かって、有明海は豊穣の海でした!
そんな時、戦後の米不足の為、田畑を造る必要有りと農林省が決定。
その為、佐賀県諫早で干拓を始めたから、さぁ大変。
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途中から米余りの減反政策に替わったけど、振り上げた拳は降ろせない。
お役所の面子(!)があるからです。
無駄と解っていても突き進む国政。
そして、ギロチン堤防で海は仕切られ、有明海は瀕死状態に ・・・ 😭
ギロチン前の有明海には、小ぶりの尺(シャク)が、ウジャウジャ居ました。
ヒゲたち料理人は、トロ箱幾らで手に入れていたもんです。
一般家庭の方達も箱で買って、たっぷりの煮汁で焚くことも多かった。
まぁ、あまり旨いほどでもないが、食糧事情も悪い時代。
保存を考えると、仕方ないことだったでしょう。
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一方料理人たちは、尺(真ジャク)を唐揚げにして突き出しに使った。
なるほど! 油で揚げるのは少し大変ですが、客ウケは悪くない。
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一般的なアプローチなら、海老の代用品でしょうか。
活きたシャクを塩茹でにして、有明シーフード・サラダと称して
海老の代わりに殻を剥いた尺を使う。
或いは、有明酢肴盛りと称して、甲イカの下足等と組み合わせて
ぽん酢で供する。
そんなプロセスを踏みながら、一部の板前は全く違う方法を思いついた。
保存も兼ねた料理方です ・・・・ つ づ く
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