晴れたら野山に出かけよう!

おいしい空気をいっぱい吸って 愛しい花や小鳥に会いに出かけよう

スマホで撮る写真

2021-05-13 22:39:54 | お気に入り写真

スマホのレンズって 明るいですね。 私は フィルムカメラの時代、いっかど一眼レフのカメラを買ってそれを持ち歩いていました。でも レンズは特別明るいものではなかったし 写真の撮り方も写真雑誌をみて勉強するぐらいだから 今見ると大したものはない。2001年 初めて手にしたデジタルカメラは コンパクトカメラで 100万画素というものだった。 それでも接写が出来たので 身近な草花などを写して雑草と呼ばれる草花の美しさに夢中になった。 もう一眼レフに未練はなかった。 ポジフィルムの一枚一枚を大切に写したカメラに比べて デジカメはフィルム代も 現像焼き付けに出す必要なく、下手な鉄砲も数打ちゃあたるとばかりに 毎日毎日写真を写した。コンパクトデジカメは結局5台使った。しかしそのカメラも酷使しすぎてどれも、もうきれいには撮れなくなったが 自分の年を考えると新しいカメラを買うこともない、スマホで十分だ。庭に咲く花が異なる表情を見せるたびに写真に写す。 今まで使ってきたカメラレンズのどれよりも明るい気がする。暗い室内でもフラッシュを使わずとも明るく映し出してくれる。 以前に有名な植物写真家が サブカメラとしてガラケーで写す写真をblogで発表しておられたことがある。ガラケーでさえ 腕さえあれば 心さえあれば素晴らしい写真を撮れる。今の私はスマホで十分。今日も気に入った写真が撮れた。

隣家のフェンスに絡みついて クレマチス

 


お気に入り写真 北八の森

2020-09-27 21:43:14 | お気に入り写真

北八は険しい山がなく気楽に行ける。北は蓼科山から麦草峠を挟んで天狗岳 根石岳が連なる。その間に坪庭 北横岳 縞枯山 高石山 八千穂高原には白樺の純林 そして湖があちこちにちりばめられ しらびその森は苔の森である。 麦草峠は国道メルヘン街道が横断しているので周辺の高原で遊ぶ家族連れが多い。秋には ヤマブドウの葉が真っ赤に 白樺林は黄色く染まる。 夫が倒れた2か月前、孫たちと一緒にキタヤツに出掛けたのが最後の旅となった。 

キタヤツの森

みどり池池畔に立つ「しらびそ小屋」 手前みどり池は氷結  1997.1.2 

みどり池から見る ニュー 1997.5.4

硫黄岳爆裂火口跡を見上げて

日本最高地点露天風呂(通年営業温泉として) 標高2150m. 雲上の湯、本沢温泉 1997.5.4

 最後の旅「キタヤツ」 早朝の白駒池  2015.10.11

 

 

 


お気に入りの写真 八ヶ岳

2020-09-26 16:52:48 | お気に入り写真

八ヶ岳も又何度も通った山だ。八ヶ岳は 北八ヶ岳(キタヤツ)と南八ヶ岳(ミナミヤツ)では 雰囲気ががらりと変わる。北八は森と湖が散らばる静かな山域だ。 と言っても最高峰の西天狗岳は2646m.ある。 南八は 八ヶ岳連峰の最高峰赤岳2899m.を頂点に 周辺の山々は岩稜が続きアルプスに引けを取らない。私が赤岳の頂上を踏んだのは1度だけだが 周辺の山々は何度も歩いた。硫黄岳 横岳 阿弥陀岳などは赤岳に続く道にあるが その登山口にある赤岳鉱泉は 小屋のオーナーが 外国の山小屋に引けを取らないような山小屋を目ざして運営されている。鉱泉のお風呂にも入れるし 食事もビーフステーキが出るほどだ。赤岳登山を目指さずとも 赤岳直下の赤岳鉱泉で過ごすだけでも快適で楽しみである。 赤岳鉱泉を最後に尋ねたのは 2006年6月も終わりの三日間だった。梅雨の合間に晴れ間になりそうなので 友人を誘って出かけた。小屋は私たち二人だけの貸し切り状態。一番風呂に入浴をして ご馳走を頂いて 大部屋に積まれた寝具を好きなだけ使って眠りについた。二日目は ツクモグサを見たくて登って行ったが とちゅで風雨が強くなり 登山に慣れていない彼女は硫黄岳山荘で待っているというので 一人で横岳に咲くその花に会いに行った。 八ヶ岳は 又花の名山でもある。盛夏には見れない花々がたくさん咲いていた。

 

