晴れたら野山に出かけよう!

おいしい空気をいっぱい吸って 愛しい花や小鳥に会いに出かけよう

2023年こどもの日

2023-05-07 10:29:54 | 日記

最近子供の声を聴くことが少なくなった。 私の住む住宅地、約500世帯の昨年度の自治会から支出した小学校入学卒業祝いがなんと1,000円となっている。入学、卒業併せて一人しかいなかったということか? 何かの間違いだろうかとまで思う。 少子化と言われて久しいがここまで子供がいないとは。 この住宅地は特別なのか? とも思うが 隣の住宅地を歩いてもどこも静まり返っているように思える。我が家も、ご近所もひっそりしている。子供たちが大きくなって この自然豊かな地から出て行った。 

GWの子供の日には次男一家が、それに合わせて長男も来るという電話があった。 次男一家は3月にやって来たし、孫たちも大きくなってそれぞれ忙しいので 今年は来ないだろうと思っていたのに急に元気が出て、あれこれ手料理を盛りだくさん。 お昼前、次男一家の車が到着。しばらくして 長男が大阪市内からバイクの後ろに高2の孫娘を乗せてやって来た。大学生の孫は京都でアメフトクラブがあるので姿は見せないが 孫が4人そろってみんな元気そうだ。 それぞれ学校の様子などを話しながらの食事だ。 いちばん下のちびが「公園へ行こう!」と云うと 持ってきたボールなどを抱え、居眠りしている次男を残して飛び出していった。 少し遅れて様子を見に行くと 長男と次男の孫(中1)がキャッチボールをし 小1の孫はボールを蹴りながら走り回ったり 大きなボールをジャングルジムの上にいるお姉ちゃんたちに投げては お姉ちゃんキャッチ! 上の高校生2人は ジャングルジムや 別の遊具の高いところに上って何やら楽しそうに話している。ママは草むらで虫を見つけると たちまちみんなで虫探し。 まあ元気なこと元気なこと。 今日の公園には 孫たち以外は誰もいない。 以前はどこにでもあった公園風景なのだが。

    

さんざん走り回った後は家に戻って たこ焼き作り。高1のお姉ちゃんは上手にたこ焼きを生み出していく。そのあとは 室内ゲーム。 中1が「おばあちゃんも一緒にしよう」と これまた難しい「人狼ゲーム」に誘ってくれる。優しく丁寧にルールを教えてくれるが おばあさんはなかなか理解できない。 小1は一丁前に 対等に参加している。よくこんな難しいゲームをこなすことだ。おじさん(50歳)も従妹(高校生)も平然と「ジュンペイ!」「リサコ!」と「呼び捨て」にされている。 臆面もなく友達だ。なんとのびのびと成長していることか。 おばあさんは料理担当と おこづかい奮発係だ。 私の友達が言った。「お小遣いをあげれるのもわずかな間だよ。自分で働くようになったらお小遣いなんかいらないんだから」と。 本当だ お小遣いを喜んでくれるのも一時のことだね。

      

こんな具合に子供の日が過ぎた。 


久しぶりの森林浴

2023-05-03 08:08:08 | 花探索

山登りというほどの自信はないが 爽やかな透き通った空気に誘われて友人と山に入った。 GWではあるが 平日とあって人は少ない。木漏れ日の中でさやさやと風にそよぐ新緑の木々。なんて美しい季節だろう。 「ツツドリ」が 「ポッポー  ポッポッー 」と啼いている。 どこかでキツツキが 「カタカタカタ」 と木をつついている。 「アカゲラ」だろうか? いろんな鳥の鳴き声に 何の鳥か識別できないが いかにも五月の森だ。

人知れず 森の中でひっそりと「クマガイソウ」も元気にしていた

「エビネ」も

「ヤマシャクヤク」

今日は絶好のお天気になるとの予報だったが お昼を過ぎても風は冷たく 「フデリンドウ」は蕾んだままだった。年寄り二人の山行の足は限りなくゆっくり。 それでも昼過ぎ下山した足はよろよろして身動きできないほど疲れ果てたが 欲が出て 「また来たいなあ」と話しながら帰路に就いた。