晴れたら野山に出かけよう!

おいしい空気をいっぱい吸って 愛しい花や小鳥に会いに出かけよう

岩湧山早春

2015-03-26 19:13:27 | 花探索

今日はお天気は悪いが ちょっと岩湧山の花偵察に出かけた。麓の岩湧の森に着くまでに 山里の道端で可愛いスミレが咲きだしている。アオイスミレは シハイスミレとともに、スミレの仲間ではもっとも早く咲く。まーるい葉は少し毛が生えているので タチツボスミレのように葉がひかることはない。葉を広げる前は 奉書のようにくるりと丸まっている。 色はしろっぽいものや 可愛いピンクのものがある。

  

コスミレです。「コ」とつくが 小さくはないのです。タチツボスミレによく似た花だが 葉は地面から伸びています。

タチツボスミレ は どこにでも生えている 一番よく見るスミレです。よく似たスミレに ナガバノタチツボスミレや ニオイタチツボスミレがあり 識別は難しいが もう少し後から咲くようだ。 葉や花は 茎の途中から出てくる。葉は丸く先がとがり 少し光っています。

駐車場に車を止め、岩湧寺を通り抜け 岩湧の道を登る。

岩湧山に咲くネコノメの仲間がそろっている。まずは麓の湿地に咲く 「シロバナネコノメソウ]

岩湧の道に咲くコガネネコノメソウ。とっても小さい花ですが 鮮やかな黄色がきらり光っています。

大阪府の絶滅危惧種に指定されています。

水辺でタチネコノメソウも満開です。

ヨゴレネコノメソウ

ヤマネコノメソウも雨に濡れて鮮やかです。

 

ニシノヤマタイミンガサは やっと目を覚まして頭を出しました。「ヤブレガサ」とよく似ています。可愛い傘ですね。

 

 

「スミレのプリンセス」 ともいわれる「ヒナスミレ」は まだ冬眠中のようでした。もう少しして咲いたら ご紹介しますね。

ダイトレ尾根筋まで出て 今日の散歩は終わりです。春を迎え、小鳥たちが元気にさえずっていました。

 


急に春が来ました

2015-03-17 15:19:39 | 花探索

今日は 最高気温が21℃になるようです。一気に暖かくなりました。

庭の植木鉢から いろいろな草花が芽を伸ばしてきました。小さな庭ですが 外で過ごすのが気持ちよく、植物の植え替えをしたり 種を播いたり、体が自然と動きます。 サニーレタスは我が家ではとても重宝なお野菜です。プランターに秋まきしたのは成長も悪く、あまり収穫できませんでしたが 今種を播くとひと月もすれば大きくなって、毎朝葉をちぎっては新鮮なサラダになり 5株ぐらい植えておけば次々と葉が伸びて春中楽しめます。 

昨年たくさん植えたハーブは あまり活用できませんでしたが 1年経過して 少しそれらの性格を知ることが出来ました。以前からあるローズマリーはかしわのソテーなどに一緒に蒸し焼きにしたり お料理によく使います。ラベンダーは 今年はお花を見るだけでなく 箪笥の引き出しや タオルのケースに入れたりして 生活にも活用したいとおもいます。ハーブティーのために カモミールや レモンバーム、レモングラスは 今年も楽しみたいとおもいます。可愛い花が咲くコリアンダーやチャイブもこぼれ種から芽が出ています。

ツクシも土手で顔を覗かせています。今年は 春の花の開花が早そうです。


名残雪

2015-03-11 09:11:51 | 日記

3月11日  寒いですね。

4年前のあの大災害。そこに住む人の辛さは、まだまだ深刻な状態だ。この4年間で状態は 日々変化している。その生活の辛さの中で、体も心も疲れ切っておられる方がほとんどだ。 確実に老化があり 年老いた人は命が尽きていく方もおられる。 心安らぐ小さな部屋を 明日に夢を持てる毎日の生活を得てほしいが 個人の努力ではどうにもならない。  私たちは 何をすべきなんだろう。 東北の食材を買うこと位しか思いつかない。 「訪ねてきてほしい」 と言われているが いきなりどこを訪ねたら役に立つのか? 昨春行った時は 荒涼と続く地で 食事をすると言っても 老人2人 たくさん食べるわけでもなく ダンプカーやトラックが行きかう泥ぼこりのなかで 何することもできず帰路についた。 

一日中流れるテレビの番組は見るのも辛いものですが 私達はそれをしっかり見て その人たちの思いをしっかり受け止めて 政治に託したい。

今日は季節外れの雪が 終日舞っています。 寒さがこたえます。


コ(粉)アカミゴケ

2015-03-06 12:51:17 | 花探索

先日 古い集落を歩いていたら 風情のある景色に出会いました。小さな物置小屋は もう崩れかかっていましたが 土壁と檜皮の屋根で出来ており、その屋根の上に赤いきれいな苔の花が咲いていました。調べると 苔ではなく地衣類ということでした。どうかいつまでも崩れないで その姿を留めてほしいと願いました。