田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

三味一体〜フライ物の魔力

2021-11-23 16:55:38 | 2人3脚チンタラ道中
最近は、多くの出来合い物で酒を楽しむヒゲ夫婦。
毎日が、バリエーションに富んでいて嬉しい。
その中にちょっとだけフライ物があると、何となくご機嫌顔の昭和オヤジです。
フライ物とは、例えば海老フライ・鯵フライ・トンカツ等です。
特に海老フライは、昭和30年代の銀丁食堂でのお子様ランチ以来の仲良し。
あゝ~それなのに、最近の海老フライには大いに不満があります。 
           
ヒゲのフライ物の食べ方は、とりあえず何もつけずに頂く。
パン粉の香ばしさが、食欲を煽ります。
味付けは塩コショウだけで、食材の旨みを味わえるのが嬉しい。
それが、最近いただくフライ物では、そのままでの楽しみがないのです。
糖尿病患者への気遣いなんでしょうか?
塩コショウが少ない。
ご親切に、甘いタルタルソースが添えられている。

鯵フライは、デパ地下の揚げ物屋から買ってくるんですが、
コレも全く気に入らない。
塩コショウは、先ずあきらめるとしても、ネリヤのコロモが厚すぎて、
年寄りの歯にはこたえる。
更に、揚げ過ぎている(?)せいか、アジの味がしない。
小さい頃食べた、なんでもないような、あのアジフライが懐かしい!
          
昭和30年代、腹をすかせたヒゲ少年は総菜屋に向かいます。
真っ黒い(笑)油で揚げられたアジフライを買い、近くのベンチに腰掛ける。
四つ切り新聞紙で包まれたフライ。
もちろん、ソースなんて有りません。
新聞紙ごと手に持ち、かぶりついて喰らう。 これが美味い!
何故か? 昭和世代のヒゲは、白い紙より新聞紙で包まれたのを食べるのが好き。
「 変態 」 なんて、言われるかもしれませんね。 (笑)
ヒゲは、そんな自分の変態性を心配していたら、仲間(?)が居ました。
筑豊出身の五木寛之先生が、「 新聞紙の方が懐かしい! 」 と書いていました。
新聞紙愛好家の大先輩です。
            
  シン助しゃーんは、コロッケを新聞紙で包んで食べるのが好きだった!?
            美味かっただろうなぁ~ 

         
ところで、フライを挟んでいると、新聞紙には油が滲んで来ます。
用心して下さいよ~!
紙はツルツルになり、うっかり手を緩めると、新聞紙からフライがストーンと
地べたに落ちます。
しかし、3秒の内に拾い上げれば汚くない。
ゴミを、手でペンペンと払い落とせばOK。 昭和の3秒ルールの適用です。
もう、昭和の遺産と言うべき、良き風習でしたが。 (笑)
今は、 「 ダメよー! そんな、べべっちいのを食べてはー   」

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2 コメント

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Unknown (middle-mountain)
2021-11-23 17:50:41
落としたものでも、すぐに拾えば大丈夫だから食べる。
お椀にこびりついた米粒を最後にお茶で溶かして飲む。

昭和40年代に当たり前のようにしていたこと、いつの間にか、しなくなりました。

今日のマスターのブログを読んで、子供の頃食卓で、夕食の最後に家族各自のお椀にお茶を注ぐ光景、ふわっと甦り、思い出しました。

新聞紙と言えば、新聞紙に包まれた石焼き芋の美味しさを懐かしく思い出します。 今は、目の玉が飛び出るほどに高価な新聞紙に包まれた石焼き芋。 子どもの時も高価だったのかもしれませんが。

子どもの頃の買い食い、私は、駄菓子屋での記憶。10円くじのはずれ(スカ)でもらう謎のラムネジュース粉末。合成着色料たっぷりで舌が真っ青。
友達とどっちの舌の方がより青いか?、ベロ見せ合いながら競っていた小学校低学年の頃を思い出します。 
今日のブログ、とても懐かしかったです。長文失礼しました。
返信する
新聞紙愛好会 (ヒゲ)
2021-11-23 19:28:28
わあい、新聞紙の石焼き芋!?
じゃあ、Mマウンテンさんも新聞紙愛好会の資格アリですね。
愛好会の会長は、五木寛之先輩。
副会長には、環境問題運動家のグレタ嬢に、笑。

所で、ヒゲは今でも、こびりついたご飯粒に湯を掛けて、
沢庵の代わりのものでこさいで?猪口に残った醤油を入れて頂く習慣があります。
他人が居る時には、ためらいますが、笑。
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