田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

三船美佳にならない為に~2

2015-10-08 13:53:59 | ヒゲの毒舌
さてさて、第二弾が間延びしてしまいましたが、オヤジのお節介話を続けます。
婚活の挙げ句、ダメ男を引かない為には、見る目を養うことが大事です。
             
幸せ100%に見えた(?)スザンヌさんの例を見ても、よく分かりますよね。
最近では、結婚はコスパが悪いなんて、流言も飛び交う時代。
前ブログでは、第一のGO = 盤上競技の碁を通して視える男の人間性の話でした。

二番目のGOは、ゴルフのゴです。
男の魅力を高める為にも選ばれる、紳士のスポーツです。
が、競技とは別に、直ぐに分かりやすい傾向が見える瞬間があります。
それは 『 道具 』 です。
ろくに練習もしない内から、道具に凝る男性がいます。
いわゆる形から入るタイプの男性に多い様です。
先ずは、立派な道具を揃えてなんぼ!?
有名ブランドのバッグや高額ドライバーを手に入れ、お手入れは欠かさない。
なるほど、まあ解らんでもありません。
男は一流品を使ってこそ、自分磨きが出来る。 立派なモンです。
この場合の気を付けるベキは ・・・
こういう男性には、身の丈を超える浪費癖(!)が存在する可能性がある事です。
                       
こんなグッズで練習場通い。
いよいよ、本コースで本番。
しかし、この時ゴルフ競技の特殊性に遭遇します。
それは、『 競技者自身が、アンパイアである。 』 と云う理念です。
道具は立派でも、まだビギナー。
当然、林の中にボールを打ち込みます。 そして打ち難い所にボールは止まっています。
誰も見ていません。
              
打ち易い所にボールをポンと置き直したい心境になりますよね。 (禁じ手ですが)
そして、何食わぬ顔でナイスショット。
その後には、過少申告と云う誘惑が待っています。
実際の打数より少ない数を申告するのです。 (ルール違反)
何か、中国共産党が、中国軍に使う国家予算を少なく公表してるのに似てますね。
何しろ、本人がアンパイアですから、打数を判断するのは自分自身です。
この時にあかさまになるのが、その人の信用度です。
スコアを少し良くみせた引き換えに、個人(男)の信用を失なっているのです。
その延長で、社会的なコンプライアンスを疑われても仕方ないかも。

三番目のGOは、ゴーゴーマイカーのゴー。
運転です。
運転なんて、誰がしても同じじゃあないか?
どっこい、車の運転も千差万別、性格が現れます。
「 あん人は、普段は虫も殺さん様におとなしい顔してるくせに、車のハンドルを握ったとたん、
  人が変わるとバイ。
  おとろしか!(恐ろしか) 」 
こんな男性、案外いるのです。
何時も穏やかで、物静かな性格の人が、車を発進します。
やがて、ブツブツと独り言が始まるのがパターンです。
そして、「 どけー! 前の車、邪魔だぁ~ 左に行け行け~ 」
                             
そんな風につぶやきながら、急ハンドルを。
車は、男にとって一国一城。
この中では、主(あるじ)です。
仕事や家庭でどんな嫌なことがあっても、車だけは裏切らない。
穏やか~な顔の裏には、ドロドロとした不満がうっ積してるかもしれません。
そのマグマが溜まり過ぎて、突然火口から噴き出す! かも?
そんな恐ろしい深層心理が露われるリスクを覚悟して、貴女はお付き合い出来ますか?
                                         (終わり)

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呪われた祭典

2015-10-06 14:50:32 | ヒゲの毒舌
8/29日のNHKニュース。
例のオリンピック・スタジアムの建設案。
いつものお友達内閣が、それをどうしようか(?)の思案橋ブルース顏のカメラ目線です。
やはりお友達のNHK会長のおかげで、随分長い時間、この馬鹿ズラを放映していました。
何だ? 怒! このヤラセは!!
ただの、安倍の晋ちゃんのアピール・プレーだけヤン。
挙げ句、見て見て、こんな1000億円も節約したのよ。
僕ちゃん総理は、一生懸命、大事な日本の国民の皆さんの声をちゃんと聞いていますと。

