さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

世界は残酷だ

2023-11-02 | 社会・経済


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

本日は小島慶子さんのコラムの引用から始めます

「『私たちの声も取り上げよ。フェアな報道を』 エジプト人記者ラハマ・ゼイン氏の訴え」小島慶子

小島慶子さんと言えば、ラジオパーソナリティとしてのイメージが強い方で、タクシードライバー時代よく聴いておりましたが、こういったネット上での発言などは、あまり好きではありませんでした

ただ、今回引用したのはとてもわかり易く、短い文章ですのでそのままご紹介したいと思います

以下、引用

国連のパレスチナ視察に同行した米メディアCNNのリポーターに向かって、ラファの国境地帯で一人のエジプト人女性が英語で呼びかけました。「米国はイスラエルに白紙委任してパレスチナでの虐殺を容認している。あなた方は私たちの声を聞くべきだ」。

 リポーターは、ラハマ・ゼインと名乗る女性にマイクを向けました。「イスラエルによる不当な占領は70年以上になる。ガザはパレスチナ人にとって監獄で、水も手に入らない。出入りも許されず、暮らしは困難で人権を蔑(ないがし)ろにされている。イスラエルは繰り返し人権を叩き潰し国際法に反してきた。多くの西側メディアはアラブの人々の人間性の否定に加担してきた。ムハンマドと聞けばあなた方は震え上がる。何千人ものパレスチナの子どもが死んでも他人事だ。イスラエルはアラブ世界の分断を試み、アラブは無力であるかのように言うが、私たちは弱くない。エジプトはパレスチナの、アラブの側に立つ。彼らは従来の物語を変えようとしているのだ。これはあなた方(米メディア)の問題だ。あなた方は(世界がどのようであるかを物語る)語りを手にしている。国連を、ハリウッドを、世界をその語りで思うようにしてきた。私たちの声はどこに? 私たちの声も同じように聞かれるべきだ。あなた方の報道でアラブ人は人間性を損なわれ、馬鹿げた理屈で一括りにされ、傾聴されず、議論する余地すら得られない。イスラエルは声明で全てをハマスのせいにし、パレスチナ人は動物で、死ぬべきだと言っている。それがこの事態を引き起こしている。私たちの声も取り上げよ。フェアな報道を」。

 ラハマ・ゼイン氏はエジプトの記者で、人道支援団体と共に現地入りしていました。誰が世界を物語るのか、誰の声が無視されているのか。可視化されるべき視点が一つ、カメラの前で語られた瞬間でした。


引用終わり

今さら説明の必要もないと思いますが、イスラエルの長年に渡る占領、入植行為は明らかな『国際法違反』です

今回の事も、ハマスのテロから始まっているように報道されておりますが、これは言わばこれまでのイスラエルの国際法違反による『侵略』に対する反撃とも言えると思います

もちろんそれでもテロ攻撃は許されないものかもしれません

ですが、民間人を多数巻き込むイスラエルの反撃は明らかに過剰であり、これも国際法違反です



ロシアがウクライナに軍事侵攻をした、世界の、主に西側先進国を中心に、ロシアの国際法違反である侵略を非難し、重い経済制裁を課し、被侵略国であるウクライナに武器を送り今なお戦争は終わりません

同じ理屈で言うならば、今回、当然アメリカを筆頭に、西側はイスラエルに制裁を課し、パレスチナに武器を送らなければ道理が通りませんが、実際はそうなってはおらず、それどころかイスラエルの自衛権を確認する、というあからさまなダブルスタンダードの立場をとっています

もちろん、これは今に始まったことではなく、イスラエル建国以来変わりはありません

『世界は残酷だ』

そう思う所以です

しかしながら今回は、さすがに西側諸国の市民も非難の声を上げていますが、為政者たちは本気でイスラエルを止めようとしているようには見えません

さらにちょっと前にはこんな記事も

『ハーバード学生団体がイスラエル非難声明 富豪ら「署名者は雇わない」と激怒』

記事では、ハーバード大学の学生団体が責任は全面的にイスラエルにあるという主旨の声明を出し、それを受け、著名投資家のビル・アックマンと言う人が、賛同した学生は採用したくないとして、氏名の公表を求めたと言っています

その歴史によって刻み込まれた感性なのか、ことがユ〇ヤ人への非難などになると、世界が過剰に反応しているように思えます

ガザ地区への地上戦も辞さないというイスラエルは、これまでの事も含めパレスチナ人を殲滅しようとしているようにも思えます

もはや狂気の域に見えます

もちろん、イスラエル国内でも、政府の対応に批判的な立場をとる人も多数いるようですが、世界をリードする国、特にアメリカ、と一握りの金持ちたちの作り出している大きな潮流を変えることは困難なことなのかもしれません

ですが、一BRICSへの加盟国が増えて行く、アラブが協調を始めている、などの大きな流れも一方で起きています

『世界は残酷だ』

本当に残酷な連中はどんな連中なのか、それを知ろうとしなければ、『増税メガネ』とともに滅んでしまいます


御免!






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私刑 リンチ ジャニーズ

2023-10-24 | 社会・経済


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

どうですかね

少し騒ぎも収まったんでしょうか、ジャニーズ事務所問題

テレビ見てますと、CMでも嵐の二宮さんとかまだパズドラのCMに出ていますし、他の面々もドラマやバラエティには引き続き、新番組も含めて出演していて、テレビ局側は、やっぱり忖度とか別にして、代わりがいないというのは切実な問題なんだな、と改めて思います

ジャニー喜多川さんの行為、そのものは当然酷いもんだとは思いますが、かの事務所のスターたちは、本当によく鍛えられていて、画面上からも周りへの気遣いなども含め、良く育てられていると思いますよ

下火になった、ようではありますが、今回この問題で何が一番の問題だったのか

無視できないものがある、と思いますので記事にします


ジャニー喜多川さんの『行為』は、当然肯定されるものではありません

しかし、一番の問題だと思うのは、この件、何ら刑事的な事件としてはまったく何もないのです

あくまでも、『被害者』の方々の証言のみ、それに対し、事務所側は全否定することだってできたわけです

その場合、立証責任は『被害者』側にありますが、そんなことは何もなされていないのです

その上で事務所側が、一応、それを事実として受け止め、謝罪も行い、新会社として二度とこのようなことが起きないようにすると、再建を誓い、なんら立証もされていない『事件の被害者』に対し賠償をする、と言っているのです

にもかかわらず、マスコミは説明が足りないと叩き続け、多くの一般人も同じように叩き続け、遂には社名を変えさせ、何の罪もないタレントをCMなどから外し、多くのスターを生み出した日本の芸能プロダクションを消滅させてしまったのです

ある意味、時代をリードしてきた日本の『文化』のひとつを潰してしまったのです

本来、『性加害』があった、その上で日本が法治国家だと言うのであれば、『法の裁き』で決着をつけなくてはならない『事件』に対し、『被害者』の証言のみで、総がかりで私刑を行い、一つの会社を潰してしまった、並々ならぬ努力を重ねて来た一部の若い人たちの夢をも奪ってしまった

これがどれほど恐ろしいことなのか、多くの人が何も感じていないことが恐ろしいのです


小平次があらためてこの件を記事にしなければ、と思ったのは、本当に今の日本が危険な状態にあることを少しでも伝えたい、との思いからです

『芸能界のこと』

感心の無い人も多いかもしれません

ですが、コロナやワクチン、今ジャニーズで起きたことの根っこは同じです

マスコミによって一つの『記号』を示され、皆同じ方を向いて、現実に『私刑』による集団リンチで凄まじい『人権侵害』が起きていること、それに加担していることに気付かない

本当に恐ろしいことです

『人権侵害を受けたのは被害者だ!』

きっとそう思う人もいるでしょう

ですが、最初に述べた通り、この『事件』はなんら刑事的な手続きを経ていません

それはつまり、ジャニーズ事務所はなんら犯罪を行ったわけではないのです

『加害者』

は既に他界し、残された『加害者ではない者』が素直に『加害』を認め、謝罪をし、犯罪者でもないのに『賠償』をすると言っている、後は当事者間の問題であるべきはずが、その者らをこれでもか! まだまだ反省が足らない!と言って私刑を続けている

どれほど恐ろしいことでしょう

小平次は、実のところ、『法治国家』などクソくらえ、と思っています

日本は、『徳』によって治められて来た『徳治国家』だと思っていますから

ですが、今の日本人にそれを求めるのは無理なようで、『法』で治めるほかありません

しかし、この度のジャニーズ問題、そこには『徳』もなければ『法』すらありません

『私刑』

によって、『徳』もなければ『法』すら無視して集団的制裁を加える、その上それが『正義』のように振る舞われている、危険極まりない世の中です





御免!






