EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

EURO ROCK PRESS November 2005 vol.27

2012-01-26 13:31:20 | プログレ系専門誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
EURO ROCK PRESS November 2005 vol.27
マーキー・インコンポレイティド発行



2005年にキース・エマーソンバンドが来日しました。

表紙をめくるとその時の様子のカラーグラビアが登場します。

2頁目からは当時のキースのカラー写真を含めた、
キース・エマーソンへのインタビュー。

まだ、この時点で「アット・ザ・ムービーズ」の国内盤が出ていなかったのですが、
輸入盤を、これまでキースが担当したサントラのジャケットと共にカラーで紹介。
カラー記事のキースコーナーは4頁で終了します。

インタビュー内容はキース・エマーソンの映画音楽に関する事に重きが置かれています。

キースが好きな映画音楽家は、

エルマー・バーンスタイン、
エンニオ・モリコーネ、
ヘンリー・マンシーニ、
ハンス・ジマー、
ジョン・ウィリアムス、

おそらく他にもいるのでしょうが、キースがこの時に思いついたのは、上記の作曲家なのでしょう。

これらの作曲家についての、詳しい訳注がついています。
「ピーター・ガン」はヘンリー・マンシーニの作品等、細かい記述が嬉しいです。

あと、キースのホームページ等で、アメリカのアニメ番組のサントラ「IRON MAN」を担当している記述も見られますが、この記事を書いた人も未聴との事。
カラーのジャケット写真も載っていますが、私も未だこの雑誌でしか見た事がありません。
ネットムービーで見て、キースらしい音に辿りつく事もできるようなので、
私もチャレンジしましたが、成功はしていませんね。

ナイトホークスのプロデューサーとシルベスター・スタローンに一度会って、
「ヴァンゲリスのような音にしないでくれ」と言われた事も、この雑誌で初めて知りました。

取り上げられている頁数は少ないですが、キースファンにとっては、貴重な情報が濃縮されている雑誌です。

書籍扱いなので、在庫があれば、注文したら届くと思います。
という事で、検索したみましたら、まだ在庫はあるようですが、
税込み2,000円は決して安くはないですね。

2012年1月26日 yaplog!