田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

鬼門をくぐれ

2014-12-21 13:56:25 | ヒゲの毒舌
以前のブログでも悔やんでいた、ヒゲには鬼門の11~12月を進行中です。
この期間に発症(発狂?)し、病院のベッドで有り難くお節を頂いた記憶の多い事。(笑)
主な危険分子は、既存の動脈瘤の肥大及び破裂・骨折・呼吸器系です。
一度は腎盂炎とやらも。
どれに当たっても、ヒゲには致命傷級の大きなダメージです。
長期の入院を避けるのは、無理なことでしょうから。
だから、今年こそは、我が家で数の子を食べられるように、神頼みしたとこですもんネ。
特に、年末には東京の息子夫婦と孫がやって来ます。
病院で面会なんて、御免蒙りたい。
カァちゃんは、お江戸へ出かけて何度でも逢っていますが、ヒゲがこの機会を逃したら ・・・
成長した孫と、我が家でじっくり楽しみたいものです。

今年の3月には、カァちゃんから風邪をうつされたのが元で、肺炎で入院した。
二度と同じ目には ・・・ そうだ! インフルエンザの予防接種を受けに行こう。
病院嫌いのヒゲが、自らの判断で注射を打つなんて、前代未聞!? 
小学生の時以来です。
そんな用心の最中の、接種予定日前日、ヒゲの横で、カァちゃんのくしゃみが始まった。
アレルギー性の鼻炎の酷いやつだと、カァちゃんは言うが、気が気でない。
熱もなく、風邪の症状も大したことないが、インフルの予防接種を受けられなかったカァちゃん。
ヒゲは受けたものの、ヤバい!? 以前と同じパターンだ。
直ぐに、うがい薬・のど飴・痰止めの薬を横に置いて備えます。
しかし、11/27日の夜、軽い悪寒がヒゲを襲った。 とうとう来たか?
常備薬を服用して、ひたすら布団に潜りこむ生活です。
痰が詰まり、割れるヒゲの声を聞いて、カァちゃんがせびらかした。
「 あーた、前の症状と似ているが? 」
以前、動脈瘤が肥大して、声が出なくなった時のことを言っているのです。
カァちゃん共々、落ち着かない日々が暫らく続き、やっと安堵の境地に。

そんな時に、ニュースが入ってきました。
《 オペラ歌手・中島啓江   呼吸不全! 悶絶死? 》
ナンと、自らの体重のせいで、心臓圧迫・肺機能圧迫で呼吸が出来なくなったとか。
さぞや、苦しかった事でしょうネ。
悶絶死は、決して過大表現ではありません。
ヒゲが解離性動脈瘤の術後、誤嚥から気管支炎になった時です。
最初は、口から泡を吹きます。 まるで、陸に揚がったカニさんのように。
次に、泡は粘っこい痰に変わり喉を覆い尽くします。
痰用の吸引器で、やっと呼吸が ・・・
しかし、三十分、一時間経過する頃には、少しずつ痰が喉を覆っています。
じわっと呼吸が細くなり、苦しくなり始めます。
真綿で首を絞めるようにとは、この事か。
やがて、のたうちまわる程の息苦しさが ・・・
娘が気づいて吸引器で吸い上げると、人心地つきます。
なんて、空気は美味しいンだろうと。

そんな恐ろしいニュースを聞きながら、用心して今日まで過ごしたヒゲ。
最後の難関は、今月の検査日です。
24日に行なわれるとは、ヒゲみたいに信心深い(!?)者には、なんとも皮肉めいた感です。
無事、正月の日の出を迎えられる様に、イエス様に祈りましょう。


    《 2004年のヒゲの正月 》
美女二人(嫁さんと娘)に囲まれて微笑んでいますが、頭上の背景は ・・・
再現は、二度と御免です!!
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