田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ヒゲの闘い ~ 連泊

2010-01-12 19:42:24 | よもやま話・料理編
70年代 ・・・
京・平安閣で、相変わらず居残り鍋洗いのヒゲ。
所が、今日は少し様子が違います。
いつもは、仕事が終わるや、サッサと飲み遊びに行くK堂さんや谷さんが
残っているんです。
I太郎親父が、調理師部屋に居るものですから、まだ帰れないのです。

やがて、仕事が済んだ追い回しのヒゲ達も、部屋に入ります。
親方は、明日の 『 タイザイ (滞在) さん 』 の献立で頭を痛めていたのです。
『 タイザイさん 』 とは、料理旅館で続けて宿泊 (連泊) される方のことです。
京都では、このお客様に特に気を使うのです。
同じ料理は勿論の事、同じ器も出せません。
一泊ぐらいなら、何とでも変えられますが ・・・
しかも、その一組の為に、ワザワザ何かを仕入れる訳にもいきません。
料理人の知恵と工夫が試される時なのです。

滞在四日目の御客 ・・・
さぁ、明日はどんな料理で楽しんで貰おうか ・・・
と、その時、一番端に居たボンさん (下っぱ) のヒゲが口を開いた。
「 あの~ (モゾモゾ) 親父さん、 明日の滞在さんに “ 鍋物 ” なんか出すのは、
  いけないんでしょうか?? ちょうど、種も揃っているようですし ・・・ 」
                                      
途端に、親方の瞳に光が戻った!
「 そうや、そうや! 鍋があった。 ほな、 M本~ (鍋の)野菜を揃えときーやー! 」
こうして、やっと、K堂・谷さん達は解放されたのでした。 (笑)

それから暫く経ったある日、ヒゲは呼び出されました。
「 お前は、明日から “ 焼き場 ( 焼き方 ) ” やで! 」
なんと、2階級の特進 ・・・ 学校で言う “ 飛び級 ” みたいなもんです。
                          
ヒゲは飛んで帰り、あけみカァちゃんに喜びの報告をしたのです。
 所が、これが、別の火種になるとは ・・・
            まだ、ヒゲは解かっていなかったので御座いました。
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ヒゲのリハビリ

2010-01-11 21:23:14 | ヒゲの毒舌
昨年7・8・9月の夏場、今迄とは少し方向を変えて、手のリハビリを始めました。 
先ずは、殆んどない握力が少しでも付く事を目標に。
なーに、難しい事ではなく、 “ 結~んで  開~いて   ・・・ ” モードで、
手の平を拡げながら、指を1本ずつ順に曲げたり伸ばしたりを繰り返すヤツです。
       モチベーションを維持する為に、ひとつ工夫しました。
飲み助のヒゲに、禁酒は大変な事。 (笑)
それを逆手に、飲んでいる間は、空いてる方の手は、 “ 結んで開いて ” のリハを
続ける事を条件にしました。
要するに、飲んでよいから、リハもと ・・・ 。       
                                 
因みに、 “ 脊損 ” によるヒゲの障害は、次の通りです。
右手の親指と人差指の握力が弱い。
よって、茹で卵の殻剥きが大変!
                          

左手は、全体が真っ直ぐ伸びない。
人差指と中指は、クモ足状態に曲がっている。
親指と人差指は、関節が言う事を利かない!
不思議に両方共、小指と薬指は活きている。
倒れる寸前まで、ゴルフのトレーニングで、小指を使っていたせいでしょうか? (笑)

夏のリハは、お蔭で(?)結構な効果が上がったのですが ・・・ 。
バァさん(母親)の見舞いや葬儀などで、何もしない (出来ない) 日が続くと、もうダメでした。
たった数日でですよ!
まるで、浜辺の砂のお城みたいに流れて、 “ ノーエ節 ” してしまいます。
あ~あァ、又、いちからやり直し ・・・ !
 