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クローン社会 ボディスナッチャーの現実化

2023-10-10 | 社会・経済


こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です

先日、今の世の中、みんなおんなじ一つの方向を向いて誘導されているように見え、為政者や金持ちたちの洗脳によって戦争に向かっている気がする、と妻が言ったことを記事にしました

冒頭の画像は、古い映画、『ボディスナッチャー』のワンシーンです

昔、バンド仲間のアパートに泊りに行った際、駅前のレンタルビデオ屋で、仲間と酒飲みながらなんか映画でも見ようと、何気なく手に取ったものでした

ざっとストーリーをお話しますと、宇宙生命体?だったと思いますが、ヘチマを大きくしたような植物が無数に地上に落ち、そのヘチマがサワサワと糸状の食指のようなものを睡眠中の人間にからませ、ヘチマの内部にその人間のコピー人間を作り出す、そしていつの間にか街中にコピー人間が増えている、そんな感じのSF恐怖映画です

ある日、精神科医のもとに一人の女性が訪れ、『最近夫が何か別人のようになった感じがする、見た目は変わらないのだけど、明らかに別人のようで…』

やがてその医師のもとへ、同じような相談が増えて行く

コピーされた人間は、コピー直後、シュワシュワと萎んで死んでしまいます



コピー人間は、無感情、無表情、会話も無機質、そう、『別人』になっているのです

コピー人間は、未コピー人間を見つけると、すごい形相で指をさし、『ギャアアアアアアアアアア!』と叫び、大勢のコピー人間で未コピー人間を追いかけ、捕まえると睡眠薬を打ち、ヘチマの横に寝かせ、コピーさせてしまうのです



犬と一緒に寝ていた浮浪者が犬ごとコピーされた結果!

主人公たち未コピー人間は、周りにコピー人間がどんどん増える中、何とか街を脱出しようと試みますが…

この映画の見どころ?は、衝撃的なラストシーンにあります

超ド級の後味の悪さ、最大級の絶望感、もう二度見たくないと普通は思いますが、小平次と一緒に見た仲間は、この絶望感を他の奴にも味合わせたい、ラストシーンを見たときの表情を見たい、と仲間を呼んでは見せ小平次自身、結局10回くらい見たと思います

実は、この映画の紹介記事は過去にも書いてまして、何というか、何かに誘導されているような気がするとか、メディアが同じ方向で画一化した報道をしているとか、もしくは報道すべき重要なことを隠しているのではないか、などと感じたとき、このボディスナッチャーの映画、未コピー人間が感じた違和感、そんな感覚を覚えたときにこの映画を思い出すのです

そう、だから今、その違和感を強く覚えています

地球温暖化、CO2、コロナ、ワクチン、ロシア・ウクライナ、ジャニーズ、その他諸々、何の疑問も無く皆が同じ方向を向いて、コピー人間が未コピー人間をコピーしようとするがごとく、自分たちと違う考えを持ったり、行動する人間を一切認めず、時に袋叩きにしている

もしかしたらヘチマにコピーされた人が大多数になっているのかもしれません



さて、そんな違和感について、ちょっと調べてみました

『みんな同じなクローン社会に生きる』

1990年代初頭、ヴィタリー・コマールとアレクサンダー・メラミドという 2人のロシア人アーティストが

『鋭角と柔らかな曲線のどちらを好みますか? 滑らかなキャンバスが好きですか、それとも太いブラシストロークが好きですか? 裸のフィギュアと着衣のフィギュアのどちらが好きですか? 彼らは遊びや労働を絵の中でしているべきですか? 屋内の風景が好きですか、それとも屋外ですか? どんな風景が好きですか?』

というようなことを、市場調査員を雇い、世界中、11ヶ国の異なる地域で 11,000人以上に調査を行い、異なる国や文化を持つ人々であれば、それぞれ好みは異なるだろうはず、そしてその調査結果に基づいた作品を描くことでそれぞれの地域性、国民性にあった作品ができるのではないか、という思惑で始めたものでした

そして、調査結果に基づき、様々な国の様々な人たちの意見を集約してできた各地域別の作品がこれ



驚くことに、異なる国、異なる文化、異なる人々、異なる生活をしている人たちの、一番見たい風景が、これです

「ほぼすべての国で、人々が望んでいたのは、周りに数人の人物がいて、動物が前景にあり、主に青が主体である風景画だった」

ロシア人アーティストは次のように言っています

『私たちはさまざまな国を旅し、世論調査会社の代表者との交渉に従事し、さらなる世論調査のために資金を調達した結果として、私たちは結局、多かれ少なかれ同じ青い風景を描くことになりました。私たちは自由を求めて、この仕事に取り組んだのですが、そこで見つけたのは奴隷制でした 』


このロシア人アーティストの試みから30年が経過していますが、我々の社会の均質化は一層進んでいるように思います

上記記事からもう一つ



これも、全くの別人たちのインスタグラムの投稿だそうです

こういった現象は他の分野でも見られ、車のデザイン、メイク、建築物、街の風景、などなど

単純に一つの流行、と言えるものなのかも知れませんが、例えば映画、1977年から興行収入ベスト20の映画を調べると、2000年までは、約 25%が、続編、前編、リメイク、スピンオフ、リブート等だったそうですが、ここ数年はほぼ100%がそれで、オリジナルの新作は一つか二つだそうです

ありとあらゆるものが一つの形に収束している、文化も街も人も…

あるファッションデザイナーさん、衣服が平均化してきたことについて

『誰もがクローンのように見え、違いに気付くのは年齢だけです。見栄えがよくない限り、私は人々の違いに気付くことができません。そこには 70歳などの人たちもいます。私たちは非常に順応的で、誰もほとんど考えていません。私たちは皆、物を吸い込んでいるだけです。私たちは消費者になるように訓練されており、消費しすぎています。私はファッション・デザイナーですが、人々は、今の私が何を言っているのかわからないかもしれません。 私はこの使い捨てガラクタについて話しているのです』

なんだか恐ろしいですね

個性が無くなり、同じ方向を同じ歩調で歩いている

そして金持ちと為政者の示す『記号』につき従う

ついには命まで奪われる、戦争まで引き起こしている、『みんな同じがいい』、と自分自身が従順な羊の群れの中で言っていることにすら気づかないままに


御免!




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ロシア国民は洗脳されている?

2023-10-05 | 社会・経済


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

上記の画像は、先月6日、ウクライナ東部ドネツク州のコンスタンチノフカの市場にミサイル攻撃があり、少なくとも16人が死亡したとされる報道写真です

ウクライナ東部ドネツク州でロシア軍の攻撃 16人死亡(NHK)

NHKのネットニュースでも報道をされていて、

『ゼレンスキー大統領は普通の市民や商店が被害を受けたとした上で「多くのけが人がいる。残念ながら死傷者の数は増えるかもしれない。悪のロシアに一刻も早く勝たなければならない」と強調しました。』

で、この件についてニューヨークタイムスが同じ月の19日、次のような報道をしております

『6日のウクライナ東部繁華街攻撃、自軍の誤射の可能性=米紙』

この記事では、ミサイルが飛んできた方向などの分析から、ウクライナ軍側から飛んできた誤射の可能性が高い、と言っています

『誤射』

なのかどうかはわかりませんが、ウクライナ側から発射されたのは間違いないようで、『ロシア軍の攻撃 』と報道した後、ウクライナ軍の『誤射』の可能性が高い件について、NHKが改めて報道をした様子は、小平次が調べる限りでは見つけられません

仮に、報道していたとしても、最初の記事はすぐに見つけられたのに、『誤射の』記事は見つけられないんですから、多くの人が、これはロシア軍の攻撃によるもの、と思ったままかもしれません

