晴れたら野山に出かけよう!

おいしい空気をいっぱい吸って 愛しい花や小鳥に会いに出かけよう

ラベンダーの香り

2017-06-29 06:28:02 | 花探索

ラベンダーは 北海道の富良野や美瑛が有名だ。 今の季節は(北海道では7月中頃かな)どこまでも続くパッチワークの丘のあちこちで紫色のパーツが見える。 テレビドラマの「北の国から」のとりこになった私は 北海道のすべてが好きになってしまった。 最初の旅行は 「北の国から」世界を歩いた。そして 春、夏、秋、冬、北の果ての礼文島から 最南端の襟裳岬・アポイ岳 まで 東端の知床から西の積丹半島と 連れ合いと一緒に何度も何度も足を運んだ。朝霧の流れる早朝の美瑛の丘は幻想的だ。 そしてラベンダーの香りも大好きだ。

そんなわけで ラベンダーは自宅の庭でもいろんな種類を育てたが所詮小さな庭のこと。 あの雄大な丘で見るラベンダーの面影はない。それでも鉢の中で咲くラベンダーの開花を待つ。

先日 和泉市に住む息子に 90歳の叔母の送ってくれたサクランボのおすそ分けに行きがけ 和泉環境公園に立ち寄った。ここは広い面積にラベンダーが植えられている。環境が違うからか 一面に咲く美しいラベンダーの園を作るのには試行錯誤されているように見受けられる。事務所を訪ねると ラベンダーのバンドルズが置かれていた。 「可愛い!」 

(バンドルズの材料として切花も置いてありました。 11本200円。11本というのは バンドルズつくりには 奇数本でなければならないからです。) 

私もバンドルズ作りに初挑戦。庭から切り取ってきたラベンダーを 悪戦苦闘。花径を曲げたりリボンをくぐらせたりするうちに ラベンダーの花が茎からポロポロ落ちて 部屋中ラベンダーの香りでいっぱいになりましたが 疲れてきて最後は投げやりに。そしてあま~いサクランボをたっぷりいただきました。叔母さんアリガト! 

 

リボンを編むのがとても難しく 昨夜はいい加減にごまかしてしまったが 今夜リベンジ。やっぱりうまくいないが、ラベンダーもなくなったので(バンドルズには茎の長いのが必要なんです)もういいや、、、、、今夜もごまかしちゃえ。 


ホタル観賞 

2017-06-22 21:10:08 | 日記

パソコンクラブでお友達になったHさんが ホタルの生息保護地区のすぐそばに住んでおられるので 一緒にホタルを見に出かけました。 昨日は夏至でしたが 今時分は暗くなるのが遅いので 8時ごろでは まだ薄明るいでしたが 暗くなるにつれて川岸の樹木の陰であちらでもこちらでも 光がともります。 昔、「まるでクリスマスのイルミネーションのようだ」と思ったこともありましたが 今日はあっちで.5.6匹 こっちでも5.6匹 上流で5.6匹 下流でも5.6匹  ふーらふーら光の帯を描いています。 一度 写真を撮ってみたいと思っていましたが 私の古いコンパクトデジカメではくっきりとしたホタルの光は写りません。ISOを1600にして シャッタースピードは1/15。 これが精一杯です。 背景はずいぶん明るく写りました。

ISO800 だとこんなです。やっぱり私のコンデジでは どうにもなりませんね。お粗末です。

川は全く護岸がなく 草が茂っています。 周りに広がる田園も 農薬などは制限して みんなで環境を守っているのでしょうね。ホタルがふわりふわりと飛んでいる山里って 素敵ですね。 

先日 このすぐ上流で宗教法人が土砂の不法投棄をしたことを ニュースで報じられていました。 対岸から見ると そこはかなり高い位置から谷底に土砂を投げ落としたのか 山土が むき出しの崖が見えています。 こともあろうに宗教法人とは。 一生懸命環境を守っている住民たちがいて、この幻想的なホタルが毎年私たちを楽しませてくれているというのに・・・・・

