田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

誤解、そして対局ヘ

2014-06-14 15:12:05 | ヒゲの盤上の世界
だいぶん前のブログの続きになりますが ・・・
チェスのエキジビションとは 『 人間チェス 』 の事だと思い込んでいたヒゲ。
人間チェスとは、チェスのアトラクションのひとつです。
人がチェスの駒の衣装に扮して、大きなチェスボード上で闘うゲームです。
日本将棋で云う、人間将棋。 山形の天童市で、よく開催されてますネ。
   

B・ラーセン氏との京都観光の終わり頃、M吉君から 「 明日は、エキジビションだから 」
と、告げられました。

次の日、京都・衣笠のアパート。
  「 そうか、今日はエキジビションだな。  
    チェスの駒を演じるのに、ネクタイと背広は動き難いだろう。
    身軽なセーターの方が良いハズだ。 」
そう判断したヒゲは、つかんでいたネクタイを離しました。
“ エキジビション = 人間チェス ” と刷り込まれているヒゲ。
自分は、ビショップとかを演じるモノと思いこんでいました。
冷静に考えれば、その当時のヒゲ自身が駒役を演じるなら、じゃあ一体誰がチェスの
プレーヤー役(駒を動かす役)になるンだ?、と云う風に思いが廻ったはずなんですが?

大阪ロイヤルホテルに着いたヒゲ達。
高価なコーヒーの後、会場に向かいました。
受付の女の子が、ヒゲを案内します。
大きな日の丸国旗が立てられた上座の席に座らせられたヒゲ。
テーブルには、チェス盤がセットされている。
いつものチェス仲間は、みんなネクタイを着用しているではないか!?
この時になって、間違えに気づいたヒゲでした。 「 ギェッー! 」
エキシビションとは、 『 同時対局 』 の方だと。
もう茫然となり、赤面するばかりです。
しかも、上座に座るプレーヤーには、最低でもドローが義務付けられているのが、
背にした日の丸で、ひしひしと伝わってきます。
 ( 貴方は、日本タイトルを有しているんですヨ! )
そんな大事な対局の時に、よりもよって気楽なセーター姿で闘うなんて。

やがて、ラーセン氏が登場して、対局が始まりました。
ヒゲは、黒番に。
 1.  d4   Nf6
当然、対局のつもりではないから、序盤の心積もりもまったく用意してありません。
d4 に対して、普通に d5 と応じては、たちまち粉砕されるに違いないと考えたヒゲ。
とっさに Nf6 と変化したのですが ・・・・ 


       ≪ 赤っ恥をかいたセーター姿とラーセン氏 ≫
  ≪ 衣笠のアパートにて ≫


         
             ≪ おまけに、ネクタイ姿も ≫

                             ~~~ 続く ~~~

さて、今度の17日(火曜日) “ ささの ” での例会。
偶には、ネクタイ姿で行きたいけど ・・・ (笑)
みんな、サッカー観戦で忙しいハズだがなぁ?

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