今回の件は、ミサイルが飛んできた時の映像が残っており、駐車していた車のボディーにミサイルが反射して映っていたらしいのと、上空を見上げる人の方角などからウクライナ側からの飛翔とわかったそうですが、そんな映像の無い場合など、これまでの民間人攻撃など、ロシア軍の悪行とされていたもののどれほどが本当にロシア軍の攻撃なのか、NHKなどの事後報告の有無なども考え併せると、ロシア側のプロパガンダばかりが言われていますが、以前のポーランドへの『誤射』も含め、注意が必要です

そうなると、当初のロシアの侵攻前の状況なども、『ロシアのプロパガンダ』と一蹴する前に改めて検証の必要があると思います(わかりきったことですが)

さて、いずれにしても現状は、ウクライナ国内の内戦に対し、ロシアが軍事行動を起こし、東部地域の一方的な独立をロシアの主導で行ったもので、まさに『力による現状変更』に他ならず、侵略行為として主に西側諸国がウクライナに武器を送り、ロシアに経済制裁を課すなど、ウクライナを全面的に支援している、ということです

なかなか戦局が好転しない状況の中、ネット上のSNSなどでは、識者にも一般人にも、『ウクライナに対し、これまでのように小出しに武器を送るのではなく、もっと大量に強力な武器を送るべきだ』とか、『日本も武器を支援すべきだ』と、それが意味することが何かを考えもせず、勇ましい意見が数多く見られます

武力侵略を認めるわけにはいかないのは当たり前ですが、前にも申し上げた通りロシア側はそんな風には微塵も思っていないので、当然戦争が長引くわけです

まして、大量の核兵器を保有するロシアは、基本的に敗北することはありません

そういう状況をわかっている人は

『ロシア国民が立ち上がり、内部からプーチン政権を打倒するしかない』

と、これまた勇ましいことを言います

しかし、現状ロシア国民のプーチンさんへの支持率は、戦争開始後さらに上昇し80%にまでなっている、とても内部からの政権打倒を望めるような状況でもなさそうです

『ロシア国民は、言論を統制され、政府のプロパガンダによって洗脳されている』

ということを言う人も、識者を含め大勢います

『現在のロシアの生活はどうか? ロシア駐在18年の大手商社マンがマスコミが報じない真実を語る』

この動画では、モスクワ駐在の大手日本商社マンが、ロシア国内の様子を語っています

この方によれば、戦争開始後、ほぼ日常は変わらず、日本で報道されているような『物資の不足』などなく、ショッピングモールには物が溢れているそうです

日本では、ルーブル暴落の危機が近いと、ロシア国民が銀行に並び、預金を下そうとする取り付け騒ぎが連日のように起きているかのように報道されていましたが、それも実は1日だけで収まっていたようです

また、言論統制のようなものもほぼなく、日常で政権批判をしたり、報道されたりもしているようです

先ごろ、テレビの女性キャスターが、番組中に戦争反対のプラカードを掲げ、政権批判をしたため、禁固刑の判決を受けた、と言う報道がありましたが、このくらい過激なことをしても実際、このキャスターはフランスへの亡命に成功していることからも、言われるほどの言論統制はなさそうです

ある、モスクワ在住日本人バレリーナさんの動画では、日本のテレビ局が取材に来て、スーパーに野菜などがたくさん並んでいるのを端によけて、あたかも物が不足しているかのような状態で取材させてくれ、と言われてお断りしたそうです

ロシアのプロパガンダがあるのは間違いないと思いますが、西側のそれも相当なもので、さらに日本は恥知らずな捏造報道までしているようです

今年の3月、ジョージアでおかしな暴動が起きています

『ジョージアで大規模デモ、一部が暴徒化 「外国工作員」法案巡り』

これを考えるには、ジョージア(グルジア)のソ連崩壊後の流れを見る必要があるのですが、長くなりますのでそれは後日で

この暴動、ちょっと不思議な暴動です

内容は、『外国から20%以上の資金拠出を受けたNGOやマスメディア(ネットも含む)に「外国エージェント」としての登録を義務付ける』(別記事)といったことなのですが、これに反対してデモ、暴動が起きるってよくわかりません

多くの国で外国資本が、例えば自国メディアに投資したりすることを規制しています

規制どころか、EUやアメリカでは排除までしています

日本の放送法においても、『放送事業者に対し、外国人株主の議決権比率を20%未満にすることを義務づけて』います

さらに『外国人株主 議決権1%未満も報告義務づけへ 総務省』ここまで規制しています

これは外国勢力が、特にメディアなどを支配して世論を形成し、最終的に外資に国が乗っ取られたりすることがないようにするために他ならないからですが、ジョージア国民はそれでもいいようです

まして、このジョージアの法案は、登録義務、資金源の開示義務のみで、活動の制限などはないのだそうですから、過激な暴動が起きるのはやはり不思議です

そもそもの、最初のジョージアの革命自体が、ジョージ・ソロスの財団に全面支援を受けた大学生の団体などから始まっているそうですが、それを考えれば、今年の、この不可思議な暴動も、まあ、合点がいきます


ロシア周辺国における、西側大資本家とアメリカの扇動によるミンシュ革命、その後の反露政権の樹立、利権の獲得、形を変えた帝国主義の植民地政策です

そのミンシュ革命がウクライナでも起きた

その革命に当時のオバマアメリカが絡んでいたのは周知の事実で、その後アメリカ、NATO、からの武器供与、軍事訓練、ロシアを追い詰めて行きます

そもそも、NATOは、冷戦時、主にソ連の軍事的脅威、に対抗するために組織されたものだと思われますので、ベルリンの壁、ソ連崩壊後は必要のない物だったはずですが、当初の約束を反故にし、東方拡大、NATOの組織された目的からすれば、NATOがウクライナに武器供与し、軍事訓練を実施することは、言わば、ロシアを敵視する軍事組織が隣国に武器を供与し、軍事訓練を行っている、開戦直前のような緊張が目の前で起きていることになります

ロシア国民は、言論統制され言いたいことも言えないわけでもなく、洗脳されているわけでもない、西側の軍事的、経済的脅威が迫っている、ソ連崩壊後、西側資本家に食い物にされ、失業、貧困、治安の悪化を味わっているロシア国民からすれば、侵略者は西側、特にアメリカであり、祖国の防衛のために戦う、そう感じているのだろうと思います

周辺のおかしなミンシュ革命からの流れを見れば、ロシア国民がそう感じるのも仕方ないと思います

西側から見れば、許されない侵略も、ロシア国民から見れば西側の侵略に加担する隣国が、国境付近でロシア系住民の反政府軍に砲撃、民間人への迫害、虐殺、すぐそこに危機が迫っている、その状況に対する防衛、そのくらいの感覚の違いがある、だから戦争は終わらない

多くのロシア国民は戦争など望んではいないものの、西側の侵略とは戦わなければならない、洗脳されてそう考えている、なんてことではないのです

それを理解せず、プーチンさんを狂人扱いし、ロシア国民は洗脳されている、とバカにしている内は、戦争は終わらないでしょう

武力による侵略は、あってはならないことではありますが、わかり易くもあり、今回のウクライナのように、世界の多くの国が味方になってくれる中、抵抗もできます(もちろん、それも嫌ですが)

しかしながら、今の日本のように、ジワジワと同じ方向を向かされ、心を支配される侵略は、外国のために搾取され、それにも気づかず貧困化し、やがて乗っ取られ、子々孫々もいなくなる、なんと残酷な侵略でしょう

別件ですが、先日、鈴木宗男さんが独断で訪露し、結構な批判にさらされていますが、この戦争の後の状況も考えれば、ロシアとのパイプは繋いでおくことは重要だと思いますし、少なくともその姿勢だけは評価されるべきです

少なくとも、いくら国際法違反の侵略だ、と言ってもその理屈が通じる相手ではない上、侵略者はアメリカだ、とロシアはそれなりの理由をもってそう考えているわけですから、戦争が長引き、被害を受け続けるのはウクライナの一般市民です

武器を送り続けるだけではなく、対話のパイプを残す、実際に外交で解決する、無理であってもそれを諦めればごく普通の一般市民の犠牲者が増え続けるだけです

増税メガネには、鈴木宗男さんのような気力も胆力も覚悟も無い上での、ロシアを完全敵国とみなした一見勇ましい外交は、いずれ日本が巻き込まれるかもしれない、危険な態度のように思います




御免!










