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おいしい空気をいっぱい吸って 愛しい花や小鳥に会いに出かけよう

カメラあれこれ-フィルムの思い出

2015-08-26 05:21:31 | 日記

以前は カメラには必ずフィルムをつけなければ 写真を撮ることが出来なかった。思えば 今までにどれほどのフィルムを 消費したことだろう。 ほとんどは フジフィルムの35ミリ、36枚撮りを使ったが 他に コニカとか コダック とかのフィルムも使った。 家族写真などはネガフィルムで写したが 山に行く時は ポジフィルムで写した。 現像されたフィルムを切り離してマウント台をつけて プロジェクターでスクリーンに投影して楽しんだり プリントしたりした。 ポジフィルムは 発色がきれいだったが少々高くついた。

これら なつかしいフィルムの思い出は もう昔の話になってしまった。20歳ころまでの写真は すべて白黒写真だったが 二十歳を過ぎたころからは カラー写真が一般的になった。現像されたネガフィルムは オレンジ色で 目で見ても何が写っているのかよくわからないが ポジフィルムは きれいな風景がそこに焼き付けられている。 若いころ 会社勤めしていた時は「写真部」に入り 教えてもらいながら 白黒写真は 暗室で現像、プリントしたこともあったが カラーの時代になってからは 写真屋さん頼みだった。ネガフィルムはプリントされ アルバムに貼られると そのあとは焼き増しのために少しの間はのこしておくが ほとんどは廃棄してしまった。ポジフィルムは 箱に入って保存している。

今使っているプリンター CanonPIXUS MP960(6年前に購入)では ネガフィルムも ポジフィルム も プリントできる。 ネガフィルムはほとんど残っていないが あのオレンジのフィルムから美しい写真が生まれるのに 感激した。 ネガもポジも プリント及び PCに保存することが出来る。 アルバムに貼ってある写真は プリンターを使ってスキャンすると 小さな小さな写真も驚くほど解像度がよく 大きなはっきりした写真が出来 当時がしのばれる。 たくさんある重いアルバムも デジタル化したいのだが・・・・・時間をかけて整理をしていこうか。 

今では 専門家や趣味以外は ほとんどデジタルカメラになって フィルムを使うことはなくなってしまった。 時代の変遷はめざましいですね。

 


カメラあれこれ

2015-08-23 16:21:22 | 日記

カメラのことを詳しく勉強したわけではないので ずぶの素人の雑記です。 私は昔から カメラはよく使った。 若いころから旅行や登山には必ず持って歩いた。初めて使ったのは 妹に借りた「オリンパスペン」 という小さなカメラだった。これは 35ミリフィルムを半分ずつ使って フィルム1本で72枚の写真を写すことが出来た。フィルム代を節約すると言う目的だったのだろう。 そのあと 「ニコマート」 という 一眼レフの中古カメラを買って 北アルプスへのお供にした。 結婚して 「ニコマート」 は 遊びに行った岩場で海に落としてダメにし そのあとは安いカメラで子供の写真を写した。動画は「フジカシングル8」という 8ミリカメラなども使った。 そのうち 「オートフォーカス」という画期的なものが出て いち早く ミノルタの「α7000」という一眼レフのカメラを買った。  今から15年ぐらい前には かかりつけのお医者さんが 行くたびに『「ニコンF80」のカメラがとてもいい』と。 待合室を飾っている海中写真に魅せられて つい買ってしまった。 しかしこれを買って間もなく 普通の家庭でもパソコンが普及し始めて 世の中のカメラは フィルムカメラからデジタルカメラの世界に変わって行った。 パソコンを知らない私は まさかこんな 「デジタルカメラ」の時代が来るとは夢にも思わなかったのだ。

 

そのころ 我が家でもパソコンなるものを連れ合いや息子は使っていたが 私は触ることもなかった。1995年にWin95が世の中にでて 一気に一般の家庭にも入ってきてパソコンが身近になり 2000年の春には各自治体が一斉にIT講習なるものをしたころから やっとWindowsのパソコンを自由に触るようになった。 しかし 私が 「デジタルカメラ」を買ったのは 2002年に自分用の「winXP」のパソコンを得てからのことだった。 それは 画素数が200万画素ぐらいの 今から思えばおもちゃのようなカメラだった。

これを使ってデジカメの便利さに目覚め 「写した画像をすぐに確認でき、フィルムもいらず 現像・焼き付け代もいらず 撮りたいだけ撮っても全くお金がかからず しかも保存はPCの中とあって場所も取らず」と 毎日毎日 道端の植物などを撮りまくった。 マクロ機能を使って写した雑草の写真は 今まで気づかなかった美しい世界を教えてくれた。 少し前に 思い切って購入した高価なフィルムカメラはほとんど使うことはなくなり 今も押入れで眠っている。 デジカメも それから2代目(Panasonicの ルミックス) 3代目(CanonPowerShotS2IS) と買い替えて 今は 「Canon Powershot S5IS」を使っているが これも購入して7年も酷使している。 

Panasonic LUMIXFZ10 レンズはLEICAです。 テレコンバージョンレンズをつけて

 

今使っているカメラ「Canon PowerShotS5IS」 7年酷使して、ガタが来ています。接写5㎜までできるのがうれしい。 

 

このたび 5歳になる孫の誕生祝をなににしようか迷ったが 我家に来るたびに 私のカメラをおもちゃ代わりに使っているのを思い 子供用カメラを提案したら 待ちきれないほどの喜びようで さっそく ニコンのカメラを購入した。このカメラは キタムラで 5年保証をつけて1万3000円ほどですが 私もほしくなるほどのカメラなんです。子供用にとてもわかりやすく作られていますが 画素数は1317万画素 水深10メートルまで対応の水中写真も撮れ 耐衝撃1.5mで振動に強く落としてもへっちゃら、 耐寒性能は-10度。  夜景も花火もいとも簡単に撮れ、いろんなお遊び機能が付いています。私用にも買おうかな? 

