田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

母を見送って30年

2025-02-10 16:35:12 | カァちゃんのたわ言
今月の22日は、実母の命日。
30年前の早朝の電話を思い出すと、今でも涙が溢れます。
2月ですから、寒い朝でした。
起きてない母に声掛けに行った弟は、愕然としたことでしょう。
私への電話の声は、異常なものでした。 「 お母さんが死んだ・・・ 」
何の話やら理解できない私は、 「 何処のお母さん? 」

今の時代なら酒気帯び運転どころか飲酒運転間違いなしの幸一の車で、
義母から貰ったばかりの白いコートを着て、実家へ向かいました。
涙も出ず、何が何だか判らず、心臓の鼓動が高鳴るばかりでした。
何の不調も訴えてなかった68歳の母の突然死。
医者が駆けつけて、警察の検視まで行われました。
苦しんだ様子もなく乱れてもいない寝姿のままでした。
結局、死因は判らないまま。
    
           《 母と私 》
私が産まれてきたのは、奇跡に近いものなんです。
数件の病院を廻って、何処からも諦めるように言われます。
最後の頼りと思って行った病院の先生の一声に、母と祖母は賭けたのです。
私の記憶に残る年齢になってから、母は私をその病院に連れて行き、
院長先生と助産師さんに、元気に成長した子を見せて感謝しました。

     
    《 母の弟・私の両親 ~ 私の長男の節句祝いで 》
     
       《 父の運転で、孫と一緒にお出掛け 》
     
   《 母の還暦祝いに孫二人から花束🌺・・・田園にて 》
      
       《 幸一の厄晴れ祝いにて~私と母 》

懐かしい写真を眺めてみたくなったのには、一寸した出来事が・・・
朝起き時に、軽いめまいが数日続きました。
血圧も高い日が続く中、ベッドに横たわった直後にフワーッと浮くような??
暫く様子を伺ってると落ち着きましたが、母の事が思い出されてきます。
私も母みたいに、このままスーッと逝ってしまうのでは???
涙も滲んでくるではありませんか。
心細さが、涙を増長させます。
そして、妹に電話 「 明日は何時に起きる? 起きたら電話してみて~ 」
息絶えてないか、確認して欲しいという事なんです。
こんなして、ブログ書いていると云う事は、笑い話で終わったのでした。

直ちに、掛かりつけ病院に出向き、軽い降圧剤を服用始めました。
念のために、脳神経外科で頭部の検査も済ませました。
諸々が異常なしに安堵したのか、すっきりした気分で落ち着いています。
少しショックだったのは、今までにない様な心細さを感じたことです。
私らしくないように思えるのは、お一人様になったからでしょうね~😢 
命日には、母のお墓に会いに行ってきます。
私が育った実家は、結婚後建て替えてあるので、懐かしさはないんです。
記憶にある想い出に浸って、両親・祖父母と空気を共有出来ますように😔 😌

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