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ジャニーズ記者会見直後、キムタクさんが。。

2023-09-08 | 社会・経済


木村拓哉、会見直後の”ジャニーズイズム”投稿が波紋「3人の会見が台無し」「推しだったけどこれはひいた」


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

今回の記事は、あまり自分の頭もまとまっておらず、まとまりのない記事になると思いますし、不快な思いをされる方もいらっしゃるかもしれませんが、当ブログのタイトル通り、この度のジャニーズ事務所創設者の、ジャニー喜多川さんによる性加害の報道や、それについて述べる識者やネット、マスコミに対し、どうにも『しっくりこない』、もやもやしたものがあったので、とりあえず記事にします

上記の記事は、昨日行われたジャニーズ事務所の記者会見直後、同事務所のキムタクさんが、ご自身のインスタグラムに「show must go on!」と綴り、敬礼のようなポーズを決めているご自分の写真を投稿したことがヒンシュクを買っているそうです

「show must go on!」

とは、「一度始めてしまったら何があっても続けなければならない」と、生前ジャニー喜多川さんが所属タレントに伝え続けてきた信念だそうです

性被害者がいる中、その会見の直後、まるで加害者のジャニー喜多川さんに敬意を示すような投稿に疑問や批判の声が集まっているようです

小平次はですね、この木村さんの記事を見て、少しモヤモヤが晴れたような気持ちです

おそらく、ですが、木村さんは、ジャニーズ事務所の負の部分を十分に承知の上で、それでも今の自分があるのはジャニー喜多川さんのおかげである、と、感謝や尊敬、そういった感情をお持ちだったのかな、と思います

負の部分はあったとしても、それ以上に自分たちを大きく育ててもらった、東山さんと井ノ原さんは終始ジャニー喜多川さんを悪者にし、もちろん立場的にはそうせざるを得なかったのだと思いますが、マスコミの集団リンチのような質問、と言うより罵り、に我慢がならなかったのかもしれません

今の木村さんの立場で、このような投稿、下手をすればご自身の仕事に多大な影響が出るかもしれません、それでも黙っていられなかったのでしょう

そんなことを思いながら、小平次のモヤモヤ、ってなんだったのかな、と考えてみます

まず、こんなことを言ったら批判されるかもしれませんが、被害者が女性だったら、小平次も世間と同じようにジャニーズ事務所の闇を批判的に見たかもしれません

『そういう問題じゃない!』

と言われそうですが、小平次の中では大ありです

以前、小平次は若かりし頃結構なイケメンだった、とインド放浪記の中で書きました

自分では何とでも言える、と笑われそうですが、先日仕事関係の女性お二人と食事をしていた際、そういう話題になり、『昔の写真とか見せてよ』と言うので、若いころ、学生時代の小平次のライブ動画を先輩がYouTubeにあげてくれているのでそれを見せましたら、

『いや!これは確かにカッコイイ!』『ジャニーズ系だね!』『この頃出会ってたらヤバかったかも!』(今がそんなにひどいのか?)

本当にお二人とも驚かれていましたよ

『モテたでしょ?』

と言われましたので『ええ、まあ。。』

とお答えしました

本当にモテましたよ、本当に

そう、『男女問わず』

ここから先は、やや下ネタっぽい話にもなりますので、苦手な方はスルーして下さい

女性から告白されたり、プレゼントをもらったり、それはいいんですけど、男性から告白をされたり、ライブの直後に『バラの花束』をもらったり、はやはり困りました

別に、今流行のLGBTとかと関係なく、こちらにそういう意思がないのですから仕方ありません

それでも、そういう言葉による意思表示なら丁重にお断りをするだけですが、身体的に色々されるのはとても嫌でしたよ

男女問わず、満員電車で痴漢にあったことも一回や二回ではありません

女性からなら、いいことでもないんですが、まあいっか、って思えましたが、男からはやはり無理でしたよ

サウナで雑魚寝してて、ふと目が覚めたら触られてた、なんてこともありました

でも小平次は男ですからね

『お前、何やってんだよ!』

と一喝すれば終わりです

電車で女性が痴漢にあっているのを見つけ、撃退したことが小平次の人生で3度ほどありますが、やはり抵抗できない女性にそういう卑劣なことをするのは許せません

でも、繰り返しますが小平次は男ですからね、自分がされれば『やめろよ!!』で終わりです

『今回の被害者は、まだ13歳の頃とか、子どもだったんだ!』

まあ、そうなんですけど、それでもなんかやっぱりモヤモヤします

小平次も子供の頃にもありましたしね

高学年の子供にトイレに連れ込まれていたずらされそうになったりとか、変なおじさんに草むらに連れて行かれてズボンを脱がされそうになったりとか、全力で逃げましたけど。。


13歳とか、そんな子供が『芸能界』という一般社会とかけ離れた『特殊な世界』へ入る、多くの場合、親が自分の子供を芸能界に入れようと、もっと小さなころからそのための教育施設や子役オーディション、そのためのレールを敷いてきたはずだと思うんです

その親は『芸能界』がどんなところだと思っていたんでしょう

そういう闇は、今でこそコンプライアンスが厳しくなり、告発されることも増えましたが、ほんの少し前までは、小平次のような一般人でも『芸能界』ってまあ、そういうこともある怖いところだ、くらいの認識はあったように思います

そういう世界へ我が子を送り出す、親は覚悟はあったんですかね

小平次の妻は、前にも言いましたが、テレビの物まね歌合戦で優勝を何度かするくらいの実力があり、出会った頃、妻の『天城越え』を聴いた時は本当に驚きましたよ

今でも妻は、『演歌歌手』になりたかった、と言うことがありますが、父が絶対に許さなかったそうです

小平次にとっての義理の父は、ある仕事で全国的に名の通るほどの人でしたので、芸能界がどんなところかを良くわかっていたのかもしれません

小平次は、ジャニーズ事務所に所属していたTOKIOの番組、『鉄腕ダッシュ』が大好きです

小平次がやってみたかったこと、興味のあることに次々とチャレンジして楽しませてもらっています

出ているメンバー、一緒にやっている他のジャニーズ所属のタレントさんたち、実に活き活きとしています

今回の騒動のような『負の部分』など微塵も感じさせません

他にも多くの所属タレントさんたち、毎日どこかで、ドラマや映画、音楽 お芝居、その他たくさんのことをこなし、一般人の私たちに感動や笑い、夢を与えてくれています

『負の部分』だけが大きなものであれば、あんな風に活き活きとはできないと思います

そういうことがありながらも、想像ですが、『負の部分』以上にジャニー喜多川さんからの愛情も感じていたのではないか、と思います

同時に、自分をここまでにしてくれた、という感謝の気持ちもあるのかもしれません

ジャニー喜多川さんがご存命でいらしたころから、タレントさんたちがジャニー喜多川さんの物まねをしたりしていましたが、そういう様子を見ていると、『負の部分』よりも与えられた物の方が大きかったんだろうって思います

芸能界って、本当に特殊な世界で、特殊な能力を持った人たちの世界だと思うんです

今のジャニーズ叩きに限ったことではないのですが、昨今、SNSの普及で芸能人、有名人が『一般人』に袋叩きにあっているのを良く見聞きします

『特殊な世界の特殊な人たち』に対し、一般人の常識をもって、それと違っていれば袋叩き、自分が『特殊な世界の特殊な人たち』と同じ土俵にいるかのように錯覚し、誹謗中傷、罵詈雑言


『特殊な世界の特殊な人たち』によって起きた『特殊な出来事』、そういう世界の住人だからこそ、『一般人』の我々に感動を与えてくれるんじゃないんかと思うんです

今回のこと、批判覚悟で言うと、例えば中学を出たばかりの子が相撲部屋に入門して、厳しい稽古、竹刀でブッ叩かれ、水をブッ掛けられ、しごかれて、結局目が出ず廃業後、親方が亡くなってから酷い暴力、パワハラを受けました、ってそんな風に感じています


『性犯罪』が無かったことにされる、絶対にあってはならないことだと強く思います

ですが、『一般社会』で起きたそれと、『特殊な世界の特殊な人たち』の中で起きたそれを、小平次はどうしても同列に扱うことができません

一部で、これまでジャニーズ事務所の闇を、事務所に忖度して報道しなかったテレビなどを批判する報道や、識者の声がありますが、『一般市民』に対しコロナ恐怖を煽り、ワクチン接種を推奨する政府や政治家、医療業界、製薬会社に忖度して事実を捻じ曲げ、その命までをも脅かしてきたマスコミ、どれだけ国民が貧困化しようが、財務省のヨイショ記事しか書かないマスコミ、そんな連中が、類まれな才能と並々ならぬ努力を重ねて来たであろう『特殊な世界の特殊な人たち』に向かって、どの口で『正義』を語ってんだ、と、今回の騒動に対し感じております


御免!

