以前のブログで、切手 『 見返り美人 』 の所有権を巡っての話しをしました。
その同級生が見つかり、 “ ささの ” で逢う事になりました。
≪ 五十年振りの御対面 ≫
話しは盛り上がり、昔話しが尽きません。
お互いにカァちゃん同伴の、ミニ同窓会的展開です。
ヒゲ 「 城東小学校の林間学校の時、じゅんがバナナの叩き売りを披露したのが凄く印象的でね。 」
S木君 「 ジュンもよう覚えとったネ。 そぎゃんコツもあったたい。ハハハー 」
( ジュンとは、君の意です。 )
今はもう、滅多なことではお目にかかれ無い、“ バナナの叩き売り ” という大道芸的パホーマンス。
この同級生が、キャンプファイヤーのセレモニー時、皆んなの前で演じたのが非常に受けた。
丸めた新聞紙で、テーブルを叩きながら ・・・
♪ サア買うた サア買うた~! このバナちゃん買うたなら~ ♪
その小学生時代から六年後、熊本市花園に在った熊本予備校からの帰り道。
ヒゲは、下通りの入り口でスーパーカブ号を降りて、Mレコード屋に向かいました。
ひと気の少ないコーナーで、盤を選び帰宅します。
早速、レコードをかけたのですが、「 何だ? これは? 」
まったく理解出来ないのです。
ジャケットを熟読して、やっとヒゲは合点した。
さてさて、全国民謡集と云うレコードを、天下の受験生が何するンでしょうか? (笑)
まだ、カラオケ機がない時代。
大学生の入部歓迎コンパなどでは、何かひとつぐらい芸を出すのが恒例でした。
最低限、艶歌か出身県の民謡ぐらいは出来ないといけません。
そこで、民謡集の勉強をしておこうと云うものですが、合格通知前から宴会芸の練習とは?
本ちゃんの受験勉強は大丈夫?
まったく理解出来ない部分は、『 正調OO節 』 です。
民謡に、正調とか在る事さえ知りませんでしたから。 (汗)
買い物をしくじった事に気づいたヒゲ。
めげずに、解る分だけでもと勉強はしたのですが、とうとう入部後にソノ機会はありませんでした。
時は過ぎ、カァちゃんと結婚して、熊本に帰ってきて暫く経ちました。
町っ子ヒゲは、なかなかカァちゃんの実家の縁戚とは馴染めませんでした。
宴席では、長老ばかりで若者は居りませんので、ひとり静かに飲むだけが多かったのです。
「 コウイチつぁんな、黙って飲ますばかりナ。 わしドンには打ち合わっさん。 」 と。
周りからは 『 壁 』 が出来てる様でした。
そんな時の、ある宴会。 手拍子が始まりました。
カァちゃんの実母・せつ子さんが、立ち上がったのです。
演し物は、“ ノーエ節 ”
その時です、黒犬の様に黙って飲んでいたヒゲも、マイクを持って突然立ち上がりました。
「 おッ義母さん、お手伝いします! 」
母親も親戚も驚きました。
もちろん、ヒゲの奥さんも初めての珍事に、何が起きようとしているか理解すら出来ません。
「 あーた、民謡ってえ、判っとっとよネ? 」 (笑)
そして、ロング歌詞で大変な、ノーエ節のフルコーラスをさらりと唄い終えると、大喝采!!
