晴れたら野山に出かけよう!

おいしい空気をいっぱい吸って 愛しい花や小鳥に会いに出かけよう

待ち遠しい桜の開花

2017-03-31 19:00:45 | 花探索

昨日 大阪市内でも 開花宣言がありましたが 我が家の近くの桜はもう少し時間がかかりそうです。今日はまた冷たい雨が降っていますので蕾は震えているようです。 開花は4月1日か?

膨らんだ蕾を探して


3/30(木) うずのしゅげ

2017-03-29 14:45:49 | 花探索

風もなく 穏やかな日になりました。お彼岸が過ぎると太陽も高くなって 庭にも陽が当たるようになってきたので花の様子が気になり 庭で過ごす時間が長くなります。 

「うずのしゅげ」ってなにかわかりますか? 宮沢賢治の童話に「おきなぐさ」というのがあります。岩手では オキナグサを「うずのしゅげ」と呼び 誰からも愛される花だそうです。 「うずのしゅげ」というほうがあの花の姿をよく表していると書かれています。「うずのしゅげとはなんのことかといわれても私にはわかったようなまたわからないような気がします。」と書かれていますが うずというのはおじいさんの、しゅげというのは髭のことなのでしょうか? 東北の人のやさしさが伝わるような名前ですね。私も 5月ごろ 日当りのいい草原に咲くオキナグサ を一度見に行きたいと思っていましたが 念願がかなうことはありませんでしたが 数年前にオキナグサの鉢植えが売られていたので迷わず買い求めました。花の文化園では たくさんのオキナグサが植えられていますね。栽培しやすいのでしょうか? あまりたくさんに咲いているので「夢の花」へのあこがれがそがれてしまいそうですが 環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。  私も鉢植えの種を採り 発芽した苗を友人たちにも分けました。 鉢植えじゃかわいそうな気がしますが 大切に育てて今年も花芽が大きくなってきました。 開花までもう少し、たのしみです。

 


ネットで見た写真の詳細情報を知る

2017-03-27 14:33:10 | 思うこと

私は パソコンを独学状態で学んだので 詳しいことはほとんど知りませんが 使っている時間はかなり長いと思います。いろんな失敗や経験をするうちに身についた知識で PCを使っています。そんな知恵の一つですが

ネットの誰かのblogで見た写真などで これはいつ写したものだろうか?と思うときがあります。お花の写真も 「これはいつ写したんだろう?」と思い プロパティーを調べると 「canonの○○のカメラで ○月○日 ○時○分に写したのだ」と分かります。私のblogの佐渡の写真は 2008年と2009年に出かけた時のものです。 例えば「オオミスミソウ」が咲くのはいつかな?と思ったとき その写真を自分のPCのデスクトップなどにコピーして コピーした写真の上で右クリックすると その写真のプロパティーを見ることができます。その中の「カメラのプロパティー」の詳細を見るとそのデータが表示されています。 ああ 2008年5月9日 13:10にこのようなシャッタースピードで 露出は・・・・とすべてが表示されています。最も私は コンデジで露出補正するぐらいで ほぼオート状態で写していますので こんな風に表示されても恥ずかしいのですが。 このカタクリの群落はいつの写真かな? と調べると ああ2009年4月29日だな とわかります。 

ところが ネットにアップされている写真で カメラのプロパティーが表示されない写真もたくさんありますね。 「プロパティーがありません」 と表示されるのです。それどころか コピーさえできない写真もありますね。これらは 何が違うのかな? と思っています。パソコンのOSの違いか、それともスマホとか タブレットとかでUPするとこのようになるのかな?  PCしか使っていない私はわからないのですが。

ともあれ 見せていただいた写真のプロパティーは勉強にもなりますね。 そして来年はこのころ行ってみようとか プランを作る参考にもなります。

 追: 写真の情報、Exifを消去できることを教えていただきました。 ネットで調べて簡単に消去できることがわかりました。なるほど。 まあ 私の場合は情報も大した意味がないので そのままにしておきましょう。


遅い春

2017-03-27 12:02:05 | 花探索

また寒くなりましたね。庭のお花も蕾を閉じてしまいました。 住宅地の桜の花もまだ蕾が固そうだ。 もう3月も27日だというのに。 本当にこんなに開花が遅れたことは最近ないですね。 バス停に咲く桜を見に行ってきました。 ああ 一部で少し色づいていましたが 全体に咲いてくるのは1週間先でしょうか。