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戦争が近い?

2023-08-30 | 社会・経済


こんにちは、小野派一刀流免許皆伝小平次です

以前、記事にも書いたのですが、小平次の妻は、よく『毛穴で感じる』という言葉を使います

その意味は、例えば身近なところでは、職場の人間関係とか、仕事で何かすぐに判断、決断しなければならない時とか、娘に生きる上での何か答えを求められた時とか、毛穴で感じて正解を導き出す、ということのようです

本能で感じ取る、ということなのだと思いますが、世の中の出来事などに対しても、同じように毛穴で感じ、今起きていることなどを感じ取っているようです

妻は、自分で『テレビっ子』というほどよくテレビを見ていますが、ドラマや映画、お笑いなどが中心で、ニュースなどはたまにしか見ていません

我が家では随分前から新聞の購読を止めていますし、妻はネットニュースなども殆ど見ませんので、世情などに疎いのではと思われがちですが、今の世の中の流れなどについて、色々調べまくっている小平次よりも本質を見抜いている時があり、よく驚かされます

コロナの茶番も、ワクチンの利権も、小平次が説明するまでもなくそう感じ取っていました

だから早い時期からマスクを外していましたし、行動制限にも抗っていました

そんな妻が先日

『戦争が近いような気がする』

と言うのです

もちろん、日本が当事者となる戦争を言っています

理由は、テレビの情報番組などが、みんな画一的で、同じ見出しで同じ情報を同じ時間に放送している、例えば、大谷さんがホームランを打った、というニュースをネットで見て、夜のニュースで映像を見たいと思ってもどこの局でもスポーツニュースをやっていない、昼間の時間帯、同じ時間帯で同じ映像を各局が流している、録画でもしておかなければもう夜には見られない、こういうことが情報番組に限らず最近多く、何か一つの方向に誘導しているように感じるからだそうです

結婚前、小平次はテレビはほとんど見ませんでしたが、最近は妻とドラマなど良く見ています

確かに、そう言われると、ドラマなども根っこのテーマや設定が同じようなものが、同じクールで放送している、とは、小平次も感じていました

昔、複数のテレビ局の、素人物まね歌合戦のような番組で優勝経験のある妻は言います

『昔は、テレビ局自体も、番組の作り方も、それぞれに個性があったのに、今はみんな同じ方向を向いている、これは何か洗脳をしようとしていて、それはもう戦争の準備に入っているのかも』

妻が『毛穴』で感じ取ったものは、これまでもよく当たりました

小平次が、『そんなバカな。。』と思ったことが、妻の言ったとおりだった、ということも多々ありました

全てを画一化、同じ方向に向けている、それはコロナ騒動、ワクチン接種でも浮き彫りになりました

関東の主要都市では、古くからの商店などが店をたたむ一方、大資本が入り、国道や県道などは、イオンモールとかIKEAとか、同じような店舗が並び、どこを車で走っても町が同じ顔をしています


前回、『大丈夫か!? アメリカ!』という記事で述べましたが、アメリカ国内の崩壊っぷりは想像以上で、その上サウジアラビアとイランが国交正常化を宣言し、そろってBRICSへの加盟を決定し、さらに多くの国が加盟申請、加盟の意思表明をしています

これで、一部の評論家などが言っているような『ドル崩壊』がすぐに起きるとも思えませんが、アメリカと大金持ちたちの願い通りには世界が動かなくなり始めたようにも見えます

少なくともアメリカと大金持ちたちは危機感を覚えているかもしれません

彼らが得意とした『民主革命』、それでできたミンシュシュギ国に投資し、利権を掻っ攫う、それがイラクで失敗し、アフガニスタンでも結局失敗、ウクライナでは成功したかのように思えましたが、逆にロシアがウクライナに侵攻、そこでBRICSの盟主の一国、ロシアの弱体化を狙いましたが、思いのほかロシアは強靭で、ウクライナ国民の苦境が長引いている、その状況で中東の離反、アフリカ諸国のBRICS加盟申請、アメリカはどうするんでしょう

アメリカはこのような時、今までの歴史を振り返れば、力ずくで覇権を守ろうと戦争を起こす、戦争の原因を作る、常に戦争とかかわり続けてきた国です

日本がどのような形でアメリカの都合で戦争に巻き込まれるかはわかりませんが、しきりにアメリカが『台湾有事』を煽っているのは気になります

習近平さんは、プーチンさんよりはだいぶ冷静で、今の軍事力などを考慮し、力ずくで奪うよりも、サウジとイランの仲介、マクロンの懐柔など、西側の分断をはかって今のところ成功していますので、そうそう戦争など起きないようにも思えます

もちろん脅威は台湾有事だけではありませんので、警戒は必要だとは思いますが、一体なんで今、日本では全てが同じ方向を向くように世の中が動いているのか

多くの相互フォローをさせて頂いている方々もおっしゃっていますが、なんで外国で禁止されている除草剤や、農薬の規制が緩いのか、もしくはなぜわざわざ緩くするのか

なんで外国ではもうやめているワクチン接種をいまだに推奨するのか

日本人の賃金の上昇率が、単純比較はできないものの、韓国にも抜かれ、G7の中でも低いのはなぜか(https://www.globalnote.jp/post-17059.html)

格差や貧困が明らかに広がっているのに外国には大盤振る舞いするのはなぜか、自然災害の被災者が苦境にある中、世界銀行のウクライナへの融資の保証人に日本がなるのはなぜか

来年か、再来年、入管法が改定され、今の技能実習と特定技能の制度が変わり、より日本で働くことの要件が緩くなり、外国人労働者の保護が強化されます

日本国民が疲弊する中、外国や外国人のために多くの税金をつぎ込む、日本国民のための政治がなされているとはとても言えません

それでも大多数の国民が、疑問を持つどころか、まずは決められたことに従う、と言って声もあげません

日本人の政治家が、日本国民のためではなく、外国、外国人、外国企業、外国投資家が有利になるような政策を次々と実行している、それはなぜか

それは強大な力を持つアメリカと大資本家たちの指示に従うしか、今の日本にはなす術もないからでしょう

国が乗っ取られている、そしてそれは加速している

彼らの目的は、いずれまた記事にしたいと思いますが、日本を乗っ取るとかの次元ではないと常々感じています


先日、麻生さんが台湾で『日本、台湾、米国をはじめとした有志の国に、非常に強い抑止力を機能させる覚悟が求められている。戦う覚悟だ、金をかけて防衛力を持っているだけではだめ。いざとなったら使う。台湾海峡の安定のために(武力を)使う明確な意思を相手に伝えて、それが抑止力になる』と演説を行いました

ちょっと前なら、こんな発言をすれば袋叩きにあったでしょうけど、今はそれに疑問すら持たない人が大多数となりました

日本人の政治家が、当たり前のように日本と日本国民のための政治を行っているのであれば、麻生さんのような発言も、緊急事態条項なども許容できるのかもしれませんが、外国、外国人、外国企業、外国投資家のために政治をしている人がこのような発言をし、外国、外国人、外国企業、外国投資家のために政治をしている政府に、今の岸田さんのような人に、有事の際、権力を集中させることはとても危険なことのように思います

前回の記事でも申し上げましたが、日本のために、日本国民のために働く政治家を育てなくてはならないと思います

山本太郎さんのような人が議員の多数を占めるような国になれば、何かが変わるかもしれません

さて、妻が『毛穴で感じたこと』は頓珍漢なことの時もあります

どうか平和でありますように





御免!








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大丈夫か!? アメリカ!

