さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

衆院選が終わって まずは議論を始めよう と願ってみる

2024-10-30 | 社会・経済


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

昨日、忙しい!! 頭が回らない!!って記事投稿して叫んだんですが、叫んでみたら少し頭が回り始めたので記事を書きたいと思います

標題の表は、参政党のHPにある参政党と他の党との政策比較表です

どなたかもこの表、ブログで紹介されていた気がしますが、ちょっと面白いな、と思ったことがあるのでお話します

小平次が相互フォローをさせて頂いているブロガーさんたちは、割と参政党を支持されている方々が多いようです

小平次はどうか、と申しますと、その政策のほとんどは支持できるんですが、全ての主張に対し議論が少し足りていないと感じています

最も重要なこととして、皇位の継承問題がありますが、参政党は女系天皇を容認しない、ということを強く言っています

この問題は以前にも申し上げましたが、小平次ごときが触れたくはない問題なのですが、少しお話します

小平次も以前は男系継承を維持すべき、と強く思っていましたし、今でも女系容認の主張する人、によっては首を傾げます

ただ、このままでは皇統はおろか、皇室そのものが消滅してしまう、そういう危惧も強く抱いております

今回論じたいのはこの問題ではありませんので、簡潔に申しますと、男系維持でも女系容認でも、とにかくまずは議論を深め、最善を探って欲しいと願っています

そのために、平成28年、相当なお覚悟と決意をもって上皇様が国民に向けてお話された「おことば」の最後を思い出し、深く考え、議論をして欲しいのです

『象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくことをひとえに念じ,ここに私の気持ちをお話しいたしました。国民の理解を得られることを,切に願っています。』


ちなみに小平次は、昭和天皇、上皇さま、今上天皇、三代に渡る天皇の民として生きてきました

天皇と皇室の皆様を崇敬申し上げ、誰かと昭和天皇のお話をすると、自然に涙まで溢れてきます

しかしそれは、染色体の話でもなければ、男系天皇だから涙が流れるのでもなく、ただひたすら国と国民の安寧を願い日々無私のお心で祈り続けられるその強靭な精神力と、民への深い想いを感じるから涙し、崇敬申し上げているのです

さて、上の参政党の政策比較表ですが、面白い、と思ったことを確かめるために、わかりやすく数値化して比較してみたんです

例えば、参政党は表の項目すべてに×がついています

つまり、他党も×であれば、その政策は一致、もしくは近い、ということだと思います

なので、参政党と一致する×を3点とし、△を2点、〇は0点で計算し合計を出し、数値の高い政党が、より参政党と考えが近いことになるのではないか、ということです

で、結果を見ますと



なんと!

1位はれいわ、2位は国民民主、3位はびっくり共産党、次いで維新です

満点が参政党の27点とすれば、過半数を超えているのは「れいわ」だけです

一番参政党と合わなそうで、自称?保守系の人達から毛嫌いされている山本太郎さん率いる「れいわ新選組」が一番政策面で考えが近い…w

笑う所じゃありませんが、少し可笑しくなります(ちなみに小平次はれいわ新選組のフレンドメンバーです)

神谷さん、山本さん、そして玉木さん、じっくり政策の議論をしてみたらどうですかね

それぞれ政策の重要度の違いはあるでしょうけど、少なくとも金持ちだけが金持ちであり続け、庶民が苦しむようなことのないようにするのはやはり経済政策でしょう

そこが一致できるのであれば、まずはそのことだけでも協調し、協調し合えていないことは議論を重ねる、これが本来の政治のあるべき姿だと思うわけです

自民党内にも、同じ経済政策を主張する人もいます、立憲原口一博さんのような人もいます
まずは一致できる経済政策で、超党派議連でも作り仲間を増やし主導権を握れそうな玉木さんなどと連携して実現する、少し光明が見えるかもしれません

この数十年、自公連立から特にそうですが、一方的にものごとが決められ、民はより貧困化し、中小零細企業は倒産するか、大企業に、外資に飲み込まれ、日本がどんどん弱くなっています

せっかく自公が過半数割れしたんですから、協調し合えないことをことさらに罵り合うのではなく、協調できることから始めて欲しいと願います

一生懸命働いたら、何とか普通の暮らしができる、外国が何と言おうと、専業主婦で子供が幼いうちは一緒に居たいと願う女性が無理をして働かなくてもいいような世の中、もはや懐かしい思い出になりつつあります

突然ここで、ちょっと陰謀論のお話

ごぼうの党の奥野さんが言っていたそうですが、『自民党が大敗した後の政権では大きな災害が起こる』んだそうです

村山政権の時は阪神淡路大震災、民主党、管政権の時は東日本大震災、まあ、ただの偶然だと思いますが、積極財政を訴えた閣僚、首相クラスの政治家が突然亡くなったりするのも、もちろん偶然でしょうけどよくあることです

