晴れたら野山に出かけよう!

おいしい空気をいっぱい吸って 愛しい花や小鳥に会いに出かけよう

今日は終戦記念日 76年の歳月を経て

2021-08-15 16:44:57 | 思うこと
昨日から テレビでは戦争の悲惨さを語る放送が繰り返されている。できるだけ見るようにしているが 中味が重いし あまりのむごたらしさに見ているのが辛くなる。 今、軍事大国では 核兵器よりも怖いAI爆弾が開発されているそうだ。AIが敵とみなすとすべて自由自在に攻撃して 爆弾を落とすというものだ。
毎年 同じような内容の放送かと思っていたら 今年は新しい取り上げ方が多かったように思う。フィリッピンに住む日本人のいきさつ 戦争に巻き込まれていき人間の死に慣れていく残忍さ  また別の番組では 捕虜にしたアメリカ兵を生きているのに解剖実験にしてアメリカ兵を殺してしまう医者、終戦間際の沖縄で逃げ惑う一般の人が壕の中で自決していく様、 人間としての感覚がマヒして 自分が生き抜くためにわが子を殺す母親 子供さえも生きるために地獄をさまよって生き延びた人々。どんなに辛く 怖かったことだろう。
こんなことを命令した軍人も又戦争という中で 正常な判断が出来なくなっていたのだろうか?
なぜ地球上から戦争をなくせないのだろうか? すべての国が 自国の領地を広げることは考えず、竹島も尖閣も北方領土も 世界共有の財産にしたら 核兵器の傘下に入ることなど必要ないのに。 
政府は 「戦争のない世界」をなどと言いながら なぜ核兵器禁止条約に調印しないのだろうか?