2023-08-23 | 社会・経済


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

先日、ネットで色々調べていたら、どうも今アメリカは大変なことになっているようです

『万引き法』

《ドラッグ蔓延も深刻化》被害額950ドルまでの窃盗は「軽犯罪」扱い…“万引き天国”サンフランシスコに広がるディストピアの闇

この記事によれば、カリフォルニア州で2014年、州法修正案47と言うものが可決し、950ドル以下(140,000円前後)の窃盗は『軽犯罪』になったそうです

ちょっと信じられません

上記記事を要約します

その前に、余談ですが、小平次は以前、横浜地裁の裁判を傍聴に行って、窃盗罪(万引き)だったんですが、キリッとした女検事が、被告に真剣な口調で質問します

『あなたは、〇年▲月◇日、コンビニエンスストアB店に入り、「豚生姜焼きボリューム弁当」を手に取り、そのまま会計をせず、店を出ようとして…』

と、思わず笑ってしまいそうな裁判やっていましたよ

それが、10万円以上盗んでも実質お咎めなし、すごいです

それでもコロナ前まではさほどその影響はなかったようですが、コロナになって状況が変わり、窃盗が増えて行ったそうです

この『万引き法』は、移民を含む貧困層の救済の他、警察の人手不足対策が目的のでしたので、サンフランシスコでは、白昼堂々とスーパーなどで大量の商品をレジを通さず持って行ってしまう、ということが起きても、店員さんも、警察に言ってもどうせ来てくれないと諦め、トラブルを避けるにはスルーするしかない状態、そんな光景が動画などで拡散すると、全米規模で模倣犯が増えて行ったそうです

現在は、一部同様の法律、条令などを施行している地域を除き、模倣犯は減って行ったそうですが、サンフランシスコではまだ同じような状況だそうです

当然のことながら、こんなことが常態化していれば、特に安い商品を扱うような店では商売が成りたたくなり、廃業、休業している店舗、企業が多数あるそうです

それに輪をかけて、サンフランシスコの多くの有名企業は、社内のIT化が進んでいて、コロナ騒動が終わったあとも、多くの企業が自宅からのリモート勤務を継続しており、高層オフィスビルが立ち並ぶエリアが、ほぼゴーストタウンのような状態なのだそうです

コロナや、店舗、企業の廃業、休業で、仕事が無くなったことなどから、この3年間でベイエリアではホームレス人口が35%も増加したそうです

そのため、サンフランシスコで、元々ホームレスが多かったテンダーロイン地区だけでは収まりきらなくなり、ユニオンスクエアを含む観光の中心地にも溢れていくことになった、その後、観光が再開すると、そのホームレスたちが邪魔になり、警察などが追い出しちゃったため、元々のテンダーロイン地区は、かなり酷い状況になってしまったようです

それをより深刻なものにしているのが、「フェンタニル」という、安価かつ中毒性の高いドラッグが全米で広がり、サンフランシスコのテンダーロイン地区でもその広がりは非常に深刻なものになっており、道のそこかしこに、このドラッグの中毒者が溢れている状態

フェンタニルは摂取すると感覚が遮断されてしまうようで、道の真ん中で身体をクネっと曲げた状態で立ったままピクリとも動かない状態の人が、そこかしこにいる、とても怖い状況です

下記の動画は、このサンフランシスコではありませんが、このフェンタニル中毒者が蔓延している地域を撮影したものらしいです(タイトル画面の作り物のようなものは出てきません)

もはや、ゲームのバイオハザードか、バットマンのゴッサムシティのようです

Faces of Kensington || Zombies in the real life of the United States || Streets of Philadelphia 2023


また公衆トイレがないため、道の真ん中で排泄をしている人も多い。排泄中のそのままの姿勢で止まってしまっている人、歩道の真ん中に倒れこんでそのまま動かない人もそこら中にいる、もしかしたら、まだ生きているかもしれないが、死んでいる可能性もある、2023年の最初の3ヶ月間だけで、このフェンタニルの過剰摂取による死者は41%も増加したそうです

小平次が旅したインドのカルカッタ(コルカタ)より酷い状況です

大丈夫か!? アメリカ!

アメリカの薬物中毒死者は、年間10万人を超えるそうで、毎年年間最多を更新中だそうです

これらに関し、切り離せないのが、移民の増加、トランプ政権では不法移民の取り締まりを強化していたわけですが、前回の大統領選において、それに対抗するため、バイデンは不法移民に融和的政策を掲げたため、結果、数百万人の移民が国境に押し寄せ、不法入国、そして難民申請、行政は対応が追い付かず、もはや手が付けられない状態

ニューヨーク市はセントラルパークに移民向けのテント避難所をつくるかもしれないとか、ホテルを借り上げて対応したりしているようですが、それでも追いつかない場合、元々いたアメリカ人ホームレスが不法移民に追い出される、そんなことが起きるかもしれない

結局バイデン政権は、THE WALL STREET JOURNALによれば、

『国土安全保障省と国務省は10日(5月)、「米国滞在に法的根拠を持たない者」の国外退去を、より容易に行うことを可能にする「タイトル8」の権限を適用する方針を明らかにした。これはトランプ政権時代の法執行体制が、歯止めの利かない移民流入を阻止するのに有効だったことを実質的に認めるものだ。』

と、なんとも本末転倒なことになっています

アメリカの衰退は、経済面においても、サウジアラビアがアメリカ国債を売り始め、アメリカの敵、であるイランと急接近、国交正常化を目指すなど、顕著に現れ始めています

さらにサウジアラビアは、石油取引はドル決済が暗黙のルールであったところ?(フセインはこれを破り殺された)、ドル以外の決済も行うと宣言、すでにインドとのと取引はインドルピーにより決済したようです

それでも日本の報道は、CNNの垂れ流し、誇張までしてトランプさんの貶めにやっきです

BRICSに加盟を希望する国は増え、グローバルサウスのみならず、中東もアメリカ離れが進んでいる、そのような中、軍事も経済もアメリカに牛耳られ、身動きも取れず、ただ追随する事しかできない日本、優秀な政治家を育てる、そういう土壌を作る、少しでも何とかしなければ、数年後、アメリカの後を追う日本の街で、屈んで排泄している人がいる光景を見ることになるかもしれません

まあ、日本人の気質からそれは無いと思いますが、なしくずしの移民受け入れが進めばどうなるかわかりません


御免!


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おおらかだったなぁ

2023-08-14 | 社会・経済



こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

先日、大泉洋さんが司会のNHKの音楽番組に伊藤蘭さんがゲストで出ていました

伊藤蘭さん、と言えば、言わずと知れたあのキャンディーズのランちゃんです

小平次は、そうですね、以前、音楽カテゴリーで書いた通り、当時好きだったのは太田裕美さんでしたが、キャンディーズも結構好きでした

『普通の女の子にもどりたい』と、人気絶頂での解散でした

近所のスーパーで、このコンサートのチケットプレゼントの企画があって、申込用紙に名前や住所を書いて、スーパー内の箱に入れるんですが、子どもだった小平次は、何が何でも行きたい!と、その申込用紙をごっそり持ち帰り、100枚以上書いたのですが、見事に外れました

同じクラスの友人が、たった1枚書いて当選したと聞いて、相当に脱力しましたねww

さて、伊藤蘭さん、それなりにお歳を召されたとは思いますが、相変わらずお綺麗で、とても素敵でしたね

番組は、当時のこと、人気が出るようになって忙しくなって、生活や現場でのエピソードなどを当時の映像などを流しながら、大泉さんが色々お話を聞く、という構成でした

その中で、ちょっと驚いたこと

ランちゃんが仕事を終えて自宅へ帰ると、自宅前に大勢のファンが待っているんだそうです

そして、ファンが『ランちゃんおかえりー!』とか『おつかれさまー!』とかって声を掛けてくれるんだそうです

ランちゃんもランちゃんで、『今日は〇〇の仕事でこんなことがあって…』とかってファンに報告をして、『みなさんありがとうございました、おやすみなさい』そう言って玄関から自宅へ入って行ったそうです

びっくりですよね、今じゃ考えられません

当時は『ストーカー』なんて言葉もありませんでしたが、今の有名人たち、一部でご近所さんなんかは自宅を知っている、なんてこともあるかもしれませんが、ランちゃんみたいな若いアイドル、今だったら自宅なんか知られたら何が起こるかわかりません

おおらかだったなぁ、と思います

また、別のテレビ番組で『昭和特集』みたいなことをやっていたのですが、その中で、昭和の時代、文通が流行っていて、一般の若い女性が、雑誌に自分の顔写真、プロフィール、自宅住所なんかを公開して、それを見た男性が、好みのタイプの女性に手紙を送り、文通を始め、そこから交際が始まる、そんな雑誌があったそうです、それも結構なメジャー誌で…(Hot Dogだったかな)

おおらかだったなぁ…、って、昭和ってホントにそんなでしたっけ?