ウルップソウ 2006.6.28

オヤマノエンドウ

ツクモグサ

チョウノスケソウ

イワウメ

イワヒゲ

山麓に咲く ホテイラン 2010.6.12 

八ヶ岳を取り巻く周辺は落葉松(カラマツ)林が多い。春にはかわいい芽が吹き 5月初旬には新緑の柔らかい黄緑色が山肌を染め 10月には黄金色に輝いて 名前の通り次第に落葉していく。日本の針葉樹でただ一つの落葉樹である大阪に育った私は カラマツ林というだけで北原白秋の詩を思い出し 憧れの気持ちに浸れる。

2000.11.3 赤岳と晩秋の落葉松

赤岳に登ったのは風雨の中だったが その後に登った阿弥陀岳や中岳から見る富士山は裾野を長く引き 美しい姿を見せている。もっとも 八ヶ岳は富士山 南アルプス 遠く北アルプスの展望台であり 富士山は何処からでも近くに見える。

遠くに北アルプス

冬も又楽しい  1997.1.1

 


お気に入り写真 涸沢の秋

2020-09-22 05:04:33 | お気に入り写真

「日本一の紅葉」 と言われる涸沢カールの紅葉。 上高地の公式サイトにはそう書かれている。日本一かどうかは知らないが その風景の美しさは穂高の山々を背景に圧巻だ。 「生涯で一度は見なければ」と 涸沢に足を運んだのは週末の1999年10月1日のこと。 涸沢の紅葉が最高に燃えるときは短い。その日を見極め、予定を立てるのは難しいが 9月末から10月初めの1週間ほどだ。 夕方着いた山小屋は超満員で 玄関の床板に布団を並べて寝た。トイレに立つと戻って来ても体を押し込むスペースはもうない。 もう一つの山小屋は部屋は確保されたが1枚の布団に頭と同伴者の足を互い違いに並べて寝た。 コロナの今年はどんなことになるのだろうか? そろそろ紅葉の見ごろを迎える涸沢だが、、、、

1999.10.1~4

モルゲンロートに染まる涸沢岳

白出のコル

涸沢槍 と涸沢岳

前穂高北尾根最低コルから 槍ヶ岳を望む

左から 奥穂高岳 涸沢岳 北穂高岳に囲まれた涸沢カール

槍ヶ岳 左:大喰岳

穂高連峰大キレット


二度目の冬の上高地

2020-09-20 19:25:15 | お気に入り写真

 

その後 もう一度冬の上高地を訪ねた。その時は 村営ホテルの小屋には泊めてもらえなくなっていて、「氷壁の宿 徳澤園」の冬季小屋で泊めてもらった。ここは食事も寝具も提供されなかったので  自炊道具 食品 寝袋などを大きなザックに詰めて、氷原となっていた梓川の上を歩いて上流に向かった。 夕暮れて 川原から徳澤の位置も確認できず 携帯電話も通じず やっとのことでたどり着いたのは すっかり日暮れていて 暗闇の中にポツンと明かりが見えた時は本当にうれしく、ほっとしたものだ。 小屋ではストーブがあかあかと燃え その上に大きなやかんが載っていた。梓川は凍り、取水が出来ないので 雪を水に変えているのだ。その水をもらって 簡単な夕食を作った。 無謀さはそのころから今も変わらない。翌日は好天気で 横尾まで足を延ばした。 前夜はこの雪原が 動物たちの運動場になっていたようで、いろんな足跡が交錯していた。

2002.1.13 横尾にて

赤い化粧柳が春を待つ

眠る横尾山荘

雪原を走り回るアニマルサイン

 

梓川のほとりで

大正池から見る穂高岳

 

 

 

 


お気に入り写真 真冬の上高地

2020-09-20 16:33:21 | お気に入り写真

真冬の上高地に入るのも 長年の夢だった。

若い日 「上高地の大将」と言われた木村殖氏(1974年没)の書いた本を読んだ時から いつか真冬の上高地に行きたいと思っていた。 木村さんは昭和初期から昭和49年まで約50年近くの間、ホテルの小屋番などをして上高地を見守り続け 冬山で遭難する登山者の救助などに生涯をささげた人で、その生活の明け暮れなどを書いた本である。私がその神々しい冬の上高地を一目見たいという念願を達成したのは 1999年1月のことだった。木村さんが亡くなられて20年になり 冬の上高地もずいぶん様変わりをしていたと思う。それでも冬の上高地には今も釜トンネルから先には車は入れず、宿泊施設はすべて閉じられ、唯一宿泊させてもらえたのは 安曇村(当時)村営ホテルの冬季小屋番の宮本氏?(確か、、、)のおられる小さな小屋だった。 食事は 大鍋に何か炊いてくださったように思う。そんな小屋だが 毎年そこにやってくる写真家などが一緒だった。中の湯入口あたりに車を置き 雪が吹雪くなかを輪かんじきをつけ、釜トンネルから河童橋を回って 夕方対岸の小屋にたどり着き 暖かくもてなしてもらった。 翌日は天気が回復し 神々しいばかりの上高地を楽しんだ。 