いつもの補佐官 「 ソーリ、千億削るのは、無理がありマッセ? 」
安倍ちゃん 「 だまれ! 千億削る事に意義があるンだ。 
        エアコンも天井も無くても、コレで民の声を聞いた事になる。
        出来上がって、どんな暑くても知った事か! 」
補佐官 「 それじゃあ、外国のお客さんに、お・も・て・な・しが出来ませんが? 」
安 倍 「 ガイジンには、滝クリにウチワででも扇がせて、ジャパニーズ接待と言わせとけ。 」
                
補佐官 「 所で、お友達の下村文大臣は、まるで他人事のような顔で座っていますが? 」
安 倍 「 クソ! 何の役にも立たない大臣の癖に、辞表も書けないのか?
     そううだな!? 例の戦争安保法案を強行採決すると、支持率が落ちるハズだ。
     10月の内閣改造セレモニーで、女を入れれば支持率たちまちアップと決まっている。
     その時、下村の首切りすれば、一石二鳥。
     グリコのキャラメルだよ、君! ハハハー 」
                                 
そして、とうとうエンブレム問題のデザイナーが投げ出した。
盗作を認めたに等しい。
まったく、今度の東京オリンピックときたら ・・・・・ ???
こんなゴチャゴチャ状態で、2020年の期限に間に合うのか?
リオ五輪の工事が間に合わないと、あざ笑っていた日本国民。
他人の心配どころではない。

何とか長生きして、人生二度目のオリンピックにリアル立ち会う機会を楽しみにしているヒゲ。
孫達に、「 じいちゃんはふたつの東京五輪を観たんだヨ 」 と自慢したい。
しかし、こんなにまで汚れ・疎まれてしまって、まるで呪われた様な祭典だ。
こんなんで、日本国民が素直に祝えるとは、とても思えない。
                         
もう、いっそのこと、ネットで囁かれている様に、五輪返上が妥当かも。
もちろん、森会長も一緒に霧散していただいて。

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エクスペンダブルズ~説明

2015-10-04 20:21:14 | 田園ものがたり
前のブログ “ エクスペンダブルズ・反省会 ” で、無造作に書いた用語がありました。
田園の店内だけで通用する、いわゆる 『 隠語 』 と云うモノでした。
今回は、少し説明をします。

『 末期の酒 』 
コレは、決して、最期が近いお客さんに飲ませる日本酒ではありません。 (笑)
注文に応じて提供する関係で、どうしても一升瓶の底に少量の酒が残ります。
コレが、末期の酒。
田園は、夕方の開店時に、なるべく未開封状態の一升瓶を並べて置くことに腐心しました。
何故、そんな事に腐心するのか?
他店で、何時開封したか判らぬような酒を平然と提供され、酷いめに遭ったお客さんが多かったのです。
そんな客の不安を払拭するのが、未開封瓶です。
それを維持するには、具体的に二つの方法を取りました。
閉店後、残の少ない瓶を選び出し、空の一升瓶にまとめます。
調理場に送り、料理酒として使う。

もうひとつの方法が、ユニークです。
閉店近くの遅い時間にやって来るお客さん ~ 案外、多かったのです。
この時間なら、ヒゲやママと酒呑んで遊べると。
だから、「 酒と肴は、良きに計らえ~! 」 型が多い。
こちとらも、いちいち銘柄を問うのも面倒くさい。
そこで、先ほどの末期の酒(残少量の一升瓶)を、5~6本程を目の前にドンと置いてやります。
「 コレで足りますか? 」 と笑いながら。
5~6本と言っても、実際はお銚子1~2本分か?
直ぐに無くなりますから、「 浪ヤン、末期の酒、お代わりネ! 」 とヒゲ。
こうしたお客様の努力(?)のおかげで、翌日の開店時には、ズラリと未開封酒が並ぶ訳です。
それは、同業者がうらやむ光景でした。
カウンターの客は、自分の注文に応じて、目の前(!)で未開封の酒がポンポンと開けられます。
その開けたての酒が、切子グラスと共にやって来る。
もう、このシーンだけで酒が美味しくなりますネ。