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寒稽古

2010-01-10 16:15:15 | ヒゲの毒舌
熊日新聞 (1/6) に、 『 武道館 寒げいこ 』 の記事があった。
この習慣が続いているのに感慨深いものがあり、昔を思い出してしまった。

         

正月のある日、小学生のヒゲは “ 竹刀 ” を肩に、向かいの “ まんじ荘 ” を
訪ねます。
        《 まんじ荘 : 今の “ ロフティ西銀座会館 ”
                   カァちゃんがヒゲの母親に呼び出された所 》
そこに住んでる、セイヤ兄ちゃんと一緒に “ 寒稽古 ” に行く為です。
池田屋さんの裏にあった 『 武蔵館 』 に着いたヒゲ達は、着替えて直ぐに掃除。
バケツの冷たい水で雑巾を固く絞り、小学生達は、道場の床を転がるように拭いていくのです。

                 

それでもって、充分身体が暖まってから、軽くケイコをするのでした。
もうその頃になると、道場に甘い香りが漂います。
      餅入りぜんざい!     
                     
      雑巾がけ労働(?)のせいか、こんな旨い物があるのか!? と、
      慌てて食べて、お代わりを頂戴したのでした。

それから、時は流れ ・・・ 高校時代のヒゲ。
血の臭いに、ハッと気付きました。
 「 やばい! 」                 
ヒゲの鼻血はなかなか止まらず、ものすごく大きなダメージになるのです。
しかも、次は体育の時間です。
その頃のS高校は、少し鼻血が出始めた位で、休みを求める様な雰囲気ではありません。
選択武道の剣道の面を着けると、いよいよ顔が暑さでムレ上がります。
その上、この日は、1対1の実戦形式になりました。
ますます、ヤバイ事に。
気を込めて打ち込めば、間違いなく鼻の大きな静脈が切れてしまう。
相手のO方君は、一生懸命打ち込んできます。
ヒゲは、早く打たれて、武具を脱いで楽になるしか手がありません。
じっと、突っ立っているだけのヒゲ。
相手の竹刀が向かって来ます ・・・ しかし、それはスローモーションに写るから、
ぎりぎりの所でついつい軽くかわしてしまいます。
O方君も、再びシシの如くぶつかって来ます。
ヒゲも逃げ回っているようで、決して面白くありません。
五回目ぐらいだったでしょうか、竹刀を上げてる所に、やっと胴を打って貰って終わりました。
一寸ハズれていたので、脇肉が痛かったのを覚えています。
わざと負けるのも大変なんですね。 ヒゲの八百長は見破られたのでしょうか?
                                

そして、昨日 (1/8) 、カァちゃんがぜんざいを作ってくれました。
TVのケンミンショーで見た、北海道のカボチャ入りぜんざいを。
                
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CM考 ~ ペット物語?

2010-01-08 20:44:39 | トンカツ物語り
最近、気になるCMがあります。
          
「 13歳からの “ 愛犬 (猫) げんき ” 銀のスプーン 」 というペット・フード物。
犬のは、「 最近、ヨタヨタ歩くようになったねェー 。 」
猫のは、「 最近、横を向いて、エサを食べなくなったねェー 。 」
我が家のトンみたいに15歳 (!!) の老猫を持つ者としては、琴線に触れるような、
お上手なCMですわ。
カァちゃんに、思わず 「 今度は、こるばトンにやってみようか?! 」 と転んだ程です。

寒いせいか、近頃、ウチのバカ猫、ヒゲのふとんの中に潜り込んできます。
一緒に寝ンネなのが、メス猫なのが残念です。 (笑)
若い女性かなんかなら、ヒゲも 「 どうだ! 俺も “ 海老蔵 ” 並みだゾ! 」 と、
威張れるのに ・・・ トホホ。

所で、以前は、トンはカァちゃんと寝ていたのです。
板場の急病で、カァちゃんがヒゲの仕入れに付いて来るようになって変わりました。
夜、寝ていても、お疲れなのか、ハデに寝返りを打たれます。
そして、挙句は、一緒に寝ているトンの後頭部を右足でキックしたのです。
蹴られたトンの “ 憮然 ” たる顔が印象的でした。
                            
そして、この日から、猫・トンがカァちゃんと一緒に寝ることはなくなりました。
よほど、 “ 延髄蹴り ” が堪えたのでしょう。 (笑)
周ちゃんちのマリリンも、気をつけてね!