1999.1.16

上高地の夜明け 河童橋から見る奥穂高岳 モルゲンロート

河童橋より モルゲンロート輝く  左:間ノ岳 右::天狗岩

光る梓川

青い影

焼岳


はるかな尾瀬の風景

2020-09-20 00:01:08 | お気に入り写真

尾瀬の締めくくりに 尾瀬の風景の一部を。  今ごろ 尾瀬は草紅葉の時を迎え 黄金色に染まった草たちがさわやかな風にさわさわとそよいでいることでしょう。

水芭蕉咲く尾瀬ヶ原より  2008.6.14~16 

早朝の尾瀬ヶ原

霜に縁どられて

朝露に濡れて 「トクサ」と「ミツガシワ」

朝もやの中で至仏山

燧ケ岳

至仏山

夕暮れて

富士見田代から燧ケ岳

尾瀬ヶ原の水を集めて ごうごうと流れる三条の滝

 

 


お気に入り写真 6月の尾瀬の花

2020-09-19 22:30:35 | お気に入り写真

私が見ただけでもこれほど多くの種類の花が同時に咲く場所は他には知らない。自営業をしていた夫は片時も事務所(自宅)を離れることが出来なかったが 2000年ごろからは 携帯電話が普及して 日本のどこにいても仕事先と簡単に電話出来るようになり 北海道の果てにいても、まるで事務所にいるようなそぶりで応対していた。そして必要に応じて返答したり 仕事の手配などをしていた。そんなわけで 見たことのない花を求めて二人でいろんなところに出かけた。北海道 東北地方 佐渡 尾瀬 中部山岳地帯 八ヶ岳 などは特にお気に入りの場所だった。いろんなところを歩いたが 6月の尾瀬は何といっても花の種類の多さは一番だろう。至仏山は花の百名山にあげられるが 登山をしなくとも湿原を歩くだけでも希少な花が目白押しだ。

尾瀬と言えば 水芭蕉が知られているが 水芭蕉と一緒に咲く「リュウキンカ」はかわいい。

早朝のリュウキンカ

6月に出かけて行ったのは 「トガクシショウマ」に会いたかったからだ。 これは日本でもごく限られた場所にしか咲いていない花だ。 

他に挙げたい花は多すぎて、、、、とても載せられませんが 少しだけ

ズミ(小梨)もかわいい

オオカメノキ

ヒメシャクナゲ

ツバメオモト

タテヤマリンドウ

ミツガシワ

ワタスゲの果実

 


お気に入り写真 尾瀬の早春

2020-09-19 11:13:12 | お気に入り写真

 

その年は雪解けが早かった。 例年ならGWはまだ湿原が雪に覆われているだろうから 湿原の中に立つことが出来るかと思って尾瀬ヶ原に入ったが ほとんど雪は溶けて原一面水浸しだった。木道も所々で水の中に沈没していた。冬の間に積もった豪雪、その水量たるや黒部ダムの水量にも匹敵するのじゃないかと思った。(勝手な推量です) 早くも咲きそろっていた水芭蕉も水没していた。思いがけない尾瀬を見ました。

1998.5.3 尾瀬ヶ原

春の目覚め

燧ケ岳

 


お気に入り写真 尾瀬

2020-09-18 01:53:29 | お気に入り写真

朝晩やっと秋らしいひんやりした空気になりました。相変わらず 毎日暇を持て余しています。

それで 終活の一つとして 幼いころから今までの写真、子供たちの成長の記録写真、すべてをデジタル化してハードディスクに保存し 重いアルバムはほとんど捨ててしまいました。昔の写真は プリント写真、一眼レフカメラを使うようになってからはポジフィルムも使いましたのでマウントに閉じ込められたフィルムです。 2002年以降はデジタルカメラになったので それらはすべてPCに取り込まれ HDに保存しています。それらの写真の枚数は一万枚はくだらないと思います。それを少しづつ見直しています。 

日々の生活の中に 特にblogに書くようなこともないので  ずぶの素人写真ですが そんな写真の中から自分で気に入った写真を少しづつ紹介しようかと思います。ランダムですが 目に付いたものから。 今日は秋の尾瀬ヶ原です。尾瀬も何度も通いました。まだ湿原に雪が残るころ 初夏の頃 秋 尾瀬はいつ行ってもすばらしいところです。 夫が亡くなる前に「もう一度行くんだったら尾瀬に行きたい」 と言っていた 私も大好きな尾瀬です。

1997.10.10 尾瀬ヶ原の秋

ヒツジグサも色づいて