さぁて、皆んなの勢いで大分の佐賀関を出港した漁船。
やがて、外海に出ると大シケです。
当時、ライフセーバーみたいなシャレた物を着ける習慣はありません。
漁船は、3mの高波と遭遇します。
例えると、船の舳先が、エレベーターの一階から二階に昇った直後に
一階に落ちるみたいな感じでしょうか。
ヒゲ達は、この一階にストンと落ちる時に、エクスタシーを感じる変態なんです。(笑)
慣れないと出来ないことですが、船の急落時のフワッ!とに乗る感じですね。
やがて漁場に到着して、釣りを始めます。
この時も、最初の当たりはヒゲ。 釣り上げたのは、立派な関アジ。
しかし、今回は関サバ釣りが本命。
だから、関アジは外道釣りと言う事に ・・・ 。
しかし、贅沢な外道ですよね。
昔の芸能界風に言えば、本命はエリザベス・テーラー。
マリリン・モンローは外道だけど、まぁ~お妾さん候補で捕っておくか?
みたいなもんでしょう。 (爆笑)
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さぁ、一本釣れれば、ヒゲは満足。
早速、これを活き造りにして祝杯をあげようと、船室をのぞいた。
ところが、5人は相変わらず、ドクターコトーが初めてシキナ(志木那)島に
赴いた時みたいに、船酔いで伏せっています。
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宴会は諦めて、釣りを続けることにしました。
周りには、漁船は一艘も居ないからでしょうか?
関アジは、入れ食い状態!!
なんて豪華な外道釣りでしょう。
それでも、本命の関サバは、たまにしか釣れません。
工務店の◯◯さんは、釣果を上げるべく真剣顔。
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三人はひとしきり釣りを楽しんで、帰港します。
湾内に入ると波は穏やかになり、船内のDr.コトー達も回復します。
ヒゲは、直ぐに関アジ一本を活き造りにして、皆んなに缶ビールを。
ささやかな乾杯の席を楽しんで、釣果をみんなで分けて解散しましたとさ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/88/2b11327befdee9db30374296a0474cce.jpg)
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天草から帰って風呂は言って支度するとちょうど良い具合で。。ヘタクソ薄造りと肝が最高!
3メートルなんでアブニャーですね。しかし関アジなんて外道でも最高の外道。天草のベラとは大違いです。
ちなみに別府あたりはガザミも大きくて美味しいす。
帰港したら、別府八湯の宿で釣果の幸と地獄蒸しガネで清酒ならナントカノ関?でしょうか>
亡父も母親もジイサンが大分の我が家では盆暮れの酒は日田の「薫長」でした。
しかも、釣果を料理してくれる人が居るなんて。
釣ったは良いが、自分で鱗取りからしなくちゃいけないのは、怒りのアグリー。
風呂から上がったら、カワハギ肝を肴に、西の関の秘蔵酒を煽る!
釣果の量を求めない太公望の矜持ですか!?