今日はお天気は悪いが ちょっと岩湧山の花偵察に出かけた。麓の岩湧の森に着くまでに 山里の道端で可愛いスミレが咲きだしている。アオイスミレは シハイスミレとともに、スミレの仲間ではもっとも早く咲く。まーるい葉は少し毛が生えているので タチツボスミレのように葉がひかることはない。葉を広げる前は 奉書のようにくるりと丸まっている。 色はしろっぽいものや 可愛いピンクのものがある。
コスミレです。「コ」とつくが 小さくはないのです。タチツボスミレによく似た花だが 葉は地面から伸びています。
タチツボスミレ は どこにでも生えている 一番よく見るスミレです。よく似たスミレに ナガバノタチツボスミレや ニオイタチツボスミレがあり 識別は難しいが もう少し後から咲くようだ。 葉や花は 茎の途中から出てくる。葉は丸く先がとがり 少し光っています。
駐車場に車を止め、岩湧寺を通り抜け 岩湧の道を登る。
岩湧山に咲くネコノメの仲間がそろっている。まずは麓の湿地に咲く 「シロバナネコノメソウ]
岩湧の道に咲くコガネネコノメソウ。とっても小さい花ですが 鮮やかな黄色がきらり光っています。
大阪府の絶滅危惧種に指定されています。
水辺でタチネコノメソウも満開です。
ヨゴレネコノメソウ
ヤマネコノメソウも雨に濡れて鮮やかです。
ニシノヤマタイミンガサは やっと目を覚まして頭を出しました。「ヤブレガサ」とよく似ています。可愛い傘ですね。
「スミレのプリンセス」 ともいわれる「ヒナスミレ」は まだ冬眠中のようでした。もう少しして咲いたら ご紹介しますね。
ダイトレ尾根筋まで出て 今日の散歩は終わりです。春を迎え、小鳥たちが元気にさえずっていました。