EL&P図書室3号

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映画秘宝 2016年 6月号

2016-09-15 17:13:22 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
映画秘宝 2016年 6月号

キースの他界にちなんだ音楽誌の特集が少ないと思っているEL&Pファンもいると思います。

私などは、過去の功績はともかくとして、時の人ではありませんので、
少ないのは当然だと思っています。

河出ムックは出版された事自体、奇跡だと思っているぐらいですから。

訃報に関しては、掲載されている音楽誌もあったとは思いますが、
全て調べている時間もありませんでした。



この映画秘宝は、誌面をザッと見た感じでは、
カラーページもとても多くて、
SF系やホラー系を取り扱ったマニアックな雑誌かと思われます。
縦の長さが29.8mの大きな雑誌です。

映画関係者3名の訃報記事が半頁を使って一挙に掲載されており、
その中にキース・エマーソンの名前もありました。

一部音楽誌の小さな訃報記事とは異なり、
キース・エマーソンが他界したと解る横書きの大きな文字が目に入ります。

他界した3名の功績が、連続で綴られています。

キースに関しては、
サントラに関しては、簡略ではありますが、
「マーダ・ロック」と「ベスト・リベンジ」以外の仕事を綴っており、
タルカスのオーケストラ盤が、大河ドラマに使用された事にも触れています。

加えて、書き手の方が、
プログレッシヴ・ロックの中では、最も聴いたアルバムという事で、
恐怖の頭脳改革をあげており、
白黒ではありますが、ギーガーとの絡みもあってか、
恐怖の頭脳改革のジャケットも掲載されておりました。

記事自体、そんなに多くの分量があるわけではありませんが、
「映画秘宝」と雑誌名の通り、
ロックの中での仕事よりも、サントラを重視した文章になっているところが、
音楽誌の訃報記事とは異なっていました。

私が目にする事ができた他の音楽誌の訃報記事のスペースが、
あまりにも小さかった事もあり、
この雑誌に関しては、半頁の誌面の一部の訃報記事であるにせよ、
頭脳改革のジャケットが掲載されているだけで、
けっこうなインパクトがありました。

以上。

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