来年も 多くの蛍がこの美しい河川でで命をつなぐことが出来ますように。

 


岩湧の森の生き物 

2017-06-21 07:54:07 | 花探索

先日 岩湧の森を歩いていると リスが素早く登山道を横切った。何が動いたのかと思ったら ちょっと下に降りた斜面から 黒いまん丸の目で じっとこちらを見つめていた。 両手のひらに乗るぐらいの大きさだった。「可愛い~」 カメラを構える間もなくちょこちょこと谷間に降りて行った。 

どこからか 小鳥もしきりにさえずっている。 オオルリはひときわ高いきれいな声を放ち 最後に「ジジッ」と抑えるのでよくわかる。 アオバト  ホトトギス ツツドリ うぐいす は誰にでもよくわかる。キツツキの仲間のアカゲラ アオゲラも しきりにドラミングを打つ。 我が家の近くの森には 今年も サンコウチョウ も来ているようだ。以前は 野鳥の会に入れてもらって 連れ合いも一緒に探鳥会に参加していたが 私は目が悪い 耳が聞こえない(20年前にした手術で 左耳は全く聞こえず)状態では なかなか鳥を見つけられないので 数年前に退会した。 それでも その時覚えた野鳥の声を聴くのが楽しみだ。1か月ほど前にはヤマドリに出会った。ヤマドリは雉よりも大きく長い立派な尾をしていて 私たちが近づいたのに驚いて 草むらからバタバタ と飛び立ち こちらもその大きな音に驚いた。そして ささっとまた草むらの奥へ消えていった。

沢筋では 赤ガエルがしきりに鳴いている。 まるで小鳥かという風に声を震わせ 時々草むらでピョコンと跳ねる。

林道では たまに茶色いうさぎに出くわすこともある。 少し離れたところから じっと振り返ってこちらを見ている。

いろんな動物が躍動している。 いつまでもこの豊かな森の生き物たちが命をつなぐ場所であってほしい。

 


近くの湿地にカキランが咲き始めています

2017-06-19 10:00:38 | 花探索

この湿地は自宅からウオーキングするのにちょうど良いぐらいのところにあり 棚田の縁の50坪ほどの傾斜地の湿地です。10年ぐらい前から観察を続けていますが 不思議と希少な植物が次々と咲くのです。今はカキランが見事に花を咲かせています。カキランは どうしてだかわからないのですが 咲き始めるとすぐに頭から黒くなって腐っていくのです。ところが今年は雨が降らないせいか 100株以上あると思われるすべてが元気にきれいな花をつけています。 とてもうれしいことです。

ササユリも2本 風に揺れています。 斜面の下部ではモウセンゴケも小さい白い花をつけています。今週半ばごろから梅雨らしくなるそうで 今のうちにきれいな花々を楽しませてもらいます。

 