ちょっとおおらかにもほどがあるだろって、昭和世代の小平次でもそう感じてしまいます

でも、確かに、妻も同じこと言いますが、子どもの頃、家に鍵をかけないで平気で寝てた、そんな時代はたしかにありましたよ

日本の歴史を紐解いてみますと、縄文時代から、少なくとも江戸時代、長い目で見ても戦前から戦中くらいまでは、この日本列島に暮らした同じ日本人による歴史が連綿と続いてきた、感じがありますが、戦後数十年、それが今や、長い歴史がなかったかのごとく、別な人種が住んでいるような世の中になってきている感があります

つい数十年前まで、スーパーアイドルの自宅前にファンが集まっても、雑誌に自分の顔や本名、住所までさらしても、家に鍵を掛けないで寝てたとしても、そうそうおかしなことは起きなかったし、みんなそれが普通だった時代、ここ数十年で何がそんなにも変わってしまったんでしょうかね

ネットの普及?

いやいや、それだけじゃないですね

戦後、アメリカのミンシュシュギ的なもの、シホンシュギ的なもの、儲かればそれで良い、儲かるか儲からないかが価値判断の基準、数十年かけて刷り込まれた価値観が、いまようやく花開いて? いるのかもしれません

それでも、日本人の本能は捨てたもんじゃない、と思っていましたが、コロナ騒動、を経験して、そんな日本人の感性も、もはや風前の灯かな、と感じています

『ランちゃん、おつかれさまー!』

『みんな、ありがとう! おやすみなさい!』

そんな時代にはもう戻れませんかね

最後に、キャンディーズと言えばやっぱりこの曲かな、っていうのを貼っておきます




御免!


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清潔なファシズムと汚れた民主主義

2023-08-03 | 社会・経済



こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

『清潔なファシズムよりも汚れた民主主義の方が良い』

これは小室直樹さんという昔変人扱いされていた社会学者? 評論家?さんが、田中角栄さんがロッキード事件でやられちゃった時に、角栄さんを擁護しようと、テレビの討論番組?で言った言葉だそうです

さらに小室さんはこんなことも言っています

『政治家は賄賂を取ってもよいし、汚職をしてもよい。それで国民が豊かになればよい。』

極論のように聞こえますが、小平次は割と近い感覚です

『清潔なファシズム』

とはどういう意味なんでしょう?

今の日本のような状況を言っているのでしょうか

マイナカードの強制で国民を監視、コロナでは一方的な偏向した情報のみで国民を誘導し、その脅威度も示さずワクチンの半強制、超過死亡者が増えまくっても引き続きワクチン接種をすすめる、ミンシュシュギで選ばれた政治家、その政治家を選んだ大多数の国民が何の疑問も無く付き従う、間違った方向へ行っても修正もできず、一方向へ突き進む、まさに全体主義です

ファシズム、というと『独裁者』、なんとなく悪いをイメージを持ちますが、今、世界には結構な数の独裁国家があります

日本人にも身近なところでは、プーチンさん、習近平さん、金正恩、あたりになるのでしょうか

これまで、幾人もの独裁者が、革命などによって倒され、時に殺されたりしています

リビアのカダフィ大佐

それまでの王政を無血クーデターで倒し、政権を握った人です

『中東の狂犬』 『狂った独裁者』

西側諸国ではかなり評判も悪く、危険人物扱い、そんな感じのイメージでした

実際、かなり強硬な外交、国政もあったわけですが、王政時代、米英両国の軍事基地、米英企業による石油採掘、ほぼ植民地状態の最貧国のリビア、カダフィさんは政権を掌握した後、米英軍事基地を撤退させ、石油産業の国有化と原油価格の大幅値上げを実現し、一気にリビアを富める国にしたわけです

すごいですね、当時27歳の若者が、アメリカ、イギリスと渡り合い、自国の要求をのませ、真の独立国家としての歩みを始めたわけですから

その後、クーデター前の5年間、は約6000億円だった石油収入を、クーデター後の5年間で2兆円まで押し上げ、そのオイルマネーでインフラを整備し、教育制度も充実させ、高等教育の無償化などで、それまで20%台だった識字率を80%台まで上昇させています

その他、就業の支援、家庭への支援、世界有数の高福祉国家になっていきました

ところが、2011年、最近ではよく見る世界の光景となりましたが、リビアでの王政時代を知らない若い世代が中心となり『ミンシュシュギとジユウ』を求め暴動が起き、やがて内戦へと発展、政府軍に追い詰められた反政府軍は、西側諸国に助けを求め、これ幸いとアメリカを中心とした多国籍軍が『政府軍の虐殺を止めるため』『リビアの民主化のため』を口実に軍事介入、民間人を含め多数の死者を出す空爆を実行、ついには民衆にカダフィさんを捕らえさせ殺害、独裁国家の終焉となりました

それでは、その後、皆が望んだ豊かな国のまま、民主化に成功したのでしょうか

今、リビアでは2つの政府がそれぞれ正当性を主張し、内戦状態になっています

そして欧米諸国、中国、韓国などがリビアでの利権を求めて進出し、政情不安と共に経済も悪化している状態です

『外務省海外安全ホームページ』を見ますと、ウクライナと同じで真っ赤っか、『退避勧告』レベルの危険な状態のようです

今のリビア国民の言葉

『昔は政権批判はできず、言論の自由はなかったが、今と比べたら治安も経済もすごくよかった』

『欧米は介入だけして、何ももたらさなかった。なぜリビアは壊されたのか。その理由を教えてほしい』

『リビアの威厳は失われた。民主化は手に入らず、失ったものの方が大きい。昔の方がよかったと気づいたが、もう全てが遅い』東京新聞WEB版


カダフィさんの時代、全てが良かったわけではないでしょう、しかしカダフィさんのリビア、周辺アフリカ諸国への貢献度は相当なものだったと思います

また陰謀論者扱いされちゃいますが、どうにも元々の暴動からの流れを見てますと、カダフィさんがアフリカの独自通貨の発行を目指していたこと、石油の利権、カダフィさんに消えて欲しかった国があるんだろうなと思ってしまいます



次は、やっぱり殺されちゃった独裁者、イラクのフセインさん

よく言われているのは、フセインさんが石油取引をドルではなくユーロで決済したことがアメリカの逆鱗に触れた、ということですが、まあ、アメリカとしてはドルが基軸通貨でなくては大変なことになりますので、許すまじ、そういうことだったのでしょう

大量破壊兵器を隠し持っている、とウソを並べイラクを攻撃、やはり民間人を巻き込み大空爆、大量破壊兵器などないことがわかると、『イラクの民主化のため』と、お決まりの口実で最後にはフセインさんを捕らえ裁判にかかけさせて処刑、で、今、イラクは平和なミンシュシュギ国家になったのでしょうか

NHK国際報道2023

今のイラク国民の言葉

『開戦から約15年で1000を超える自爆テロがあった。侵攻前にはテロなど起きなかった国なのに、突然、テロが大きな問題となる国になってしまった』

『イラクでは大量の劣化ウラン弾が使用され、多くの地域が汚染されました。がんという形で人々の健康をむしばんでいると考えています』


元々ミンシュシュギなどとは無縁だった国にそれを押し付け、空爆で民間人まで殺し、国内で対立を生ませ、あとはほったらかし

そもそもイスラム教の国々は、教義に基づき暮らしているわけですから、西側のミンシュシュギとは相いれないのです


今回、記事を書くにあたり、カダフィさんの語録、のようなものを色々調べましたが、非常にまっとうなことを言っていて、いつまでもアフリカが欧米に従属しているのではなく、独自の経済圏を作り、安定したアフリカを作ろうとしていたのかな、と思います

実際はともかく、カダフィさんが理想としたのは、国民自らの主権に基づく直接民主制だったと言われています

これはもちろん理想に過ぎず、実際は自身が権力者でありましたし、強権も振るいました

まさに『汚れた民主主義』であったのかもしれませんが、先に紹介した、今のリビア国民の言葉が象徴的です

『汚れた民主主義』でも国民が豊かになるのであればいい、何となく理解できます

今の日本、世界にお金をばら撒きながら、国民はより苦しくなる一方、それでもなぜか選挙をすれば自民党が圧勝、普段、自民党の政治に不満を言っていたようなジイサンたちが、ひとたびコロナ騒動が起きれば、我先にワクチンを打ちに行き、マスクも外さない

人に迷惑をかけてはいけない、という良心的な思いから、大多数が誤った方向に導かれ、そのツケは若者や弱者にのしかかる

小平次も、自分なりの解釈の上ですが

『清潔なファシズムよりも汚れた民主主義の方が良い』

と思います


御免!