春は 「カタクリ」 から

2017-03-22 09:43:13 | 花探索

毎年この季節は 早春の花に会いたくて 「今年はどこに行こうか?」と考えて来た。カタクリが一番春の知らせを持ってきてくれるような気がする。金剛山にも葛城山にもカタクリは群生していて十分に楽しめる。しかし 葛城山は保護されているため遠目にその群落を見る。金剛山は 園地以外は自然の状態で咲くので本来の姿でうれしいが 笹などの中に生えて圧倒的な群生という感じがない。ところが 北海道や東北地方に行くと 国道沿いにも 民家の裏にも咲いているが 低山の山肌を覆い尽くすようにピンク色で染まっている。たいていそこは自然を守る人々によって保護されているのだが 延々とカタクリが咲いていて その中にエゾエンゴサクやキクザキイチゲなどもまじりあって とてもきれいだ。また 北国のカタクリは 色が濃く鮮やかだ。そんな風景を見て「今年もカタクリに会えた」と春の喜びを感じる。私は 「桜」よりも「カタクリ」派だ。

今まで訪れたカタクリ地はたくさんあるが いろんな花も一緒に楽しめるのは 佐渡の「ドンデンヤマ」が 「おすすめNo1」  だ。 交通の便がちょっと悪いが 新潟までマイカーで行き 車はそこにおいて フェリーを使って佐渡の両津港に渡る。車をもっていかないのは フェリーの料金が高い割には 山歩きに車は必要ないからだ。 両津から ドンデンヤマまではライナーバスが日に2便出ています。とにかく色とりどりのお花がすごいです。見たい花は何でも見ることができるでしょう。 GWのころは まだ雪の残るところも多く 雪解けたところから咲き始める オオミスミソウ フクジュソウ カタクリ エゾエンゴサク キクザキイチゲ アオネバ渓谷ではニリンソウ シラネアオイ オオタチツボスミレ オオバタチツボスミレ スミレサイシン ウスバサイシン アマナ  もう色々な花が所狭しと 足の置き場もないほど咲いています。 野原にはオドリコソウが雑草のように咲いています。  とにかく素晴らしく すごい! につきます。 ドンデン山荘の周りは花だらけ。 10年ほど前に2回ばかり行ったのですが もっとゆっくり滞在して のんびり山歩きをすればよかった・・・・・ 

カタクリ

キクザキイチゲとカタクリが混じり合って咲く 

ナニワズ

ハシナガスミレ

スミレサイシン

オオタチツボスミレ

ニリンソウ

ミヤマスミレ

シラネアオイとニリンソウ

ヒロハアマナ

 エゾエンゴサク

ウスバサイシン

コシノカンアオイ

アラゲヒョウタンボク

 

オオミスミソウ

 

オドリコソウ

キクザキイチゲ

ザゼンソウ

コンロンソウ

シラネアオイ

ズダヤクシュ

タニウツギ

 

ルイヨウボタン

ヒトリシズカ

ああ とても紹介しきれません。

一人で行くのはつまらないけれど ここだけはもう一度行きたいなぁ・・・

 

余計なことながら 

金剛山の山頂付近には カタクリの群落がたくさんありますが「知る人ぞ知る」と言った感じですね。それらの地を 葉が消えたころ一帯を草刈り機で笹などの雑木を刈り取っておけば 来春は素晴らしいカタクリの群生地になるんじゃないでしょうか? 今よりもっと多くの人が 「カタクリの山」を楽しめると思います。 金剛山は私有地が多いので難しいこともあるのでしょうが、どこを歩いてもカタクリだらけの山になれば 登山者のみならずロープウェイで来た多くの人も幸せな気持ちになれるのでは・・・・ 


野の花の開花が遅れています

2017-03-20 16:03:00 | 花探索

この連休は暖かくなって 戸外へ出たくなりますが ここの所、坐骨神経痛に悩まされています。 「坐骨神経痛」って名前は聞いたことがありますが わが身に降りかかって来るとは・・・・  これはまた 歩くことができないほどの痛みです。しびれているというか 引きつっているというか だるいというか もうどうにもならないのです。 午前中はましなので 庭で花の手入れをするのですが 2時間もすると足が引きつってきて もう立っていられません。足をちょん切りたいほどです。 今年は山歩きはできないかも・・・・・ ああ~ん

せっかくお花が咲きだしたのに・・・・ 車なら何とか移動できます。 どうにもならない足を引きづって近くを一回り。今年は花の開花が遅れていますね。 期待した花はまだ咲き始めたばかり。 シロバナハナネコノメ、ヤマルリソウ、フザザクラはまだ蕾、エドヒカンザクラの蕾も固そうです。例年ならもう咲き揃うころなのに。 アマナ、スミレもまだちらほら。 1週間は遅れているようですね。 