周ちゃん、可愛いマリリンのお顔、拝借しました。
             
        《 セット後のマリリン 》      《 お蒲団の中のマリリン 》


~~ 今日のトン ~~  ( 甘える時にやる行動です )

  自分で出来るのに、
                       「 お願い、開けてぇ~、にゃ~お~ 」
 お尻が重いナァ、言う事聞いてくれないのかなぁ?
                               仕方ないなぁ ・・・
  止めたぁ、隣の部屋でも入ってみるか
                            ここは、寒いんだよなぁ・・・
 やっぱり、ふとんの中がいいや。
                               自分で開けるしかナイナ!
   あぁ、しんどかったニャン。
                             甘えず、最初からやれば良かったかな?
  昼間は、カァちゃんの蒲団で安心なんだ。
                        足蹴りが飛んでこないからね。
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料理屋の正月

2010-01-07 16:27:31 | 田園ものがたり
和食屋にとって、正月は、最も晴れがましい日になります。
客は少ない正月ですが、田園でも、それはそれで飾りつけには気を使いました。
  柳の細い枝を手に入れて来ます。
         餅 ( パック物でも可) を電子レンジにかけて、二つに分けます。
         一つを、食紅でピンクに染めます。
         白と紅の餅を花に見立てて、枝に交互にくっつけます。
時間が掛かり過ぎて、餅が固くなったら、なーに、もう一度 「 チーン 」 しましょう。
出来上がった “ モチ花 ” を、ディスプレイに飾ればOK!
どこぞのパチンコ屋にある、まん丸紅白の造花みたいなのとは大違い。
品格ある、正月らしい雰囲気が辺りに漂います。

倉庫からは、年に一度だけの 「 出番ですよ~ 」 の呼びかけ物を。
羽子板と羽根が、ヤジロベエみたいに吊り下げられた物を、ディスプレイに。
玄関の出入りの風にあおられて、中空で羽根が踊り、お正月をいただきましょう!
             
さて、調理場にさせる仕事は?
細い牛蒡が手に入った時だけですが ・・・
タワシを掛けたゴボウを30cm程にカットし、固茹でにして、水に落とします。
焼魚用の細い金串を、ゴボウの外側と芯の境に差込み、少しずつ廻しながら奥に進めます。
15cm程まで来たら、反対から進めましょう。
すると、アラ不思議、ゴボウの芯がスルーッと抜けるのです。
                                    
そして、その外側 (注:芯ではない) の方を、吸地ででも炊いて下さい。
冷えてから、3本ずつ束ねて、10cmにカットします。
その両端を、戻したカンピョウで結びます。
結ばれた3本のゴボウを、ハス (斜め) に切ると、おっと驚き ・・・
『 カド松牛蒡 』 の出来上がり。
                           
藤崎宮とかの有名神社から、 “ 松の枝 ” をお預かり (?笑) しておいて下さい。
その先端をカットした松葉を、前菜のカド松ゴボウの横に少し飾れば ・・・
ちゃんと、正月ムードが増してくるので御座います。
 
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嫁と姑 ~ その3(火事)

2010-01-06 17:03:24 | カァちゃんのたわ言
「 ウゥー ウゥー ウゥー 、カン カン カーン 」
消防車の音が聞こえると、思い出される事があります。
                                 
ヒゲとの結婚の話も公になり、両方の親達と仲人さんとの食事会も済んだ頃。
いつもの様に、母上の手料理で夕食を御馳走になっていた時 ・・・
けたたましく消防車のサイレンが響きました。 近場の火事のようです。
「 どの辺だろうか? 見に行こう。 」 と慌てる私を横目に、
落ち着き払っている母上とヒゲ。
田舎育ちの私には、外の様子が見えない密集した住居の中は怖いものでした。
ヒゲ 「 こんなのショッチュウたい。 屋根に上って見よったよ。 」
母上 「 慌てんでよかよ。 チョットこっちにおいで。 」 と、寝室に連れて行かれました。

