棋は、興味深いモノになった。
定跡型とはまるで違う、小学生には非常に珍しい力戦型になった。
圧勝か(?)と思われた終盤戦、秒読みの中、決めにいって事件が起きた。
詰まないのだ!
急いで自陣に手を入れたが、手遅れだった。

終局後、船江五段が指摘した詰め手順が白眉でした。
2五銀 と捨て、 3三桂馬 と活用する。
先手は、ありがたいとばかり、 3四玉 と滑り込む。
コレで、 3三 と 2三 の二箇所から、敵陣に入り安全地帯だと。
ところが ・・・
ここで、 「 4三金 上がる!! 」 と相手の効きに捨てるのが、絶妙手との解説。
その心は、金を捨てる事によって、 8二 に居る飛車の横効きが通るのです。
なるほど、気付きにくい所だ。
まさに、コロンブスの卵的な盲点。
実戦でも、創作詰め将棋でも使えそうなアイデアです。
良い勉強になった。
      ( 今回は、盤上の図面が無いのが、申し訳ない。 )

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