隔てていた壁が、崩壊し始めた瞬間でした。
ヒゲはクラシック専門と信じきっていたあけみカァちゃん。
よもやの裏ワザ出現にア然。
若い頃に、とりあえずでも勉強していると、何かの時に役に立つことがあるもんですね。
ふーじの白ゆきゃ ノーエ 富士の白雪ゃ ノーエ ふーじのサイサイ
白雪ゃ 朝日で溶ける とけて流れてノーエ とけて流れてノーエ
とけてサイサイ 流れて三島に そそぐ 三島女郎衆はノーエ
三島女郎衆はノーエ 三島サイサイ 女郎衆は お化粧が長い
長男の節句祝いで歌う、カァちゃんの両親
二人とも歌うのが好きで、早い時期にカラオケを買って楽しんでいました。
http://blog.with2.net/link.php?1046790
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その同級生が見つかり、 “ ささの ” で逢う事になりました。
≪ 五十年振りの御対面 ≫
話しは盛り上がり、昔話しが尽きません。
お互いにカァちゃん同伴の、ミニ同窓会的展開です。
ヒゲ 「 城東小学校の林間学校の時、じゅんがバナナの叩き売りを披露したのが凄く印象的でね。 」
S木君 「 ジュンもよう覚えとったネ。 そぎゃんコツもあったたい。ハハハー 」
( ジュンとは、君の意です。 )
今はもう、滅多なことではお目にかかれ無い、“ バナナの叩き売り ” という大道芸的パホーマンス。
この同級生が、キャンプファイヤーのセレモニー時、皆んなの前で演じたのが非常に受けた。
丸めた新聞紙で、テーブルを叩きながら ・・・
♪ サア買うた サア買うた~! このバナちゃん買うたなら~ ♪
その小学生時代から六年後、熊本市花園に在った熊本予備校からの帰り道。
ヒゲは、下通りの入り口でスーパーカブ号を降りて、Mレコード屋に向かいました。
ひと気の少ないコーナーで、盤を選び帰宅します。
早速、レコードをかけたのですが、「 何だ? これは? 」
まったく理解出来ないのです。
ジャケットを熟読して、やっとヒゲは合点した。
さてさて、全国民謡集と云うレコードを、天下の受験生が何するンでしょうか? (笑)
まだ、カラオケ機がない時代。
大学生の入部歓迎コンパなどでは、何かひとつぐらい芸を出すのが恒例でした。
最低限、艶歌か出身県の民謡ぐらいは出来ないといけません。
そこで、民謡集の勉強をしておこうと云うものですが、合格通知前から宴会芸の練習とは?
本ちゃんの受験勉強は大丈夫?
まったく理解出来ない部分は、『 正調OO節 』 です。
民謡に、正調とか在る事さえ知りませんでしたから。 (汗)
買い物をしくじった事に気づいたヒゲ。
めげずに、解る分だけでもと勉強はしたのですが、とうとう入部後にソノ機会はありませんでした。
時は過ぎ、カァちゃんと結婚して、熊本に帰ってきて暫く経ちました。
町っ子ヒゲは、なかなかカァちゃんの実家の縁戚とは馴染めませんでした。
宴席では、長老ばかりで若者は居りませんので、ひとり静かに飲むだけが多かったのです。
「 コウイチつぁんな、黙って飲ますばかりナ。 わしドンには打ち合わっさん。 」 と。
周りからは 『 壁 』 が出来てる様でした。
そんな時の、ある宴会。 手拍子が始まりました。
カァちゃんの実母・せつ子さんが、立ち上がったのです。
演し物は、“ ノーエ節 ”
その時です、黒犬の様に黙って飲んでいたヒゲも、マイクを持って突然立ち上がりました。
「 おッ義母さん、お手伝いします! 」
母親も親戚も驚きました。
もちろん、ヒゲの奥さんも初めての珍事に、何が起きようとしているか理解すら出来ません。
「 あーた、民謡ってえ、判っとっとよネ? 」 (笑)
そして、ロング歌詞で大変な、ノーエ節のフルコーラスをさらりと唄い終えると、大喝采!!
隔てていた壁が、崩壊し始めた瞬間でした。
ヒゲはクラシック専門と信じきっていたあけみカァちゃん。
よもやの裏ワザ出現にア然。
若い頃に、とりあえずでも勉強していると、何かの時に役に立つことがあるもんですね。
ふーじの白ゆきゃ ノーエ 富士の白雪ゃ ノーエ ふーじのサイサイ
白雪ゃ 朝日で溶ける とけて流れてノーエ とけて流れてノーエ
とけてサイサイ 流れて三島に そそぐ 三島女郎衆はノーエ
三島女郎衆はノーエ 三島サイサイ 女郎衆は お化粧が長い
長男の節句祝いで歌う、カァちゃんの両親
二人とも歌うのが好きで、早い時期にカラオケを買って楽しんでいました。
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