今回当選した皆様、どうか身辺、いや、お身体にお気をつけて少しでも良い世の中を作って行けるよう頑張ってください

最後に、

よくyoutube見ていると、広告で、一日の食事が給食だけ、一日〇〇円でこの子どもたちがご飯が食べられます、みたいな広告、で、寄付をしましょう、みたいなの

小平次は最近できていないんですが、子供食堂や地域ボランティアに参加したり、それを運営する議員さんを支援したりしてましたが、こういう広告見るとなぜか腹が立つんです

それは、我々一般庶民ではなく、国に言えよ! 政治が解決すべきことなんじゃないの?

そういう意味でも、まだまだ数は少ないものの、今回議席を伸ばした国民民主、参政党、れいわ、協調できるところは実現に向けて協調し、できないところは議論し、より良いものを考えていく、1500年前に聖徳太子がおっしゃったことはそういうことだと思っております



御免!







コメント (12)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 忙しい! | トップ | 矜持を失ったメディア  »

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
小平次さん、こんにちは (torcha-n)
2024-10-30 16:48:27
この国も落ちるとこまで落ち切って、やっとケツに火が付いたって事
なんじゃないかと思ってるんですが、最近ようやく耳を傾けるに足る
意見を持った方達が政治の場に現れて来ましたよね。

そういう状況ですから、既得権を手放したくない人たちの反撃も激しいはず。
デマ、ガセネタに踊らされないよう、気を引き締めなくては、と思っています。

共闘が理想ですけど、せめて細かい食い違いで潰し合ってほしくないですね。
返信する
とうちゃん、こんばんは! (小平次)
2024-10-30 17:52:27
とうちゃん、こんばんは!

コメントありがとうございます!

>>既得権を手放したくない人たちの反撃も激しいはず。

まあ、そうなるんでしょうね
ほんと身辺には気を付けて欲しいと思いますよ、石破さんも含めて。

>>共闘が理想ですけど、せめて細かい食い違いで潰し合ってほしくないですね

ほんと、それですよね

政治家だけじゃなく、我々も何かの事象や誰かの発言などをもって右だ左だなどと決めつけて判断しないように気をつけないといけない、って思っています

れいわのフレンドに入会していますが、もちろん全てに賛同できるはずもなく、ただ、山本さんは命がけでこの国を良くしたい、そんな本気度が私の勘所に伝わってきますw

テロや暴動とか起こすのでなければ、本気の人を応援したいという思いです

少しずつそういう人が増えているようには感じているんですが、まあ、簡単な道のりじゃないですね
返信する
Unknown (gai6969)
2024-10-30 19:38:44
政策は大事ですが、それを実行に移しているか移そうとしているかも大事だと思います。

参政党は半年位前までは支持していましたが、ちぐはぐな部分が目に付くようになったのでかなり警戒しています。反グローバリズムと言いながら、神谷は実はゴリゴリのグローバリストと思うようになりました。そのうち参政党について記事にしようと思います。

共闘は良いとして、団結する必要は無いと思います。
返信する
gaiさん、おはようございます! (小平次)
2024-10-31 09:25:38
gaiさん、おはようございます!

コメントありがとうございます!

まず、ちなみに私は参政党支持者ではありません
政策は賛同できるものが多いものの、私の直感が何か受け付けられないものを感じさせています

もちろん思い過ごしかもしれないですけど

>>神谷は実はゴリゴリのグローバリストと思うようになりました。

今後の実際の行動を見るまではわかりませんが、私にもいまのところ真正保守には見えてはいません

>>共闘は良いとして、団結する必要は無いと思います。

そうですね、ただ、せっかく選挙が上手く機能して、変わらなくてはならない、という空気が生まれましたのでそれを活かして欲しいと思います
返信する
Unknown (gai6969)
2024-10-31 09:53:55
> 小平次 さんへ
> gaiさん、おはようございます!... への返信

政策は賛同できるものが多いものの、私の直感が何か受け付けられないものを感じさせています〜

さすが小平次さんですね!直感に従いましょう👍

「平岡さん自殺」 「藤本かずき 接種事業」
お時間ある時にこの辺りのワードで調べてみてください。
返信する
Unknown (カワムラ)
2024-10-31 12:27:11
おおっ!小平次さん 私も参政党の主張は正しいと
おもいます・・・

だが 同じく直感で受け入れられない

翼の党の黒川氏・・・無茶苦茶やって投獄されましたが 彼等の熱意・・・僕ぁ~胸が熱くなるのです

その 愛国の志士 黒川氏が参政党を敵視していた
・・・黒川氏の捜査・分析能力は凄まじい物が
ありますからね・・・彼は物怖じしない侍!