箪笥の戸袋から “ 大風呂敷 ” を取り出すと、
何やら書類らしき物を包み始めました。
                           

「 貴重品たい。 これだけ準備しておくと、イザの時にすぐ動けるからね。 」
「 は、はぁい。 」

ボヤで済んだようで、間もなく静かになりました。
何事もなかったように、又、飲み始めた三人だったのですが ・・・
私は、まだ心臓がドキドキしていました。
大事か否かの気配を感じ取って、どっしり構えている母上の態度に、
恐れ多いものを感じていたのです。

          思い出しついでに ・・・ 
実家の近くには、こんな風な “ 火の見櫓 ” がありました。
途中までは登った事があるんですが、怖くなって一番上までは行けませんでした。

    家には、消防用の半纏と帽子が。
                   父が着て出動したのを、何度か覚えています。
地区毎に、消防車 (手動のポンプだったか?) もあったようで、住民達の手で
消火作業が行われていたのですね。
今も、続いている所があるようですが?
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悪レシ ~ 茶碗蒸し

2010-01-05 19:58:59 | よもやま話・料理編
ある日の晩、調理場がヒゲに聞きに来ました。   
     「 マスター、今、単品の茶碗蒸し1個、注文がきたっですよ。
       そるが、今、蒸し缶は目一杯入っとるけん、蒸されんとです。
       だけん、時間が掛かると言って、断ってよかですか? 」
ヒゲ   「 なんや、ガス台は開(あ)いとらんとや? 」
調理場 「 ??? ガス台はあるバッテン、蒸し器がなかっですよ! 」
ヒゲ   「 なーんや。よし、ほんなら俺がしてみせるたい。 」 と、調理場に入っていった。


先ず、鍋に適量の水を張って火にかけます。
次に、茶碗蒸しの器に蓋をして、その鍋にポチャリと入れましょう。
そして、ガスの火を調節して、タイマーをかけて ・・・ カウンターに戻りました。
時間が来て、調理場に見せると 「 うわぁー、ホンナこつ、蒸し上がっとるですね! 」

              

その日の夜、いつもの反省会。
ヒゲ 「 これはね、 “ 地獄蒸し ” と言って、古典のテクニックなのだが。
     例えば、小さな寿司屋等では、時々使われるんだよ。 
     わざわざ蒸し器を置いとくスペースがない店の技たい。 」
   「 君も、他所(よそ)の喰い物屋に行ったら、たあーだ焼酎飲むばかっじゃなくて、
     何でもいいから他の分野の仕事を見とかなんたい。
     すると、この間の “ スッポン・ラーメン ” で、茹で麺をほぐすのを知らなかった
     という様なシクジリを減らす事が出来るよ。 」


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仕事始め?

2010-01-04 21:43:01 | カァちゃんのたわ言
お正月休みも終わって、今日は仕事始め!
そういう日がなくなって、2年になる私。

通っている “ 筋トレ ” も休みだったし、身体が鈍(なま)っているのが解かる。
さぁ、筋トレに初日から出発だぁ~。 仕事始めだぁ~!

「 今年も宜しく! 」 と挨拶始めると、
          「 あけみさん、100回目ですよ! おめでとうございます! 」

  頑張り賞にTシャツを貰って記念撮影までも。

筋トレ効果も、良い健康管理になるようだし、今年も楽しんでやろう。
身体年齢47歳の判定に見合うように、脳年齢のアップも必要かな。
最近、物事を思い出すのに時間が掛かり過ぎるようだし ・・・
先日は、二日目に 「 あぁ、そうだった。 」 なんて思い出した。
クワバラ、クワバラ ・・・
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時代考証

2010-01-03 20:32:02 | 田園ものがたり
      ~~~ ’09.1.18のブログの続編 ~~~

劇団・酔っぱライによる 『 大河ドラマ・太平記 』 の公演日(?)が決まった。
           なるべく、TVに忠実にやろうという事で、ヒゲ達は準備を急いだ。
        

酒器は、どうにか “ かわらけ ” を揃え、
日本酒は “ 菊姫のにごり ” で。
                         
灯りは、勿論 “ ローソク ” だが ・・・ 和ローソクは高価なので、
沢山あった “ 仏壇の太ローソク ” で辛抱しましようと。

酒肴は困った。
手持ちの文献には、 『 織田信長、家康を接待するの宴 』 以降の物しかない。
仕方がなく、TVにヒントを求めるも、 “ 粗菜(肴) ” しか登場しない。
その内の、 “ 丸干し魚 ・ 焼き米  ・ 勝ち栗 等で ” まぁいいか!
                  《 県産物で揃える 》
銘々膳は、カァちゃんの実家から、塗り物をお借りした。
後醍醐天皇の “ 御簾(みす) ” は ??
そうだ! 小上がり席の “ すだれ ” を利用しよう!