それにしてもカメラは 機能が高く、且つ 安くなりましたね。

 


晩夏の岩湧山で 絶滅植物「ムカゴソウ」見つかる

2015-08-17 13:54:07 | 花探索

今日の天気予報では お天気が不安定で 西日本も強い雨が降るとのことだが レーダーの画像では 午前中は大雨にならないだろうと 雨具を用意して岩湧山に向かった。登り始めてすぐに小雨が降りだしたが おかげで猛暑からは逃れられるが 湿度が高いので 汗が滴る。森の中は霧が流れ 幻想的な風景を呈している。1時間半ほどかかって山頂に着いた。 温度計は22℃。 雨はやみ 南の風がススキを強くなびかせている。広い茅原には人影は見えず イワツバメが気持ちよさそうに 風の中を大きく飛び回っている。

きょうは 花仲間から またまた新しい花が発見されたとの知らせに 出かけてきたのだ。 大阪府では絶滅したと記録されているムカゴソウが わずかに2株 ススキの根元に咲いていた。 思えばここ10年ほどの間に この広い茅原で 絶滅したとされている植物が 仲間の目で次々と発見された。 「ゴマノハグサ」 「ノカラマツ」 そして 「ムカゴソウ」  いずれも派手さのない渋い花だ。暑い時期に咲くので 登山者の目につくことがなかったのだろう。

大阪で絶滅したとされている ラン科の「ムカゴソウ」

 

これは 「ゴマノハグサ」 平成18年に発見された。 ゴマノハグサ科の花はたくさんありますが これは本家の「ゴマノハグサ」です。

2015年7月26日炎天下で撮影。

そして キンポウゲ科の 「ノカラマツ」 これは平成13年に発見された。 2015.7.26撮影

 

 霧の中で 「シシウド」も咲き始めた。今日の山頂です。

コオニユリの朱色がよく目立つ

珍しい「ハバヤマボクチ」は ずいぶん増えて ススキの中で頭をぐんと伸ばしている

アキアカネも飛び 秋の到来を告げている。残暑ももう少しだろうか?

近くの山々も流れる雲に隠され ただ涼しい風が心地よい。

 


秋の気配が

2015-08-16 09:55:50 | 日記

今年の例年にない酷暑も お盆の前に たっぷりの雨が降って 少し和らいだように思う。 暑い間は とても出かける気にはならず ついつい家に篭っていたが 早々と秋海棠が花をつけ 我が家の小さい庭にも秋の気配が感じられるようになった。

ワレモコウ と サルスベリ は 何故か今年はとても花つきがいい。 例年だとうどんこ病などがでて 葉は 白く粉をふいて汚くなり 花もきれいに開花せず 終わりを告げる。今年の花ごよみは ほとんどの花が例年より開花が早かった。

横道にそれるが 桃などの果物の生育も 例年より1週間は早かったし 収量はかなり少なかったようだ。 当地は 桃の生産地で 7月も20日を過ぎると 街のあちこちに直売所が出るのだが 今年は桃の不作で店は全く出なかった。 こんなことは 私の知るここ30年で初めてのことだ。有名な和歌山の荒川の桃も 今年は出荷時期が早くて 7月の末には どこの店も品物がほとんどなかった。 これからは 梨の時期になる。大淀町の大阿太高原は100年以上前からの梨の産地で 選外の梨を安くで手に入れられるのが楽しみだ。

ところが ワレモコウもサルスベリも 今までにないほど綺麗に咲いている。 今年は薬剤も散布しなかったのに どちらもぎっしり蕾をつけているのだ。 気温が影響したのか 雨の降り方が影響したのか 植物の生態の法則はわかりにくいものだ。 ともあれ まだ暑い日があるだろうが 秋の気配が見えて 大好きな果物の季節がやってくるのがうれしい。 秋が呼んでいる。 


涼しい滝畑で川遊び

2015-08-03 06:31:37 | 日記

ここ1週間の暑さは 今までに経験がないほどの猛烈暑さだ。夜も熱帯夜が続き睡眠不足。 昼間はできるだけ扇風機で我慢しようと思って、2台の扇風機をフル回転。買い物に出るのもうんざりする程で 家でごろごろしている。そんなところに孫から「遊びに行く」とtel。「川へ行こう。お弁当を作っておくから・・・・・・ 」 と返事をしたら 急に元気がでて 急いで買い物に。 冷蔵庫に詰め込まれた食品も早く食べなくちゃ とあれこれ。 果物もたっぷりね。

昼をすぎてやっと到着した息子一家と 自宅から30分ほどの滝畑へ川遊びに。ここ横谷は岩湧山一帯から流れてくる水を集め、岩盤の上をすべるように流れてくる冷たい水に子供たちは大はしゃぎ。 滝畑キャンプ場は 遠くからくる人々も多く賑っているが 駐車料1000円はちょっと高い。この林道はすぐ横に川が流れている。車を停められるところもわずかだが 無料で川遊びができるのはありがたい。 決してその環境を汚さないのは当たり前。どんな小さなゴミも残さないで美しい川をそのままに。

水の流れに身を任せたり 小さな魚や 沢ガニ、オタマジャクシを捕まえて大喜び。涼しい木陰で生気を取り戻したひと時でした。