EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ロック事典-プログレッシヴ・ロック オムニバスCD

2016-09-23 15:51:34 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
ロック事典-プログレッシヴ・ロック オムニバスCD


こんなシンプルなジャケットはけっこう好き
裏は真っ白のペラ紙です


日本音楽著作権協会のシールが貼られているCDです。
制作年は、80年代末から90年代初頭頃と推定いたしますが、
価格からするとこのタイプのオムニバスCDの出始めという感じでもないと思います。



中古で求めたので、帯は付いておりません。

当ブログでは、EL&Pの楽曲が含まれた様々なオムニバスCDを取り上げて来ましたが、
プログレ系の音のみを収録している国内盤のオムニバスCDを取り上げるのは、
初めてかと思います。

海外盤のプログレ系オムニバスCDは、制作された年代にもよるのでしょうが、
日本においては著名でないバンドやミュージシャンの楽曲が含まれていたりする事もあります。
(単に私が知らないだけでしょうけどね。)

このオムニバスCDはその点において、
あまりにも認知されているバンドとミュージシャンで構成されています。


プラケース裏

むしろ、現時点では、プログレ5大バンドの曲が全て網羅されているオムニバスCDなど、
制作される事はあり得ないでしょう。

イエスの「ラウンド・アバウト」から始まるので、
アルバム「こわれもの」が始まった感じになるのですが、
次の曲が、キング・クリムゾンの「21世紀のスキッツォイド・マン」なのが、
面白いところです。

その次に来るのが、ピンク・フロイド。
その次にウェットンヴォーカルのクリムゾンの曲。

そしてジェネシス。
ピーター・ガブリエルのソロ。

ブライアン・イーノと続きます。
イーノの曲は歌モノですね。

その次にアラン・パーソンズ・プロジェクト。
プログレの範疇に入るときも、入らないときもあるアラン・パーソンズです。

ここでようやくEL&Pが登場!
曲はラッキーマン。

その次にムーディー・ブルースで、
再度、イエスで終了となります。

キング・クリムゾンが2曲。
イエスも2曲。

イエスで始まって、
イエスで終わるという構成ですね。

ヴォーカルで言えば、
ピーター・ガブリエルが続けて2曲。
ジョン・アンダーソンがオープニングとラストの2曲。
と書きながら、肝心なところを書き漏らすところでした。

グレッグ・レイクのヴォーカルも2曲ですよね。
(突っ込まれずにすんだわ)

とは言っても、
最多出演はビル・ブルーフォードという事になりますか。

あと、ラウンドアバウトの演奏時間が、
「21世紀のスキッツォイド・マン」より長い事を、
今頃になって知った次第であります。

全体としては、
制作者の好みが反映されているのかも知れませんね。

以上。

キースは他界したけど、
EL&Pを愛し続けて行きましょう。
応援よろしくね。

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