さて、当日 ・・・
“ すだれ ” を一番奥の上座に設置する。
灯りを消して、“ 仏壇(笑)ローソク ” に灯を点けて、具合を確認しましょう。
ヒゲは後醍醐天皇だから、先に “ 御簾 ” の奥に鎮座ましておかないといけません。
  しばらくすると、S村所長が登場。
ヒゲ 「 これは、これは、タカウジ (足利尊氏) 殿。 さぁ、サァこちらの方へ。 」
S村 「 はっ、ハァ (笑)、マスター、よう雰囲気の出とるタイ。 」
ヒゲ 「 先ずは、岩清水 (ビールの隠語) にて、お口すすぎを。 お、ホッ、ホッ、ホー 」
                                     (扇子を口に当てながら)

次に、C葉ちゃんが来るんですが、ママに別室に連れて行かれます。
婆沙羅(バサラ)大名・佐々木道誉の衣装に着替える為です。
                                     
K大のネコ先生も到着。  C葉ちゃんも、衣替えして登場。
C葉 「 これは、これは 」
       ( 皆んな、 「 これは、これは 」 から話し始めます。
                       一応、TVで勉強してきたんでしょうね (笑) )
    「 天皇様におかれましては、ご機嫌うるわしうございます。 」
ヒゲ 「 皆の者、直答 (じきとう)を許す! くるしうない。 」

しばらくすると、 “ 御簾 ” の中の天皇を放って、自分達で盛り上がります。
ヒゲは、酒もなくなって来ます。
    「 これ、 皆の者、 朕は笹 (酒) がないぞ。 」
               と、御簾の下から “ かわらけ ” を差し出します。
 ネコ先生  「 アラ、あら、天皇様には、ご不自由なさいまして (笑) 」

皆、役に成りきっています。 おしゃべり言葉もお上手で ???
佐々木判官様は、花活けを ・・・
ヒゲの厄晴れ祝いに皆さんから頂いた、大振りの鮮やかな花瓶が映えます。
紫の着物の片袖を脱いで、さっそうと投げ入れ。
見事な出来栄えでした。
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2010年の始まり

2010-01-01 19:20:47 | カァちゃんのたわ言
昨晩の夫婦の会話 ・・・
今年は、色々あったね。
一年前のこの日は、婿さん候補が来ていたもんね。
それからドタバタが始まったのよ。
でも、まさか、お母さんとの別れが来るとは思わなかったね。
来年は穏やかに過ごしたいもんだけど、まぁ、色々あるのが人生か?
紅白と格闘技とを交互に眺めながらの晦日でした。

    
          《 12/31  17:43 部屋から 》

二人と一匹は、静かに新年を迎えました。 
「 省エネだぁ! もう少し蒲団の中に居よう! 」 と言いながら朝起きもゆっくり。
トンも、今朝は起こしに来なくて、お付き合いしてくれました。

徳島の実家で初めてのお正月を迎えている娘夫婦から電話が入ります。
御両親に 「 新年の御挨拶をするように。 」 と、諭されての事でした。
優しい心遣いをして頂ける御両親に可愛がってもらえている様子を耳にする度に、
安堵の気持ちが拡がります。

息子夫婦は、多忙な仕事で疲れた身体を癒す、束の間の休暇気分の事でしょう。
エジプシャンのニャン子達と一緒に。

家族の健康を願いながら、のんびりとした一日を過ごしています。
ヒゲは、寒いけど風がないからと、散歩にも行きました。

           
  《 1/1  18:28  昨日と同じ場所から ・ 今日は満月 》
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