さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

めずらしく橋下さんのご意見に賛同

2021-06-24 | 社会・経済



橋下徹「尾身さんたちの提言に決定的に欠けていること」


こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です

めずらしく橋下さんのご意見に賛同したのでご紹介いたします

と、その前に、先日、あるブロガーさんの記事に少々熱くなり、コメントで持論を長々と述べてしまいました
弊ブログは、サブタイトルにもある通り、頭のいいはずの人たちが常日頃正反対の言い合いをしていることについて、素人である私たち一般人がどう感じるか、をテーマにしており、持論を述べつつ、それぞれの方がどう感じるか、押し付けることのないようあくまでも私的なブログを書いていたはずなのに… まったくの趣味のブログ、その記事のテーマにも外れた主張を長々と… 猛省しています 本当に失礼いたしました 
持論はブログで述べさせていただきます


さて、本題

上記リンク記事によれば、橋下さんが東京オリパラの開催について、私見を述べられています

『正解が分からない課題については、見解が対立する者たちがオープンの場で激論を交わすことが、正解を導くプロセスになる』

と論じ、行政も専門家の分科会も、双方このプロセスが欠如している、と

これは本当にその通りだと思います
これまでの緊急事態宣言、マンボウ、等、どのような科学的根拠に基づいてその対策を講じてきたのかが全く見えていませんし、1年以上も同じことを繰り返すだけで、違った視点を持つ専門家や識者を含め『激論』の末、現在のコロナ対策が行われているとはとても思えません


さらにこの方の記事

「まだ気を緩めるな」マスコミや専門家はいつまで"コロナ禍"を煽り続けるのか

ライターの中川淳一郎さんの記事です

長い記事ですのでわかりやすいところだけ抜粋

『人には寿命があり、いくら医学が発達しても死は避けられない。そして、年齢が高くなるごとにその数は増えていく。70代では平成30年に1万人あたり180人が亡くなった。一方、コロナで直近1年間で亡くなった方は1人。80代では平成30年に1万人あたり791人が亡くなったが、コロナで亡くなったのは5人。そのほかの年代では、コロナで亡くなる方は1万人に1人に満たない』

コロナがたとえ未知のもので、これまでのデータ蓄積がないもの、だと言っても、その数字は厳然たる事実であり、少なくとも1年半以上経過しています

中川さんは、さらにご自身の経験から、テレビやその他メディアに出いている『専門家』が、いかに当てにならないかも述べられています

本来科学的な対策、というものは様々なデータ分析、総合的な視点、そういったものを『激論』の末により近い正解を導くことで成り立つのだろう、ということで間違いないと思いますが、お二方が言っているのはそれがなされていない、と言うことです

そして逆に、大多数の国民は、今のコロナ対策が、様々な分野の専門家、そして政治家たちの実証、反論、反証の『激論』の末に成り立っている、と信じ込んでいるのだ、と小平次は最近思い知らされました

先日の記事で述べましたが、コロナによる直接死、死因が他にあることが明らかな死者を除いた実態数を、厚労省自ら把握していない、と言っている、その被害の程度がわからなくてどうしてその対策ができるのか、どうして『激論』を交わせるのか

そんな素朴な疑問を持つ人はまだまだ少数のようです

小平次がこれまでご紹介してきた学者や識者、もごく一部です

ですが

『大多数がそう言っているから真実だとは限らない』
『大多数がそう言っているから正しいとは限らない』

そんなことは古い歴史からも含め、何度も見てきたはずです


30年くらい前でしたか、HIV(以下エイズ)で世の中が大騒ぎしました

厚労省はじめ、各自治体などが、こぞって

『軽はずみな性行為』や『コンドームの使用の徹底』

などを、チラシやら冊子をつくり、大掛かりな啓蒙活動を行ったわけです

恥ずかしい話ですが、小平次はそのころ、まあ、若かったですし、結婚前でもありまして、酔っぱらってその道のプロ女性と、『軽はずみな性行為』を『コンドームの使用の徹底』せずにしてしまったのです