何も知らない人達は 狂人扱いですがwwww
返信する
gaiさん、こんにちは! (小平次)
2024-10-31 13:51:58
gaiさん、こんにちは!

コメントありがとうございます!

>>「平岡さん自殺」 「藤本かずき 接種事業」

情報ありがとうございます
検索してみますが、私が現時点で直感的に受け入れられないと感じている理由は、多分この人たちとあまり関係ないのかな、と思います

参政党の主張は、若いころの私であれば手放しで受け入れたと思うんです

今の保守層が喜びそうなことをたくさん言ってるんですが、例えば移民受け入れ反対、私も絶対的に反対なんですが、今の現状、外国人労働者の受け入れをやめるなんてことは不可能だと思うんです

これをやめようと思ったら、今の社会構造、教育、当然少子化対策、人口減少しながらも経済成長を可能にする術、そういった事柄を、それこそ専門家を交え長期的に議論をしないと無理なんです

そのへんの議論が圧倒的に不足していて、簡単には出来ない事を叫んでいると、逆にそれを利用されたり、もしくは真面目に日本で日本のルールやマナーを守って暮らしている外国人差別を助長しかねない、参政党の主張全体にそういう危うさを感じています

それが、多分、直感的に今の時点では受け入れられない理由かなと
返信する
カワムラさん、こんにちは! (小平次)
2024-10-31 14:03:51
カワムラさん、こんにちは!

コメントありがとうございます!

>>彼等の熱意・・・僕ぁ~胸が熱くなるのです

大きな声では言えないんですがww

私も同じように感じていましたよ
暴力はいけませんが、あれくらい言わないと変革なんて無理だと思います

それくらい国民は怒っているんだと、本当は国民自身が気付き、声を上げなくてはならないはずですが、今さえ、自分さえ安泰なら関心を持たないジジババが大半、それを代わりに怒ってくれてる、って思って見てましたよw
返信する
Unknown (gai6969)
2024-10-31 14:15:26
> 小平次 さんへ
> gaiさん、こんにちは!... への返信

そのへんの議論が圧倒的に不足していて、簡単には出来ない事を叫んでいると〜
ここの視点も大事ですね。僕が参政党にちぐはぐさを感じるのはこういった部分もあります。

ワクチン反対移民反対もパフォーマンスでやっている部分があるように見えてしまうんですよね。

参政党は自然派を謳っていて、無農薬農業のためと称してジャンボタニシなる繁殖力旺盛な南米原産の外来種をばら撒いてましたからね。この貝は日本の四季にも適応して、増殖力も強いために回収駆除には多大なコストがかかってしまう訳です。農薬を使わずに雑草の駆除をしようということのようですが、ジャンボタニシは雑草どころか稲やレンコン等の作物を食べてしまい本末転倒な訳です。

実現の難しいことを議論をすっ飛ばして、見切り発車でやってしまうのは同感です。
返信する
gaiさん、こんにちは! (小平次)
2024-10-31 16:35:37
gaiさん、こんにちは!

コメントありがとうございます!

>>無農薬農業のためと称してジャンボタニシなる繁殖力旺盛な南米原産の外来種をばら撒いてましたからね

私のクライアントさんに、農家さんも何件かいらして、お邪魔した際、小さな水路にジャンボタニシがたくさんいて、すごい勢いで増えるんで困ってる、って言ってましたね

ピンク色の卵もえげつない。。

ちょっと参政党のHP見たんですけど、その件について下記のように言っていますね

『党としては、これらの投稿の内容を承知しておらず、当然ながら、そのような農法を推奨しているわけではありません。農林水産省が指摘している通り、外来種である「ジャンボタニシ」は、地域固有の生態系に与える影響や水田への被害が問題とされており、その撲滅が必要だということに異論はありません。
誤解を招く可能性のある発信を行った支部や党員には、発信内容を訂正し、今後はそのような発信を控えるよう指導しました。

中略

長年農業を営む党員の中に、JA福岡市が「ジャンボタニシ」を防除する一環として、「ジャンボタニシ」を稲ではなく雑草に向かわせる「ジャンボタニシを活用した除草」の取り組みを評価し、情報発信をしていた者がいました。しかし、発信の中に、誤解を招く発信があったことがわかりました。当該発信については、速やかに削除を行うとのことでしたので、併せてお知らせいたします。』

最初の発信は削除するよう指導したそうなので、どんなものなのかわからないので何ともいえませんが、参政党自体はジャンボタニシを利用した農法を推奨はしていないようです
としても、支部とは言え、党の名前で実際発信したのは認めているようなので少しお粗末なのは否めませんね
返信する

コメントを投稿

社会・経済」カテゴリの最新記事