もうひとつの隠語 『 中吟 』
これも、田園の中だけの用語です。
発想の原点は、大吟醸じゃあない吟醸酒です。
YK35方式で醸した大吟醸では、重いと感じるお客さん用の、軽い吟醸香の酒でしょうか。
現在の用語では、『 純米吟醸 』 のカテゴリーに入るものです。
しかし、今の純米吟醸とは随分違う、さらさらと喉を滑るアッサリ感がありました。
                                
さて、そんな酒、お客さんからも 「 チュウギン、チュウギン 」 と隠語で注文されて苦笑い。
お客さんも、ちゃんとヒゲ達と従業員との会話を聞いて、覚えているのですね。
        ≪ 懐かしいパッケージ ≫
チュウギンの例として、静岡の開運・吟醸、北九州の天心・吟醸、佐賀の窓の梅・花伝、
静岡の磯自慢・本醸造、新潟の天領盃・大吟醸、大阪池田の呉春・特吟、岐阜の三千盛・純米、
新潟の〆張鶴・純、静岡の女泣かせ・吟醸、奈良の春鹿・極寒吟醸、富山の立山・吟醸、宮城の浦霞・禅、等々。
          ( 酒の区分表示は、当時のままです。 )
                            
この中から、客のコンディションや好みに合わせて、ヒゲが選んで出すのが田園のチュウギンでした。
お客さんも考えずに済むから、随分楽に酒を楽しめたものです。
                                     
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“喝采”に かっさいを!

2015-10-01 17:27:01 | ヒゲの毒舌
『 題名のない音楽会 』
佐渡 裕さんがMC卒業だそうで、長い期間お疲れでした。
ギネス記録を更新する継続の努力は、さぞかし大変でしょう。
又、新たな解説者の元で、引き継いでいく様ですね。
そう言えば、ヒゲも、随分長い事楽しませて頂いているんだなぁ ・・・・・
    ≪ 五島さんとの交代シーン ≫

最初に観た題名のない音楽会は、1970年代初めです。
当時は、黛敏郎氏がプロデュースしていた時代でした。
          ≪ 50周年記念番組での黛さん ≫

偶然、チャンネルを回した(!?)時のゲストは、歌姫・ちあきなおみさん。
俎上に上げられた曲は 『 喝采 』 でした。
                             
この曲の作詞の巧みさが紹介されます。 (劇場的な展開が目を引きます。)
黒いふちー取りがありました~   (記憶が昔にフィードバックされて)
    アレは 三年前  止める アナタ  駅に残し~ 
            動き始めた汽車に  ひとり飛び乗った~
なんてドラマチックな歌詞でしょう。
(そして、シンコペーションの巧みな使用例) ~ 今日も 恋の唄 歌ってるー ♪
当時、クラシック畑のヒゲ。
当然、クラシックより劣ると認識していた歌謡曲。
そんなヒゲの不明さを、払拭してくれました。

「 さあ、皆さ~ん! お待たせしました。
    喝采にかっさいを!   ちあきなおみさんで~す。 」  

 いつものように  幕が開き  降り注ぐライトのその中  届いた報せは  ♪♪

当時、余裕がなかったヒゲ。
当然、題名・・・・を観る時間もありませんでした。
朝日放送さんとこで、この頃の 『 題名のない音楽会 』 を再放送して頂けると嬉しんだが。

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