関西旅行 一日目（ａｍ １４：２０～）前編

デザート、デザート、デザート！　
うるさく頭の中で騒ぎます。
疲れています、確かに。脳が糖分を欲しがっています。
「ごめんなさい、ごめんなさい。わたしが悪うございました」

実は、名神高速の吹田ＪＣＴで致命的なミスをしてしまいました。
わたしの記憶にある吹田ＪＣＴとまるで様子が違うんです。
当たり前と言えば当たり前なのですが。
なにせ、４５年ほど前の記憶ですから。

ナビを正確に読み取ることができずに、一般道に下りてしまったのです。
そしてナビの先導よろしく走り続けるのですが、いつの間にかナビが信じられなくなってきました。
裏道ばかり通っていくのです。
いま考えれば、あの時も読み取り間違いだったかもしれません。

うまく説明できないのですが、ようするに曲がる場所をそして入り込む場所を勘違いしたということでしょうか。
なににしろ、恐ろしいほど遠回りをしてしまいました。

吹田といえば、少し若かりし頃のロマンチックな失敗談をしましょうか。
大阪万博の年でしたから、昭和４５年（１９７０年）の夏でした。
２１歳です、わたし。
そして彼女が二つ下だったはずですから、１８歳もしくは１９歳でしょう。

絶世の美女といっていいほどに、可愛らしく美しい少女でした。
目がパッチリとして、鼻筋が綺麗に通っています。
口は大きからず小さからずの、ほど良いお口でした。
身長は、１５０センチほどだったと思います。
おでこがわたしの口辺りでしたから。

ＢＷＨは、書きたくないのです。
いえ、太ってはいません。痩せているとも言えませんね。
本人は太っていると気にしていましたが、わたしには全然そんな風には見えませんでした。
たしかに、お尻は、少し…。
その肉が、もっとずっと上にあったら…とは、男の願望ですけどね。

ですが、ないならないで良いのです。
それを補って余りあるほどの美女でしたから。
そう！　若いころの、デビュー当時の沢口靖子さんに似ていますかねえ。
いえいえ、今もお綺麗ですよ。
大ファンですから、わたし。
デビュー当時の彼女は、清楚でしたからねえ。

すみませんねえ。少し話が長くなりますから、前中後編としますよ。
聞きたいでしょ？　あなたも。
というより、わたしがお話したいんですよね。
我慢して聞いて下さいな。