翌朝目覚め冷静になり、大変な後悔をすると同時に、とても不安な気持ちになりました

『エイズが伝染ったかもしれない…』

不安になりましたので、徹底的にエイズについて、自分なりに調べうる限り調べました

すると、おかしいのです

エイズウイルスは、キャリアの人との性行為で感染するには、100回から1000回、セックスをして伝染るか伝染らないか、程度の感染力の弱いウイルスだ、というのです

『キスして唾液でも伝染る』

みたいなことも言われていましたが、これも、キャリアの人の唾液をバケツ一杯くらい飲んで初めて伝染るか伝染らないか、だと言うのです

だとしたら、今感染している人たちはみな、これくらいこのことをして感染したのだろうか
ちょっと考えられない

にもかかわらず、なぜこんなにもチラシやら冊子やらで『性行為』ばかりが危険、と宣伝されるのだろう…

その後は皆さまご存知の通りです

危険だとわかっていた非加熱製剤を血友病の方々他、に投与し、多くの感染者を出してしまった

これを隠すため、厚労省はいかにも感染は自己責任、といった宣伝をしまくっていた…

かどうかはわかりませんが、少なくとも後の厚労大臣(菅直人・敬称不要)が謝罪し、ミドリ十字社の関係者が実刑判決を受けたわけです

こんなことはつい最近起きたことです

この時、小平次は思っていましたよ

エイズの感染予防について、当然専門家、政治家、その他の人々により、『激論の末』科学的根拠に基づいて大々的な啓蒙活動が行われたのだと

だから信じ込んでいましたし、自身の『軽はずみな性行為』も反省しました、まあこれは道徳的、倫理的観点からの反省が必要だったかもしれませんが…

ちなみに検査結果は陰性でした

人々の自由を奪う、『移動の自由』、『営業の自由』、『酒飲む自由』、その他たくさんの自由が今、強権(事実上)を揮われ制限されています

『違憲』

の可能性もあると、グローバルダイニング社が、行政からの施設使用制限命令に対し、法的根拠、科学的根拠を示せ、と東京都を提訴しています(賠償金請求額104円

『誰かの自由を奪うことに、私たちは議論を尽くしているか』
コロナ禍、日本社会の理不尽を問う(コロナ特措法違憲訴訟)

『グローバルダイニング・訴状』


本来『護憲派』の人たちはもっと騒ぐべきだと思いますが、騒ぐどころか『もっと対策を強化しろ!』『制限を増やせ!』

と普段の主張とは正反対のことを叫んでいます

何年か前の記事でも申し上げましたが

『強権により自由を奪われること』

これがどれほど悔しく、残酷で、そして危険なことであるのか


そして今、小平次は、多くの人がそのことをわかっていない、そう思い知らされています

企業が倒産し、失業者が出て、自殺者も増え、子どもが鬱になる、かけがえのない学校生活、子どもたちにとって二度のない大切な1年を奪う、それほどのことをするのであれば、今の対策がそれに見合う適正なものであることを、専門家も政治家も根拠を以て示して欲しい、ぜひとも『激論の末』の結果であることをわかるように説明してほしい

ずっとそう言い続けてきましたし、関係機関にもさまざまな形で問い合わせていますが、科学が成り立つためのはずである根拠提示、それへの反論、反証などの『激論』の結果を教えて頂くには至っておりません

少なくとも散々煽ったマスコミはそれを示す義務があると同時に、今後どういった形になれば収束した、と言えるのかも示す義務があるはずです

先に述べたエイズ、とコロナの状況は違うかもしれませんが、大多数が信じ込んでいたことと実態が違ったことに間違いはありません

数年前、朝日新聞が30年以上前の捏造記事について謝罪したわけですが、捏造報道後、世界中がその記事を信じ、今に至っています

捏造を暴いた『少数派』が示した科学的根拠に対する大多数側の反証など何一つ示さていないまま、世界中の多くの人が、捏造報道を漠然と信じ込んでいます

コロナ、に関して小平次が言っていることは、エイズや朝日よりずっと単純です

これだけ人々の自由を奪う対策と、コロナ被害の実態は釣り合いが取れているのか?

ということだけです

取れていない、と考える理由を示すために『少数派』の学者さん、識者さんの科学的根拠や意見、事実でしかない数字をたまにご紹介しています

今のところ、大多数は釣り合いが取れている、もしくは対策がまだ足らない、と考え、それに合わせた政策、対策がとられているようなのでコロナ収束はまだ先のことかもしれません

釣り合いが取れていない、と考える人が逆転すれば、日々感染者(陽性者)が今と同じように出て、その脅威の度合いは変わらないにもかかわらず、マスコミはその発表を止め、コロナは収束に向かうのでしょう

最後にもう一度

『強権により自由を奪われること』

それはとても悔しく、残酷で、そして危険なことです





御免!


コメント (8)
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