今日は 青い空から 太陽がさんさんと降り注ぐ最高の行楽日和です。 今秋は暖かい日が続いたので 各地の紅葉は遅れるだろうと思っていましたが 予想に反して 各地のモミジの名所から 見頃を迎えているという報道が入ってきます。12月初めに仲間と予定していた紅葉狩りも「これは大変」と下見がてら近くの山里にある小さなお寺を訪ねました。小さなくぐり木戸を開けて中に入らせてもらいます。境内はきれいに掃き清められ静まり返っています。住職さんはどちらかへおつとめに出かけられるようで 「写真を写させてください」というと 「本堂にお参りしてからどうぞ。」とおっしゃってくださいました。
小高いところに立派な鐘楼があり あたり一帯のモミジが昨夜の雨で一層赤い葉をつややかにし その辺りの空気まで真っ赤に染めあげています。苔むした足元はふかふかの色鮮やかなおちばの絨毯です。息を飲むほどの美しさです。このお寺の紅葉は 昔 僧侶によって植えられたものでしょうが 観光寺ではないので参拝者はほとんどいません。すばらしい光景で 何回も何回もシャッターを切りたくなります。
この美しい紅葉も今が盛り。 素晴らしいときに出会えました。