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真実はいつもひとつ! メガネをかけた子どもが言ってたよ

2023-07-20 | 社会・経済


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

本日はこんなニュース

「クソ野郎」ツイートは名誉毀損 れいわ大石晃子共同代表に22万円賠償命令 東京地裁、山口敬之氏の訴え一部認める

この記事は、ジャーナリストの伊藤詩織さんが、2015年4月に元TBSワシントン支局長の山口某から性的暴行を受けたとして被害届を出した際、警視庁高輪署は準強姦容疑で逮捕状を取ったが、同庁刑事部長だった中村格の指示で逮捕状の執行を見送ったという事件について、れいわ新撰組の大石晃子議員が、山口某に対し、「クソ野郎」とツイートし、名誉棄損との判決を受けた、という記事です



まあ、クソ野郎はいけませんね

味方してくれる人も味方できなくなってしまう

そもそもの事件の経緯

ジャーナリストを志していた伊藤さんが、知人を介して元TBSワシントン支局長の山口某を紹介してもらった

その後、アメリカにいた山口某が、「ヤボ用で日本に帰るので、会ってお話しませんか」と伊藤さんに連絡、恵比寿だかで1件目に居酒屋、2件目に寿司屋、寿司屋を出たところで伊藤さんがかなり酩酊、山口某がそのまま伊藤さんを連れ、自分の宿泊していた白金の都ホテルへ連れて行った

酩酊していた伊藤さんは、この間の記憶が殆ど無く、気が付いた時には、山口某が伊藤さんに性行為に及んでいた

この辺までは、山口某が「伊藤さんから誘ってきた」と言う点を除けばほぼ事実として双方が認めている事です

伊藤さんは、この事件に対し、デートディープドラッグなどを使用され、無理やり性行為をされたとして、警察へ被害届をだした

警視庁高輪警察が捜査を行い、その結果、逮捕状をとり、山口某を逮捕すべく、アメリカから帰国するところを成田空港で待ち構えていたところ、警視庁刑事部長、中村格(後の警察庁長官・安倍元首相暗殺事件での警備体制不備の責任を取る形で辞任)が逮捕中止命令を出し、直前で中止となった

その後は警視庁の捜査一課が捜査を行い、結果不起訴となり、伊藤さんが検察審査会などに申し立てを行うも、結果は覆らず不起訴、伊藤さんは民事にて訴訟を起こし、民事においては伊藤さんの主張が認められ、山口某に損害賠償命令が下され、確定した

この事件は、逮捕状が出た後に、刑事部長一人の判断で逮捕が中止になる、というのも異例なことで、その刑事部長、後に菅政権時に警察庁長官となる中村格が、当時から安倍・菅政権、官邸の忠犬と言われるような人物であったのと、当の山口某が、安倍さんの秘書官のごときに近い存在のジャーナリストであったため、事件をもみ消したのでは?と話題になりました(今も続いている)

で、その間、山口某が、伊藤さんに対し、逆に名誉棄損として損害賠償請求訴訟を起こした時に、件の大石晃子議員が『クソ野郎』と言ってしまったわけです

れいわ新選組の主張すべてに賛同はできませんが、消費税廃止、インボイス中止、積極財政をうたうれいわ新撰組は応援してますし、支持者も少しずつ増えています

その分、少数政党のわりにはアンチも多く、こういう表現はアンチを活気づかせてしまいますし、支持者も限定的になりかねなくなります

冷静な対応をお願いしたいと思います

さて、大石さんはともかく、山口某は本当に『クソ野郎』なのでしょうか

所轄の高輪署が捜査を行い、証拠を集め、検察官が申請し、裁判官が逮捕して良いと判断したものが一刑事部長の判断(中村格はおそらく捜査資料をロクに見ていない)で逮捕が中止になるのも釈然としません

密室の中の出来事については、ご本人たちにしかわからないことですが、公開されている情報からわかることもあります

まず、酩酊した伊藤さんと山口某を恵比寿から都ホテルまで乗せたタクシードライバーの証言

『「都ホテルに行ってくれ」と言う山口氏に対し、伊藤さんが「その前に駅で降ろしてください」と複数回言っていた。ホテルで動かなくなった伊藤さんを山口氏が引きずり出すように車から降ろした』


なんか、これだけでアウトって気もしますが…

次に、都ホテルドアマンの陳述書

『その時に手前に座っていた男性と目が合い、怖い印象を受けました。そして、奥に座った女性に腕を引っ張るようにして降りるように促していた

詩織さんは運転手に「近くの駅まで」と言ったが、山口記者は「部屋を取ってある」と返し、タクシーは彼の指示に従ってここまでやってきたのだ。

女性の方は(中略)「そうじするの、そうじするの、私が汚しちゃったんだから、綺麗にするの」という様なことを言っていました。当初、何となく幼児の片言みたいに聞こえ、「何があったのかな」と思っていたら、車内の運転席の後ろの床に吐しゃ物がありました

山口記者は詩織さんの腕を引っ張って、無理やり車外へ連れ出そうという動きを取る。

〈女性は左側のドアから降ろされる時、降りるのを拒むような素振りをしました。「綺麗にしなきゃ、綺麗にしなきゃ」とまだ言っていたので、座席にとどまって車内を掃除しようとしていたのか、あるいはそれを口実に逃げようとしているのか、と思いました。それを、男性が腕をつかんで「いいから」と言いました〉

〈足元がフラフラで、自分では歩けず、しっかりした意識の無い、へべれけの、完全に酩酊されている状態でした。「綺麗にしなきゃ、綺麗にしなきゃ」という様な言葉を言っていましたが、そのままホテル入口へ引っ張られ、「うわーん」と泣き声のような声を上げたのを覚えています〉〈客観的に見て、これは女性が不本意に連れ込まれていると確信しました』


伊藤さんが酩酊はしているものの、かなりの無理やり感があります

小平次は警察署で陳述書を書いたことが何度かありますが(刑事事件)、警察は自分の進めたい方向にこちらを誘導的に聞き取りしますが、それでもウソまで書くわけでもなく、まして一般人であれば、自分の陳述が裁判に影響するという事は結構なプレッシャーですので、なおさら自分の証言には慎重になります

さて、こういった証言や、伊藤さん自身の著書や証言の矛盾などをつき、『ハニートラップ』だとかいう人も大勢いましたし、今も誹謗中傷とまではいかずとも、伊藤さんのアンチも多いようです

真相はなかなかわかりかねますが、小平次はこう思います

自分を頼って就職の相談に来た、親娘ほどの年の差のある女性が、会食中に酩酊した

そうしたら大人の男としてどうしますかね

この時点でタクシー乗らせて帰らせるとか小平次だったらしますね

(酩酊、泥酔した人を送って目的地に着いても眠りこけて起きない客はドライバーにとってほんと、困りものなんですが、そのあたりのことは『タクシードライバー日記』で)

また、酩酊がひどく、一人で帰らせるのが心配だったのなら、何で別室をとって休ませるとかせず、しかも自分の部屋で性行為に及んじゃうんですかね(山口某も性行為自体は認めている)

もし、伊藤さんから誘った、という山口某の証言が正しかったとしても、酩酊した、娘ほどの歳の女性とそういう行為に及んじゃうって、大人の男としてカッコ悪すぎます

その上、あとで訴えられるなんて、恥ずかし過ぎて切腹モンです

誘われたとしても、今度酔っていない時に誘ってね、くらい言って、スマートに拒否して帰らせる、小平次だったらそうしますけどね

さて、いつも言うことですが、強権によって事実が捻じ曲げられたり、自由が奪われるほど残酷なことはありません

実際『クソ野郎』だったのかどうか

どうなんでしょ?


御免!



コメント (2)
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