最近体調がいいと 前にblogに書いた。 自分では 毎日のスムージー(青汁)とwalkingが功を奏していると思っている。調子に乗って 岩湧山に行ってみようと家を出た。
見たい花はいろいろあったが あまり欲は出さず見つけられるものがあればよい。 「イナモリソウ」には少し時期が遅かったようで初々しさはなかった。 あとはボツリボツリと登る。 「山登りはゆっくり登れば 何歳になっても登れる」というのは昔からの私の持論だ。 夫が元気だった今から20年前 北アルプスの雲ノ平の奥の高天原迄行った。 夫は 若い時から仕事に追われて山登りなど無縁の人だったが 60歳を過ぎて始めた山登りだ。普通3泊4日で行く行程で 最初からすぐに音をあげたが とにかくゆっくりゆっくり上がっていった。鏡平山荘では 「年を取ったら まず最初の日はわさび平小屋で一泊するぐらいがいいですよ。」と言われた。 まだ夫は仕事をしていたので そんなゆっくりの山旅をしたいものだと思ったものだ。 年をとってからはそれを実感する。 今は「ゆっくり」が モットーだ。
2時間ほどかけて山頂にたどり着いた。 おてんきもいい塩梅で 登山者も少ない。「ササユリ」も蕾がたくさんついているが 開花までに2週間はかかるだろう。 絶滅危惧種の「ヤマトキソウ」が今年はぎっしり蕾をもたげている。 みんなで大事にしているので ずいぶん増えた感じだ。 「フナバラソウ」も道のそばで花を付けていた。 これも絶滅危惧種で 以前はそっと隠していたのに こんな通路脇に堂々と咲いているのにびっくり!
少し蕨をもらって3時ごろ下山した。 もうすぐ80歳なんですよ。 よく行ってきましたね。
絶滅危惧種の「フナバラソウ」です。 大切に守りたい花です。