穏やかな日々が続く。 何よりありがたいことだ。
まず体調は好調だ。 80歳を目前に若い時のようにはいかないが どうにもならない身体の不調はない。 どこと言って痛いところもない。 そそっかしく転んで 膝は傷跡だらけだが、
毎朝野菜のスムージーを作る。庭のプランターに植えた小松菜 イタリアンパセリ walkingの途中で摘んだ三つ葉などを70gぐらいは使っている。そこに150cc程の豆乳に手作りのジャムをたっぷり入れると おいしい栄養たっぷりのジュースが出来る。これを毎日飲み続けている。
そして 近所の友人とwalking。天候やそれぞれの予定などお休みの日も多いが 事情が許す限り出かける。平均6,000歩ぐらい。山の斜面に作られた住宅地に住んでいるので 出かける道はほとんどが坂道だ。春にはあちこちで桜が咲き ハクモクレンの大木が枝いっぱいに花を付ける。今は新緑に包まれ 暖かくなるほどに野生の花も咲く。野鳥にも出会い 小鳥たちが大きな啼き声で春を謳歌している。 農家の畑が広がり もうすぐ水田に変わる。農園で精を出す人々。遠くに岩湧山や金剛山が私を招いているが もう山には自信がない。
右端の山が岩湧山です
ハクモクレンの大木
新緑と金剛山
GWには孫たちが来て 近くで 蕨を初め ヨモギ ノビル イタドリ 山蕗 を摘んで 山菜尽くしの食卓が出来た。
わらびのあく抜き
又翌日は岩湧山の千石谷を歩いてきました。滝畑は無料の駐車場所が少ないので かなり手前から歩き始めたら 往復20,000歩にもなってくたくただったが 緑の山道はエビネ コケイラン 他 希少な植物が咲き 渓谷は奥入瀬渓流さながらの美しい谷筋だ。
千石谷の新緑
出迎えてくれる花たち
一昨日は 高校を卒業して就職した同期入社の友人4人で 難波に出て食事をした。 80歳を前にしてそれぞれ辛い事情も抱えているが 一気に昔に戻って話が弾む。楽しいひと時だった。
そして 昨日は 天野山に「ギンリョウソウ」が足場もないほど咲いていると聞いて出かけた。 詳しい場所は聞いていなかったが 見つけたときの喜びは大きかった。まさしく足の踏み場もないほどだ。
天野山まで来たついでに 夫が生前購入していた小さな墓地の名義変更の手続きをしておかねばと近くにある霊園に立ち寄った。夫の遺骨は 今は私のそばにある。 私が亡くなったとき 一緒に埋葬してほしいと子供たちには言ってある。私は大きな墓はいらないと考えている。 二人の遺骨が入るだけの大きさでいい。そして 墓碑もできるだけ簡素なものがいいと思っている。そのことを 霊園に出向いていた石屋さんに話すと 私の「思い通りの墓」が作れますよ と言ってくださった。 その小さな墓地は 霊園の中でもとりわけ目の前に金剛山などの山々が広がり 緑だけの世界だ。 私のイメージ通りのお墓が作れるのなら そろそろお墓を作って 夫の遺骨を納めようかという気になって 自宅に戻ってから石屋さんに電話してお願いした。 これで 私が亡くなったとき 子供たちにあまり世話を懸けないで済むだろうと思うと 心が安らいだ。
私の望む墓地です
昨日夕方 次男が妻と孫と一緒にケーキを持ってきてくれた。母の日の贈り物のようだ。 「こんな大きなケーキは一人で食べれないよ」 というと「切り分けで食べて 残りは冷蔵庫に入れておいたら日持ちがするから」とのこと。 いつも優しい心遣いに感謝。
そして 今東京の友人から母の日でバラの花束が届いた。 びっくり! 会社に勤めていた時の友人で 今までも何かと心づくしの贈り物を頂いてきた。 申し訳ないやら うれしいやら。
夫の遺影の前に飾りました
夫がいないのが寂しいが なんとおだやかなうれしい日々だろう。 皆に言い尽くせぬ感謝です。
ありがとう!!