EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

DVD Progressive Rock 2007年

2014-02-11 13:26:30 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
DVD Progressive Rock
Italian Edition  2007年


オムニバスDVDを購入するにあたり、
EL&Pが収録されているかどうかをチェックするのは、
言うまでもない事ですが、
収録されている場合、まだ目にしていない映像かどうかという事には、
少しは期待しますよね。

このDVDは、イタリアで制作されたプログレ系ミュージシャンの演奏をセレクトしたものですが、

なかなか大胆な特徴があります。

それは意図しているかも知れない誤植ですね。


スリーブケース表


スリーブケース裏

「EMERSON-LIKE&PALMER」(エマーソン、ライク&パーマー)なるバンドの映像が収録されています。

この「EMERSON-LIKE&PALMER」という記述は、スリーブケースの表と裏の両方に記載があるのですが、
DVDのチャプター05の冒頭には、「EMERSON,LAKE&PALMER」と紹介画面が出てきます。

それで、チャプター05を鑑賞するわけですが、

まず、キースがつまみをいじくっている映像が写るところまでは良いのですが、
その後は一気に例のアメコミ映像に突入しました。
既発の「展覧会の絵」から持ってきたようです。

グレッグとカールはまともな顔の映像が一つも流れないまま、終了してしまうという、
オムニバスものとしては、ほぼ、ありえない映像が収録されているわけですね。

制作者サイドは、完成後、さすがに良心がとがめたのかも知れません。

「EMERSON,LAKE&PALMER」とまともに表記する事に躊躇し、
「EMERSON-LIKE&PALMER」という意図的な誤植を行ったと考えます。

ケースの中の紙を見ると、
「THE CURSE OF BABA YAGA  Emerson-Like&Palmer」
(Emerson – Lake – Palmer)



とあります。
おそらく、Lakeと解っていてLikeにしているのですよ。

この扱いは、イタリアでの過去のキースの人気も、どこへやらという感じですね。

すべてのミュージシャンの映像を把握しているわけではないのですが、
このEL&Pの扱いから判断するに、他のミュージシャンの映像も、既発のものと推定されます。

当ブログはEL&Pがどのような扱い方、
取り上げ方をされているかを気にして綴っているわけですが、
EL&Pの見たことのない映像を楽しみにして探しているファンには、ほとんど意味のないDVDですね。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
ランキングに登録しています。更新の励みになりますので、
下記のバーナーをポチッとして応援してくださればとてもありがたいです。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村