さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

陰謀なんて存在しません①

2021-06-21 | 社会・経済



こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です

巷でよく言われる

『陰謀論』

っていったいなんでしょ?

そんなの聞いたこともないと言う人も多いと思いますし、知っててもバカバカしい、と思っている人が大多数だと思います

で、小平次もそんなに詳しいわけではありません

至極簡単に言えば、この世界の一握りの金持ち、が実は世界を牛耳り、自分たちの利益のために都合の良い世界を作ろうとしている、アメリカ政府などはもはやその手に落ちている、で、アメリカが落ちれば当然世界中に多大な影響を与え、特に我が国日本なんかはもはや完全に牛耳られている、そんな感じで合っているでしょうか

彼らは自分たちの都合で法律を作らせ、廃止し、時に戦争だってやらせます

その一部の金持ちの理想的な社会は、世の中で起きていることに疑問を持たず、従順に働き、それを幸せだと思う人ばかりの世界、たとえそれが不平等で不自由であってもそんなことを考えもしない人たちでまん延した世界、できれば国境なども無くし、低賃金労働者が自由に行き来できるようなユートピア世界、これは共産主義者の考えとよく似ています

ごく一部の金持ち、もしくは指導者のような支配者、と、それに群がる少数のエリート、大多数の従順な国民又は人民

最近では、例えば

トランプ支持者=陰謀論者

などと言われていたりもします

トランプさんで言えば、さらに

トランプ支持者=カルト宗教信者

多くのメディアがそんな論調でニュースや識者のコメントなどを報道しておりました

トランプさんは選挙に負けた? とは言え前代未聞の票を獲得したわけですので、上記のトランプ=陰謀論者等、が正しい報道であれば、アメリカ国内に陰謀論者やカルト宗教信者があふれかえっていることになりますが、そんなことがあるはずもありません

もしこれらが『陰謀論』などとバカの戯言で片付けようとされるのであれば、ちょっと待て、ってなります

何故なら、それは『陰謀』でもなんでもなく、ただの『現実』にしか見えないからです

ジョージ・ソロスさん、という有名資産家がいます

この人は1992年9月、イギリスポンドを爆売りして、イングランド銀行を破産寸前まで追い込み、多大な利益を得た人です

その結果、イギリス経済はどうなったか、は別として、一人の資産家、つまりは個人がイギリスほどの国の経済に多大な影響を与えることができる、ことがわかりました

どれほどの国でも、こんなことができる人間、または組織を無視はできません

時にこの人たちの都合に合わせた政策を実行しなくてはならない、そんなことは容易に想像ができます

さて、小平次の知人にちょっとした資産家の方がいます

ジョージ・ソロスさんの足元にも及びませんが、それでも、小平次がこの先、1年に1億円以上のお金を使って暮らしたとしても使い切れないくらいの資産を持っています

この人は投資家です

今は自分の会社も持ち、その会社でも儲けています

割と情深いところもありますが、利益追求になると非情な人でもあります

元々は株で儲けたわけです

最初の頃こそ、博打的なこともあったかもしれませんし、損もしたようですが、ある程度の資産を持つようになりますと、もう投資で失敗するようなことはないのです

なぜなら、けっこうな政治家とも懇意で、今、どんな法律が作られたり無くされたりするか、そういう情報をいち早く知ることができるのです

そこで、新法の施行や旧法の廃止などの情報から、どんな業態、業種が儲かるかがわかるのです

そういう情報は、『陳情』のような形で政策提言をして得られるものですから、インサイダーなどとも無縁です

時に情報を得るだけではなく、自ら組織だって『陳情』をして、新法の施行や旧法の廃止などをお願いすることもあるわけです

選挙公約にもなかったこと、人知れず法律が作られたり、廃止されたり、そんなこと覚えはありませんか

どう考えても一部の人だけに利益が回るような仕組みのため
どう考えても国と国民のためにならないようなこと

そんな法律が出来たり消えたり、見聞きしたことはないでしょうか

小平次の知人クラスでも、ある程度の影響力を以て法律の一つ二つ、作らせたり無くさせたりできるんです

それがイングランド銀行に壊滅的打撃を与えることができるような人たちともなれば、どれほどの力があるのか、説明の必要もないでしょう

これは『陰謀』でもなんでもない、ただの『現実』です

民主主義の世界で、トランプさんを支持したら『陰謀論者』『カルト宗教信者』とそれなりの力を持ったマスコミの大多数がそんなニュアンスの記事を書きまくる

これが『ただの現実』である証拠です

何十年も前から、イングランド銀行を潰すことを実際にやってのける人がいる一方、相変わらず今日の食料も無く飢えて死ぬ子どもたちがいる

これが『ただの現実』である証拠です

『今を幸せだと思っている奴隷ほど使いやすいものはない』

誰が言ったんだっけな?

ちなみに、トランプさんと敵対していたように見えたジョージ・ソロス氏、先の選挙ではバイデン陣営の選挙資金集めに大口献金をしたとか…

https://jp.reuters.com/article/usa-election-fundraising-idJPKCN24H382

少なくとも世の中を良くしたい、と考えバイデン氏に肩入れすような人ではないことは、イギリスポンドの爆売りを見れば一目瞭然ではないでしょうか



御免!






コメント (4)
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