カンサイタンポポ 

タチツボスミレもちらほら

ミツバツチグリ

棚田の土手にはアマナも咲き始め

今年はヤブツバキも花が少ないなぁ

シロバナネコノメ

 

 

 

 

 

 


赤ちゃんが生まれました

2017-03-20 03:44:34 | 日記

もう生まれてから14時間も経っているというのに まだ おっぱいをもらっていないんですって。 (0:56に生まれたのですが 入浴も授乳も「翌日から」なんだそうです。)小さな指を口に持って行ってお口をパクパクしています。何も見えていないのですが すこーし薄目を開けるようにしてもごもごしています。 おっぱいを飲みたいのでしょうね。

ガラス窓の向こうには 前日の夕方から生まれた赤ちゃん、女の子が二人、男の子が四人、昔のようにお猿さんのような子はいません。みんな端正な顔をしていますね。 

私たちにもあんな瞬間があったのですね。 昔は生まれてくるまで 男か女かわからなかったので 今よりもっと感動が大きかったかもしれません。 終戦前に生まれた私は 父にとって四人目の女の子だったので すこしがっかりしたでしょうか? でもきっと今も昔もこの感動は変わらなかったことでしょう。  窓から赤ちゃんを覗き込むどのおじいちゃん、おばあちゃん、お姉ちゃんも、みんなうれしそうです。 新しい家族が出来たんだものね。 tada、無事5人目の孫が生まれてきましたよ!

 


ショウジョウバカマ

2017-03-16 14:39:37 | 花探索

3月も半ばになった。 裏山の沢沿いの土手には 「シロバナショウジョウバカマ」が咲きだしただろう。

「ショウジョウバカマ」にはピンク色の花と 白い花の咲くものがある。 種の違うものに「シロバナショウジョウバカマ」というものもある。 これは どこか細身で楚々としていて 葉も薄く波打っていると言われるがわかりにくい。 金剛山や大和葛城山には たくさん「ショウジョウバカマ」が咲くが ピンク色の花が圧倒的に多い。 このあたりの里山には ピンク色も白色も咲く。3月の末には「シロバナショウジョウバカマ」が咲いて 4月になって「ショウジョウバカマ」のピンクや白色が咲きだすようだ。 どういう訳か渓流沿いに咲くのは「シロイロショウジョウバカマ」が多い。 滝畑の渓流や 高野山麓の谷筋ではこればかりだが 杉の植林地の林床にはピンクが多い。  そういう規則性があるのかどうか聞いたことはないが 体験的にそう感じる。

シロバナショウジョウバカマ

ショウジョウバカマ 白色花

 

 


3/15(水) 今の時期に思い出す野生の花たち-1 コバイモたち と ネコノメソウ の仲間たち

2017-03-15 17:19:28 | 花探索

せっかく花が咲き始めたというのに また 冬に逆戻りで 退屈して窓から外を眺めています。 

例年今頃になると 花散策の計画を立てたものです。 スプリングエフェメラルの一つ 「コバイモ」も渋い花です。日本各地にいろんなコバイモがありますがどれも絶滅危惧種で めったに見られないと思えば 現地にその花を見に行きたくなります。私が知っているのは 「ミノコバイモ」「コシノコバイモ」で それぞれ岐阜県や 新潟県まで その花を見たくて探しに行きました。いずれもほんのわずかに咲いているだけなので登山道で出会った感激は忘れられません。他に カイコバイモ、アワコバイモ、イズモコバイモ などがあります。イズモコバイモは 島根県でかなり群生しているようで 「イズモコバイモ祭り」が開かれるようですが 保護されて囲われて咲いているのは 少し興ざめです。山道を歩いていてふと見上げると崖の上に咲いていた というのが喜びもひとしおです。

ミノコバイモ

 

コシノコバイモ

 

これから咲く「ネコノメソウ」の仲間も 楽しいですね。

一番一般的なのが「ネコノメソウ」 これは岩湧山の近辺でも沢筋で見ることができます。 雑草のように咲くのは「ヤマネコノメソウ。可愛いのは「ハナネコノメソウ」「シロバナネコノメ」「キイハナネコノメ」 お花が黄色いのは「コガネネコノメ」「キバナネコノメ」「ヤマシロネコノメ」 他にもネコノメソウの仲間はたくさんあって 少しづつ違うようでマニアックな人は渋いこれらの花を求めてあちこちへ足を運びます。 ここでは 主だった花だけ紹介しましょう

