先日のブログ 『 題名のない音楽会 』 で、“ 喝采 ” をテーマに話しをしました。
そしたら、その一週間後ぐらいでしたか、BS民放で “ ちあきなおみさん ” の特番が組まれ、
おかげでヒゲ達は二時間も堪能しました。
やはり、先日のブログ 『 エクスペンダブルズ 』 で、末期の酒を説明しました。
そしたら何と、その後間もなしに、それに関するシーンにも遭遇したのです。
その時のブログには、「 同業者がうらやむ光景 ~
夕方開店時、未開封の酒がズラリと並んでいる 」 と。
それが、なぜ羨ましいのでしょうか?
和ヤン処を出たヒゲ達。
M山精肉店の近くのビルの地下に向かいました。
初めて訪ねる日本酒バーです。
リーチインには、日本酒が冷やされていて、棚には江戸切子みたいなのが並んでいます。
酒の銘柄を選ぶのに、利き酒セットを用意してもらえます。
飲みたい酒を、三種利き酒した後に、選べるのです。 えらく御親切です。
先ず、品定めしていたカァちゃん 「 わあっ、久しぶりヤン、ノウグチさんの ・・・ 」
店主の顔色が変わった。
「 濃口杜氏を、まるで友だちみたいに呼ぶ、この連中は何者なんだ? 」
久しぶりの “ 自然酒 ” を、切子に60cc程頂いていたヒゲに、店主が声を掛けた。
「 どんな酒が、お好きですか? 」 と問われ、ヒゲは正直に答えた。
「 私は、アッサリ本醸造タイプが良いなぁ 」
店主、鼻で笑いながら 「 純米もアッサリしてますヨ 」 と時代遅れのヒゲを諭してくれる。
ありがたい事です。
しょうがない、ヒゲは、「 新潟県の酒はありますか? 」 と尋ねた。
店主、ひとしきり探して、ありませんとのこと。
すると、カァちゃんが青い箱を見つけた。
箱には、きりん山と描かれている。 「 なーんネ、ちゃんと在るたい! 」 とヒゲ。
そして、箱の中を披露しながらの店主のセリフ。
「 コレは、まだ未開封ですけど ・・・ どうぞ。 」
そうか、同じ封切りでも、田園とは微妙に(?)違うンだ。
そう言えば、隣の客にも、利き酒セットの三銘柄を勧めていたが、既に開封したものだったなぁ。
なるほど、分からんでもない。
60cc単位でも提供している関係で、当然一升瓶なら何時終わるか判らない。
何もかも開封していたら、酒質のコントロールどころではないのだ。
なんせ、今どきは、酒飲みと言っても、田園時代の酒飲みの半分の量、いや三分の一も飲めないのだから。
つまり、リーチインの酒は、いわば客寄せパンダ!?
沢山の酒を揃えているのアピールなんだ。
だから、サービスの利き酒セットで、客の関心を寄せる魂胆なのだろう。
ここの店主からすると、田園の夕方開店時の未開封酒がずらり並び、それ等がまるで、
ビール瓶の封を切る様に、ポンポンと開封されるシーンは、信じられないでしょうネ。
こうして、高額な飲み代を払ったヒゲ達は、いささか腑に落ちない思いで家路についたのでした。
http://blog.with2.net/link.php?1046790
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おかげでヒゲ達は二時間も堪能しました。
やはり、先日のブログ 『 エクスペンダブルズ 』 で、末期の酒を説明しました。
そしたら何と、その後間もなしに、それに関するシーンにも遭遇したのです。
その時のブログには、「 同業者がうらやむ光景 ~
夕方開店時、未開封の酒がズラリと並んでいる 」 と。
それが、なぜ羨ましいのでしょうか?
和ヤン処を出たヒゲ達。
M山精肉店の近くのビルの地下に向かいました。
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リーチインには、日本酒が冷やされていて、棚には江戸切子みたいなのが並んでいます。
酒の銘柄を選ぶのに、利き酒セットを用意してもらえます。
飲みたい酒を、三種利き酒した後に、選べるのです。 えらく御親切です。
先ず、品定めしていたカァちゃん 「 わあっ、久しぶりヤン、ノウグチさんの ・・・ 」
店主の顔色が変わった。
「 濃口杜氏を、まるで友だちみたいに呼ぶ、この連中は何者なんだ? 」
久しぶりの “ 自然酒 ” を、切子に60cc程頂いていたヒゲに、店主が声を掛けた。
「 どんな酒が、お好きですか? 」 と問われ、ヒゲは正直に答えた。
「 私は、アッサリ本醸造タイプが良いなぁ 」
店主、鼻で笑いながら 「 純米もアッサリしてますヨ 」 と時代遅れのヒゲを諭してくれる。
ありがたい事です。
しょうがない、ヒゲは、「 新潟県の酒はありますか? 」 と尋ねた。
店主、ひとしきり探して、ありませんとのこと。
すると、カァちゃんが青い箱を見つけた。
箱には、きりん山と描かれている。 「 なーんネ、ちゃんと在るたい! 」 とヒゲ。
そして、箱の中を披露しながらの店主のセリフ。
「 コレは、まだ未開封ですけど ・・・ どうぞ。 」
そうか、同じ封切りでも、田園とは微妙に(?)違うンだ。
そう言えば、隣の客にも、利き酒セットの三銘柄を勧めていたが、既に開封したものだったなぁ。
なるほど、分からんでもない。
60cc単位でも提供している関係で、当然一升瓶なら何時終わるか判らない。
何もかも開封していたら、酒質のコントロールどころではないのだ。
なんせ、今どきは、酒飲みと言っても、田園時代の酒飲みの半分の量、いや三分の一も飲めないのだから。
つまり、リーチインの酒は、いわば客寄せパンダ!?
沢山の酒を揃えているのアピールなんだ。
だから、サービスの利き酒セットで、客の関心を寄せる魂胆なのだろう。
ここの店主からすると、田園の夕方開店時の未開封酒がずらり並び、それ等がまるで、
ビール瓶の封を切る様に、ポンポンと開封されるシーンは、信じられないでしょうネ。
こうして、高額な飲み代を払ったヒゲ達は、いささか腑に落ちない思いで家路についたのでした。
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