72歳の小さな冒険

2017-06-17 14:04:07 | 花探索

入梅したのに 雨がなく 気温は高いが湿度が低いのでさわやかな朝だ。午後 孫たちが来るというのでそれまでの間 ちょっと散歩がてら山へ。 今日は 「キヨスミウツボ」が咲いているという連絡があったので うんと久しぶりに一徳坊山へ行って見よう。 何年ぶりだろう??? この山は標高520mの岩湧山の前衛の山だが 行く人は少なく 岩山が風化して山頂付近は危ない山だ。今日は滝畑から登ってみよう。以前連れ合いと一緒に滝畑から入ったが 道がわからなくなり危うく遭難しかけた山です。この付近は岩が露出していて クライマーの練習場にもなるところが多い。扇畑谷筋に入り少し行くと右手の山腹にピンクのリボンが目についた。斜面はきつく足の置き場にも困るような斜面だが 「一徳坊山へ」と書かれている。 行って見るか、、、、、  行けども行けども急斜面で 這いつくばり 立ち木にしがみついて登って行った。 一向に緩やかにならないが 所々にピンクのリボンがあるので この道は必ず一徳坊山へつながっているはずだ。 そういえばずいぶん昔のことだが 山仲間がこの辺りに新しい道を開拓したと言っていたっけ。 足元が今にも崩れ落ちそうで 乾いた斜面には 落ち葉が積もりこれも乾ききっているのでずるずる滑る。 これだけきつい傾斜ということは きっと山頂への近道だろう。 誰一人通ることもなく 風がそよそよと吹いている。 1時間半足らずの格闘の末に一徳坊山の鉄塔の足元に飛び出した。 やっぱりかなり時間は稼いだようだ。まだお昼になっていなかったので そのまま乗越に降りて扇畑谷を降りることにする。こちらは一般登山道かと思ったら また激下りが始まった。 谷筋は荒れていてまともな道はない。上流部は水たまりのようになっていたり伏流していたり じめじめした谷で 石がごろごろとしてどこを歩こうかと苦労する。 谷の半ばから 何とか道がわかり渡渉を繰り返しながらやっと 谷の入り口にたどり着いた。 目当ての花は見つからなかったが まあ これだけ歩けたことで 良しとしよう。 3時間ほどだったが かなりハードな山歩きで「2度と来たくはないな」 と思いながら帰途につきました。 初夏の花がぽつぽつと咲いていました。

ホタルブクロ

イチヤクソウ

ササユリ1輪。


嬉しい仲間たち

2017-06-16 21:31:46 | 日記

淋しい一人暮らしになって 一番うれしいのは 友人とおしゃべりすることです。 家でこもっていては心も塞ぐばかりなので 少しでも人と接するようにしようと4月からパソコンクラブに入れてもらいました。 すぐにお友達が出来て 週一のこの日は楽しみになりました。話をするうちに彼女は高校の後輩であることがわかって なお親しみを感じています。その彼女のブログづくりを手伝ったこともあり触発されて 「自分のブログも更新しなくっちゃ」と 何か書くことを探しています。 

梅雨入りしたというのに雨はなく カラカラ天気が続いています。 毎日朝夕の庭の植物への水やりが欠かせません。 グリーンカーテンにするために作ったプランターのキュウリを初めて一つ収穫しました。

もう一つの仲間たち 

たまたま 朝郵便物をポストに入れに行ったら 公園でラジオ体操をする人々が誘ってくれました。 5年ぐらい前から中高年を中心に毎朝ラジオ体操が行われているのは知っていましたが 仲間に入れてもらう気はなかったのですが 今は人恋しく参加させてもらうようになりました。 みんな優しく仲良くしてくださって一気にお知り合いが増え楽しいひと時になりました。ありがとうございます。 

 

他に 最近の出来事です。

先日 車で5分ぐらいのところに住む友人が 10匹のメダカを持って来てくれました。
特にメダカを飼いたいと思っていたわけではなかったのですが 
昔、子供が使っていた カブトムシの飼育容器(15×20×高さ15㎝ぐらい)に、近くの川まで行って砂を採ってきて底に敷き
水草も石も持ってきてくれたものを入れて・・・・・ 
小さなきれいな姿を見ていると可愛くて 朝に晩にと眺めていました。 
5日経った日 朝からちょっと岩湧山までいってこようと 少し減っていた水を足して出かけ、
3時間ほどして帰ってきて メダカのところに行ったところ 一匹が白いおなかを見せています。
びっくりして 石などを動かしてみると なんと1匹残らず死んで底に沈んでいるのです。
お日様が好きだということで 南側の台の上に置いていたのですが
深さが浅すぎたのでしょう 水がお湯になって茹でてしまったようです。( ;∀;)
何ということでしょうか、、、、
彼女に顔向けできないところを とりあえずすぐに謝りました。
今 乾いた水槽は 「いつかまた」 と そのまま置いています。
生き物はもっと注意深くするべきでした。 

Iさん せっかくのご厚意をこんなことにしてしまって 本当にごめんなさいね。黙って ペットショップから購入しようかとも思いましたが お店で売っているメダカは観賞用に飼育されて 赤やら青やら 色がついているようです。 自然に生きるメダカを育てたいので またそんなメダカに出会うまで水槽をそのまま残して水草だけ育てることにしました。