「ハナネコノメ」は関東地方に咲き 西の地方は「シロバナネコノメ」が咲きます。金剛山や岩湧山に咲くのは「シロバナネコノメ」ですが 紀伊半島は境界線あたりになるのか両方見られます。 黄色い花が咲くのは この辺りでは「コガネネコノメ」で 私が探し求めて歩いたのは「ヤマシロネコノメ」は京都山城地方に咲き 「キバナネコノメ」は 愛知県に咲きます。どれもとても可愛い 水辺の好きな花です。 ネコノメソウ の名前の由来は 種子が猫の目のように見えるからです。

ハナネコノメ(和歌山にて)

 

シロバナネコノメ(岩湧山麓にて)

 

キイハナネコノメ (和歌山にて) は雄蕊がお花の中に納まっています

 

コガネネコノメ(岩湧山にて) 雄蕊が黄色いお花におさまっています

 

ヤマシロネコノメ(京都府にて)は 雄蕊が飛び出しています。

 キバナネコノメ(愛知県にて)

 

「ネコノメソウ」の種子

 

毎日が暇なので これからは今まで撮り集めた花たちをボツボツ紹介してみましょう 


3/12(日) 暖かい陽の光の中で ユキワリイチゲが花びらをいっぱいに広げています

2017-03-12 21:27:14 | 花探索

今日は朝から雲一つなくのどかな日差しが降り注いでいます。近くのユキワリイチゲの自生地まで足を伸ばしてみました。 オオイヌノフグリが サファイヤのように青いカーペットを作っています。 ああ、すっかり春が来たのですね。ユキワリイチゲは全開しないときは なんとも渋い色合いの花です。 それが日光を浴びると花びらを広げ 上品な薄紫の花弁の中に 黄色い雄蕊と緑の雌蕊があります。種ができるのは見たことがないけれど。 この花弁に見える花びらは萼片だそうです。ニリンソウもそうですね。キンポウゲ科の花はこのように萼片が花びらのように見えるものが多いですね

 


3/10(金) やっと3か月・・・・    「スプリングエフェメラル」

2017-03-10 15:25:41 | 花探索

独りぼっちになって3か月たちました。 日差しはだいぶん春めいて 庭のあちこちから春を待っていた草花が芽を出してボツボツかわいい花が咲き始めています。

真っ先に花を咲かせるのはセツブンソウです。 10年ぐらい前に篠山の自生地で購入した苗が少しづつ増え 毎年かわいい花をつけます。 石灰質の土地に咲くそうで 初めて見たのは伊吹山のすそ野や3合目あたりで自生していました。 以前は藤原岳に咲くのが田中澄江の花の百名山で紹介されていましたが 関東地方や 丹波地方などでも各地に咲いて セツブンソウ祭りなどが開かれているようです。 花後の種をあちこちにおすそ分けして 今では友人の家でも咲くようになりました。

 

同じ地に少し遅れて咲くのが「ミスミソウ」。 葉の形が 三角形をしているのは「ミスミソウ」。同じような花で 葉が丸みを帯びているのは「スハマソウ」と呼ばれているようです。これらの花を園芸店では「ユキワリソウ」と言って売ってますが 本当の「ユキワリソウ」は高山で初夏雪を割って花が咲いてくる桜草のような花です。夏の高山に咲く「ハクサンコザクラ」によく似ています。 ミスミソウは太平洋側では白色で 清楚な白い花が金剛山でも自生しています。「オオミスミソウ」は新潟など日本海側の山野に自生していて 色もカラフルで 園芸家によって どんどん新しい花が作られているようですが 私は真っ白な「ミスミソウ」が好きです。

ミスミソウ

 他に 今咲き始めたのは 「ユキワリイチゲ」 これも 雪を割って咲くという名前がついていますが 岩湧山麓でもあちこちに小群落を作って咲いています。以前そんなところが道路工事で全滅しそうになったので 花仲間と一緒に移植しましたが 移植先では 自生しているものほど元気には育たないようです。 

ユキワリイチゲ

そして 「セリバオウレン」は 今真っ盛りです。直径1センチほどの繊細な花ですが とてもかわいい魅力的な花です。亜高山には「オウレン」はいろいろあります。「ミツバオウレン」「キクバオウレン」「セリバオウレン」「コセリバオウレン」「バイカオウレン」 など。オウレンは 漢方薬に使われるそうで山間で栽培されていたようです。 岩湧の近くに咲くセリバオウレンも 昔 周辺で栽培したものが野生化したのではないか とも言われています。 何はともあれ 本当にかわいい花です。 雄蕊だけの雄花、中心に雌蕊もある両性花。雌蕊だけというのは見たことがありません。「コセリバオウレン」は 熊野地方のあちこちで見ることがあります。花はこころもち小さいようですが 葉はとても小さくて華奢です。 熊野地方や紀伊半島の山間部では 「バイカオウレン」も見ることがあります。

