EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ラヴ・ビーチ 紙ジャケットCD

2014-02-10 16:55:53 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
ラヴ・ビーチ 紙ジャケットCD



問題作と言われているラヴ・ビーチ。

おそらく、ラヴ・ビーチ初の紙ジャケットCDになります。

帯はワーナー時代のアナログ盤を元に作られていますね。


内袋は布みたいな素材

この紙ジャケットCDのシリーズがリリースされた時は、
まだ、地元の行きつけのレコードショップも営業していました。

ワーナー時代にCD化されたものをすべて購入していたわけではなかった事や、
ビクターエンタテイメントさんでは、
「ファースト」、「タルカス」、「展覧会の絵」をこの時のシリーズに先んじて、
紙ジャケット化しておりまいたので、
手元にないEL&PのCDを買い揃えるために、
レコードショップに注文して、このラヴ・ビーチを購入したわけです。

注文して届いてみてややガッカリした事は、
シール式のシュリンクに覆われてはいるものの、
先んじて企画された紙ジャケットの時と違って、
紙ジャケットを保護するプラケースが付いていなかった事ですね。

プラケースは破損したら、プラケースの色にこだわらなければ、新しいプラケースに入れ替える事ができますが、
紙ジャケットは紙なので、あやまって落下したりすると、角がつぶれたりする事もあると思いますし、そうなると取替ができません。
どうしても扱いが慎重になりますね。

この時の紙ジャケットは、特にボーナス・トラックは入っていないし、
ライナーも、ビクターエンタテイメント移行時の初販売CDのものを流用していますので、
国内初紙ジャケット化が「売り文句」であったと思いますね。

改めてライナーを読んでみると、市川哲史さんが、あまり辛辣な批評をしていなかった事に気が付かされます。

(市川さんが)改めて聞き直すと、ラヴ・ビーチをエイジアに先駆けたポップなプログレとして見る事ができるような批評をしています。
この見方は難波さんもどこかで書いていたようにも思います。
(この辺りは記憶が定かでないので、間違いだったらごめんなさい)

それはEL&Pファンにとっては、一条の光のような批評とも言えますが、
「ラヴ・ビーチ」と「詠時感」では、「制作の動機」、「動機から生み出される創作へのエネルギー」「結果としての売上」等、
全く異なっていると思うので、個人的には、「本当にそうだろうか?」と思ってしまいますね。

以上。

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