梅の手仕事

2017-06-16 21:03:43 | 日記

今年は庭の梅が大豊作です。 今までは 梅酒、梅ジュース、梅ジャム、梅干し といろいろ作りましたが 梅酒も梅干しもあまり飲食しないので床下の物入れに貯まる一方ですが 今年は梅の木いっぱいに大きな実がなって 梅の木が「重い重い!」と悲鳴を上げているので仕方なく採取したのです。 昨年は息子が来て採取してくれましたが 自分で出来ることは自分で と 勇ましく木に登って採っていきました。梅は毎年どんどん枝を上に伸ばし、今では手が届かないほど高くなっています。こんなに高くなっては 今後も収穫に困るので 思い切って 太い枝をどんどん切り落としたら ぎっしり実の付いた枝が ばさりと落ちてきます。 三日がかりで だいぶんコンパクトにしましたが これらの枝を小さく切ってゴミに出すのにまた一苦労。 一方実は20kg以上もあります。 かなりご近所にもらってもらいましたが 捨てるのももったいないので 仕方なく 梅ジュースとうめぼしを作ることにしました。今回収穫したのは「白加賀」という品種ですが 庭にはもう一本 早咲きの紅梅もあります。こちらも大豊作のようですが 実が小さめなので もう少し熟したらかわいい梅干しにしようと思っています。


6/10 あれから半年

2017-06-10 06:55:33 | 花探索

やっと6か月が経ちました。 生きる目的を失ったように 毎日むなしく過ぎていきます。 できるだけ外に出かけようと思っているのですが腰椎の「すべり症」ということで あまり歩きすぎると痛みで一歩も動けなくなるので、家でごろごろしていることが多いのですが 花仲間が「新しい花の発見があった」と連絡してくれると 見に行きたくなります。 梅雨入りしましたが 今日はお天気もよく 「ゆっくり行けるところまで行こう」 と岩湧の森に向かいました。 今日もアオバトが 「アオーォ、アオーォ」と啼いています。近くで営巣しているのでしょうか?  教えてもらった希少な花が目白押し。 倍ほどの時間をかけてやっとのことで山頂に着きました。遠くは霞んでいますが 大阪平野が眼下に広がっています。 見たい花も見ることが出来ました。目につく蕨も摘みながら 至福のひと時でした。 帰りは遅くなり駐車場には私の車だけがぽつんと残されていました。

すべり症は手術をしなければ改善しないといわれましたが 「また山歩きが出来るようになれば楽しみが出来る」と、ネットで調べていると整体の施術でよくなると書いています。 保険は効かないようですが行って見ようかな?


さわやかな風に誘われて 少し山を歩いてきました

2017-06-02 21:26:13 | 花探索

昨夜の雷鳴にはびっくりしましたが 朝にはからりとした空気に入れ替わり さわやかな朝を迎えました。

午後になると足が引きつるような痛みに襲われるのですが 毎日ごろごろしているのも辛く さわやかな風に誘われて岩湧山に行って見ました。昨夜の雨が緑を鮮やかにしたのか 一層すがすがしい空気に満ちています。、小鳥たちが啼き競っています。オオルリとウグイスは「日本三鳴鳥」で 美しい声を響かせています。アオバトは「アオーォ、アオーォ」と近くで啼いています。 遠くで聞こえるドラミングはアカゲラでしょうか アオゲラでしょうか? コゲラは「ジジッ ジジッ」と啼いています。 登山道に咲く花は初夏の花々に移っています。 あれこれ 花の写真を写しながら ゆっくり上を目指します。 花たちが瑞々しく咲いていますが、最近カメラの調子が悪く 思うようにきれいな写真ができません。 購入してから5年ぐらい、毎日のように使っているのでそろそろ寿命が来たのでしょうか? 私の足もずんずん重くなって痛くなってきたので帰路につきました。5時間かけての ゆっくり山歩きでした。

 左に市役所が見えます。