セリバオウレン雄花

両性花

「スプリングエフェメラル」 と呼ばれる早春の花ですが スプリングエフェメラル というのは 早春に芽を出し花を咲かせ 種子ができると 跡形もなく消えてしまい 地中で来春を待つ植物で セツブンソウ ユキワリイチゲ カタクリ ニリンソウ イチリンソウ フクジュソウ エンゴサク アマナ などをいい、常緑の葉が残るセリバオウレン や ミスミソウは スプリングエフェメラルではありません。 この辺りでは見ることがありませんが 雪国に咲く「キクザキイチゲ」 や 「アズマイチゲ」も スプリングエフェメラルです。 スプリングエフェメラルとは 「春のはかない命」という意味のようです。どれも1センチほどの小さな花で 余計に魅力的に思えてきますね。そうそう これらの花で カタクリ、アマナ、エンゴサク以外はすべてキンポウゲ科の植物です。キンポウゲ科は 他にもたくさんの素敵な花があります。  クリスマスローズ レンゲショウマ シラネアオイ オキナグサ カザグルマ クレマチス 等 他にもいっぱいありますが 人気の花が多いです。 田んぼや川べりに生えている あの黄色い「キンポウゲ」(ウマノアシガタ)とは 印象がずいぶん違いますね。 外国では「バターカップ」と呼ばれているのだそうです。キンポウゲ科の花は 毒のあるものが多いのでご用心。 最たるものは トリカブト。


3/1(火) 自分を褒めてあげよう

2017-03-01 08:01:22 | 思うこと

これまで どこか自分は劣等感が強い。 いろんなことで劣等感にさいなまされる。それをなんとか打ち消そうとする自分がもがいている。

昨日 32年間経営してきた自営業の幕をほぼおろすことができた。 夫は50歳になって脱サラ、自営業としての仕事を私と二人でしてきた。会社を設立するときも あれこれ勉強して 司法書士などの世話にならず苦労して立ち上げた。 お金がなかったから 少しでも無駄な経費を使いたくなかったのだ。 それ以来 私は経理担当で税務処理をこなしてきた。 普通高校を卒業した私は 経理や簿記と言ったものは全く知らなかったので NHK学園の通信教育を使って勉強し 何とか簿記の意味が分かり 最初の10年ぐらいは税理士さんに世話になったが あとは税務署に教えてもらいながら毎年決算書を提出してきた。1年間の出納を1円の違いもなく会計処理をして青色申告書を作成するのは苦労の連続だった。 そして 昨年夫が倒れてからは後継ぎのいない会社を早くきちんと閉鎖したいと法務局へ足を運んだ。それまでにも 何度も会社を閉鎖する手続きの仕方を調べて来ていたが 会社の経営状態は 返済することができないほどの多額の借入金があったので その処理をどうしたものか?  もう抜きさしならなくなって 夫の生存中になんとかかたをつけておきたかった。

夫がなくなり いつまでもそのままにしておけないので 何度も税務署を訪ね 親切に指導していただき昨日やっと 「清算確定申告」を済ますことができた。 税務署の方は 「長年にわたってよくこれだけのことを一人でやってきましたね。すごいことですよ。」と褒めてくださったら涙が込み上げてきた。 そうだよね、、、 本当によくやってこれたよね。 私以上に頑張り続けた夫が 私を見て微笑んでくれている。 

他人から褒められたことといえば 夫と最後の1年間 退院後の半年間は一時も離れずに看護、介護を続けた。辛いとも苦労だとも思わなかった。気管切開をしていたので 何も話せず 食べれず 動けない夫が どうしたら少しでも楽に過ごせるかとだけ考えて過ごした。 多くの方から「よくやるねぇ」とほめていただいた。褒めてもらうようなことではないが 自分に出来るだけのことはやった という思いはある。 

あと 法務局に最後の手続きに行かねばならないが 形式にのっとった書類を作成して提出するだけですべてが完了する。 もう一息。

昨日、税務署の職員の方に褒めていただいたことを胸に あまり卑下ばかりしないで 胸を張ってこれからの日々を過ごそう。