急に右目が全く見えなくなって びっくりしました。 曼荼羅桜を見に行った次の日のことでした。 午前中は 前日の疲労が取れず 目の飛蚊症が多くなって見えにくいなぁ と思っていた矢先のことです。 午後になって 右目が全く見えないのに気づきました。光はわかるのですが 目に濁ったカーテンをかけられたようで 黒い墨流しのようなものが手で払っても払ってもウロウロしています。
車は運転できないので夕方を待ってご近所のご主人にかかりつけ医に連れていってもらい 血圧を測ると230という 今までに経験したことのない数値です。すぐに眼医者さんに。検査の結果 眼底で出血しているとのことです。 出血を止め、血管を強くするというお薬を処方してもらい一日様子を見ましたがほとんど改善は見られず、次の日紹介状を持って大学病院へ。 ここでもいろんな検査をして 同じような診断でしたが 「目の出血は 少しずつ体内に吸収されていくだろう」ということで どれだけ心が軽くなったことか。 また同じお薬をもらい 入院したつもりで自宅でじーっと安静にしていました。左目は 昔大病した後遺症で不自由ではあるものの いつも通り見えているので 食事を作ることが出来ました。お買い物は少しご近所に頼みましたが 冷蔵庫に沢山の食材があったのでそれらでしのぎました。 少しづつ右目のカーテンの濁りが薄くなってき 毎朝「今日はどれくらい見えるかなぁ」と自分で試してみるのですが 今まで見えなかった外の景色も少しずつはっきりしてきて希望が持てました。 そして1週間目に再受診しましたが かなり症状が改善されていて 「もう大丈夫だ」 とどれほどうれしかったことか。 今度は2週間後の受診を予約して帰宅。 かかりつけ医に血圧の薬を増やしていただいて かなり正常値に近くなりました。
ご近所の方が「お互いさんだから」と 本当にお世話になりました。 病院への送迎、お買い物、そして時々顔をのぞかせてくださいます。山仲間、PC仲間もいろいろ案じてくれます。 それらがどれほどうれしく 心強く 感謝でいっぱいです。 この際 多くの方に甘えさせていただきました。 blogでご心配いただいた方にも感謝です。 本当にありがとうございます。 しばらくは謹慎中ですが 庭で励ましてくれた花たちと日々を過ごします。エビネ が満開になり セッコクも花をつけています。